永野が数十年かけて探し出した高速運転時の絶対オススメ曲〈ザ・プロディジー / Breathe〉
お笑い芸人の永野さんがドライブ中に聴いてきた音楽を4曲紹介!
音楽好き芸人として名高いお笑い芸人の永野さん。今回はたくさんの音楽遍歴の中から永野さんが「一番高速道路の運転に合う」と太鼓判を押す英国のバンド、ザ・プロディジーを推薦。
音楽好きの著名人たちが、月替わりで自動車やドライブにまつわる音楽との思い出とともに至高のドライブミュージックを4曲紹介します。
3. ザ・プロディジー/ Breathe
高速道路の運転には適度な緊張感と高揚感こそが合う
高速道路を運転するときにみなさんは何を聴いてますか? ラジオですか? 音楽ですか? 自分は基本的に洋楽なのですが、何十年もかけて高速に適した音楽を探しました。そして現時点での答えが出ました。ザ・プロディジーです。
高速を走っていて単調な景色が続くと注意が散漫になりがちですが、そういう時にプロディジーを流しておくと明るい刺激が続き、そのビート感がドライブの楽しさを盛り上げてくれます。適度な緊張感と高揚感こそが高速道路ドライブには合ってるんです。自分はこの三菱・eKワゴンで東京から大阪に行ったこともありますし、はっきり言って音楽が、プロディジーが鳴ってなかったらなかなかハードだったと思います。
日本でのプロディジーの評価はあまりにも低いと思います! 自分はロック史においてもかなり重要なグループだと思っています。実はバラエティ番組で景気のいい場面でプロディジーがかかることがよくありますし、ここぞという時は結局プロディジーなんですよ。ドライブとしてのここぞとはつまり高速道路。
「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」の企画で、山崎邦正さんが一番ハマったネタを決める「山-1グランプリ」(2009年)で優勝したことがあるのですが、賞品が箱根の旅館の宿泊券でして、実際に旅館に行って写真を撮ってきてくださいと言われ、やはり三菱・eKワゴンで行きました。その時はプロディジーの3rdアルバム『The Fat of the Land』に入っている「Breathe」を繰り返し聴いた記憶があります。2021年にウータン・クランのRZAがこの曲のアップデートバージョンを手掛けましたが、そちらもカッコよくてドライブにはオススメです。ラッセンのネタ音もいつかRZAにいじってほしい!
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永野
ながの 1974年9月2日生まれ、宮崎県出身。1995年、ピン芸人としてデビュー。「ゴッホとピカソに捧げる歌」などのシュールなネタで注目を集め、“孤高のカルト芸人”として人気を博す。ロックフリークとしても注目を集めており、YouTubeチャンネルでの音楽トークも反響を呼んでいる。2021年に著書『僕はロックなんか聴いてきた~ゴッホより普通にニルヴァーナが好き!~』、2023年に『オルタナティブ』を刊行。
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