キンタロー。が女子高校生ダンス部の奮闘に感動した話〈AKB48 / 初日〉
キンタロー。さんが語る、人生を励ましてくれたドライブミュージックたち
今月選曲を担当するのは、お笑いタレントのキンタロー。さん。超ハイテンションな歌ネタのレパートリーも多い彼女に「ドライブと音楽」にまつわるエピソードや、ブレイクネタの誕生秘話、自身の「芸」にかける思いをたっぷりと語っていただきました。
第1回はドライブ中によく聴く曲と、先日出演した高校生ダンス大会にまつわるエピソードをご紹介。
音楽好きの著名人たちが、月替わりで自動車やドライブにまつわる音楽との思い出とともに至高のドライブミュージックを4曲紹介します。
1. AKB48 / 初日
高校生ダンス部とのコラボで「一生懸命」の尊さを再確認
この曲のエモさはドライブにぴったりだと思います。疾走感もあるし、青春って感じもしますよね。ドライブ中は結構アップテンポな曲をかけるのが好きで、他にはThe Offspring「Pretty Fly (For A White Guy)」、ブリトニー・スピアーズ「Baby One More Time」、HoneyWorks「可愛くてごめん」もよく聴きます。あと最近は子供がハマってることもあって、BLACKPINKのロゼとブルーノ・マーズのコラボ曲「APT.」もよく聴きます。
青春といえば、4月に放送された『カギダンススタジアム 芸能人×高校生ダンス大会』(フジテレビ)に私も出演させてもらったんです。芸能人が高校のダンス部に入って3か月猛練習して、スタジオでダンス対決する番組で、私は千葉敬愛高等学校のみんなと一緒に踊ることになったんですね。この「初日」は、私たちが練習しているシーンで流れていたんですよ。
私はSNSで出演番組とかの「感想エゴサーチ」を結構しているので、この時もしてみたところ、熱心なAKBファンの方々が「テレビで『初日』が流れてる! 」とか「マジで名曲」みたいに、すごく喜んでくれていたんですよね。それで久しぶりに聴き返してみたら、自分でも改めてすごくいい曲だなと思って。「女の子が努力を重ねてやっとステージに立つ」というストーリーの歌詞がいいんですよ。
千葉敬愛高等学校のみんなからは、一生懸命がんばることの尊さを思い出させてもらいましたね。練習でも全力で踊っている彼女たちの姿がキラキラ輝いてたんですよ。日常の中ではいろいろと流しちゃうこともあるけど、それじゃダメだなって。残念ながら優勝はできなかったんですけど、全力を尽くしてなかったら悔し泣きもできないですもんね。
私が高校生だった頃は、一生懸命なことが少しかっこ悪いという雰囲気があったんです。でもそれはまったく恥ずかしいことじゃないし、かっこいいことだよなと再確認しました。その心境に「初日」がすごくマッチしたんです。
私も自分が目指す芸人像に向けて一生懸命頑張っていきたいですし、賞レースにも打ち込んでいたので、女芸人No.1を決める『女芸人No.1決定戦 THE W 2024』の決勝に行けたのはうれしかったですね。新しいネタでウケるとうれしいんですよ。(スーパーマリオシリーズに登場する敵キャラの)ドッスンのモノマネも、「ドッスンに似てるよね」と何人かの友達から言われたことがあって、いつかやりたいなと思ってたんです。やってみようかなと思うタイミングがきたんで、SNSに投稿してみたらめっちゃ反響があったんで「やっぱり私ドッスンに似てるんだ」と実感しました(笑)。やっと形にできた気持ちよさもありましたね。
JAF会員限定 キンタロー。さんの直筆サインをプレゼント
キンタロー。さん直筆の「わたしのドライブミュージック」特製サイン色紙を、抽選で3名様にプレゼントします。
- 応募締切:2025年7月4日(金)
※2025年7月4日に応募を締め切りました
- ※オークションサイト、フリマアプリなどでの転売を禁止します。
キンタロー。さんがドライブ中に愛聴するアーティストの楽曲を紹介!
1曲目 キンタロー。が女子高校生ダンス部の奮闘に感動した話〈AKB48 / 初日〉
2曲目 キンタロー。大ブレークネタ「フライングゲット」の誕生秘話〈AKB48 / フライングゲット〉
3曲目 失恋でボロボロになったキンタロー。を救った名曲〈DJ OZMA / 疾風迅雷~命BOM-BA-YE~〉
4曲目 キンタロー。がアンミカの影響で買ったボルボと愛犬の思い出〈桑田佳祐 / 明日晴れるかな〉

キンタロー。
愛知県岡崎市出身。関西外国語大学短期大学部卒。大学時代に始めた競技ダンス(ラテン)で全国4位の成績を収める。その後、社交ダンス講師、OLなどを経て、2011年松竹芸能タレントスクール入学。2012年4月、30歳にしてピン芸人としてデビュー。デビュー1年で、前田敦子さん、光浦靖子さんなどのものまねネタでブレイクを果たす。その後ものまねレパートリーやギャグを増やしながら、2児の母になり日々子育てと仕事に奮闘。精進しつつ、2024年春に12年間在籍してきた松竹芸能を卒業し独立。
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