村上佳菜子とジャスティン・ビーバー
聞き手・構成=張江浩司 / 編集=赤井大祐 / イラスト=本 秀康

村上佳菜子が憧れる、世界的大スターとのある共通点〈ジャスティン・ビーバー / Baby〉

プロフィギュアスケーターの村上佳菜子が自動車と音楽にまつわる思い出を紹介!
村上佳菜子

今月選曲を担当するのは、プロフィギュアスケーターで、タレントとしても活躍する村上佳菜子さん。初回は、大ファンだというジャスティン・ビーバーへの思いと大好きだという楽曲を紹介していただきます。さらに、実は自動車で過ごす時間が長いフィギュアスケーターとしての、車内での過ごし方なども教えていただきました!

音楽好きの著名人たちが、月替わりで自動車やドライブにまつわる音楽との思い出とともに至高のドライブミュージックを4曲紹介します。

目次

1. ジャスティン・ビーバー / Baby

フィギュアスケーターはクルマの中でのリラックスが上手?

中学生のときに、たまたまアイスショーで他の選手と一緒に滑ったことがあり、そこで使ったのがこの曲、ジャスティン・ビーバーの「Baby」でした。そのときにジャスティンのことを知って、すぐに大好きになったんです。部屋にポスターを貼って、CDもグッズも買っちゃうくらい! お父さんのクルマに搭載されていたハードディスクにこの曲を勝手にダウンロードしていつも聴いていました。

ジャスティンはカナダ出身なので、アイスホッケーをやるんです。今でもたまにやってるらしくて、共通点があるみたいでうれしくなりました。だって、氷の上で滑ったことがある人って意外と少ないじゃないですか。

ジャスティンのことは実はまだ生で見たことがないんです。以前、ジャスティンが日本でライブをすることになって、がんばってチケットを取ったことがありました。すっごい楽しみにしてたのに、なんとその日に、振り付けのために私がアメリカに行くことになり、入れ違いになっちゃったんです。それ以来、ライブの機会もないままなので、いつかは会いたいです。

競技選手時代はアメリカに行くことも多く、海外でも基本的にはクルマ移動でした。だいたい現地のラジオを流していたんですが、海外のラジオって、なんだかおしゃれじゃないですか(笑)。リアーナとかビヨンセがごく自然にかかっていて、それを聴くのが楽しみでしたね。「やっぱりアメリカにはビヨンセが合うな」なんて思ったり。

フィギュアスケートは小さい頃から始める人が多いし、リンクが家の近くにあるなんてことはまれなので、クルマでの移動がとても多くなるんです。だからクルマでの過ごし方がすごくうまくなるんですよ。寝るときはシートベルトの平たいところにほっぺたをうまいこと置いて、枕代わりに首を支える、みたいな技を習得したり。

寒いリンクにずっといるから、あったかい汁物が食べたくなるんです。それをクルマでの移動中こぼさないように体幹で踏ん張るんです。段差とかで揺れそうなタイミングを見計らってちょっと腰を浮かしたり(笑)。選手としてのキャリアを重ねると同時に、クルマの中での過ごし方のスキルも上がっていきます。スケート選手はそれぞれ、クルマの中で疲れを癒やす方法を持っているんです。

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村上佳菜子

むらかみ・かなこ 1994年愛知県生まれ。2014年ソチオリンピックに出場、同年の四大陸選手権で優勝。2017年に競技生活から引退。現在はプロフィギュアスケーターとして活動するほか、タレントとしてテレビやイベントでも活躍中。

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