デコトラ仕様のハイゼットをはじめ最新カスタムカー5台を徹底紹介!|自動車交通トピックス
文=萩原文博

ド派手なデコドラ仕様の軽トラをはじめ「暮らしをおもろくする」5台のカスタムカーを出展!

ハイゼットのデコトラからムーヴ♯ootdまで! ダイハツが見せる新しいカスタマイズの世界

国内最大級のカスタムカーの祭典「東京オートサロン」が、千葉県にある幕張メッセで2026年1月9日~11日の3日間開催される。東京モビリティショーとはひと味違うド派手な車両が所狭しと並ぶ人気イベント。ダイハツも2026年はド派手な出展概要を発表した。

目次

「暮らしがおもろくなりそう」なカスタムカー5台を展示

ダイハツはカスタムカーの祭典である「東京オートサロン2026」に、グループ一丸となってトヨタ自動車とともに北ホールに出展する。今回の出展では、ダイハツのコミュニケーションワードである“わたしにダイハツメイ。小さいからこそできること。ちいさいことからひとつずつ”のもと、「わたしにぴったり」「暮らしがおもろくなりそう」と思える「ダイハツメイ」を体現したカスタマイズカーとモータースポーツ車両を出展する。

カスタマイズカーは、わくわく・おどろきを詰め込んだ軽商用車を2台、ドレスアップの方向性を提案する軽乗用車を3台の合計5台。

ひと際目を引くハイゼットのデコトラ!

ハイゼットのデコトラ仕様のド派手なスタイリング

ド派手な装飾が施されたデコトラ仕様の「ハイゼット トラック PTO ダンプ 大発命」

ハイゼットのデコトラ仕様のド派手なスタイリング

「ハイゼット トラック PTO ダンプ 大発命」の荷台は持ち上げると輪投げの的になる

軽商用車の1台目は「ハイゼット トラック PTO ダンプ 大発命(ダイハツメイ)。これは世代を超えて、人の輪を繋いで笑顔に。暮らしをおもろく、ユーザーを元気にしたい」との想いを込めたデコドラ仕様だ。

オリジナルシートデッキキャリアには、光るダイハツロゴを設定。荷台には歴代ハイゼットをモチーフとしたパネルを配置し、持ち上げると輪投げの的になる加飾をしている。加えて、手書きの吸入ガス発動機やミゼットのイラストでダイハツの歴史を表現。そして内装は歴代のハイゼットに加えて、ダイハツやハイゼットにゆかりのある大阪府池田市の花「さつきつつじ」。動物「ウォンバッド」。大分県中津市の花「さつき」をモチーフとしたデザインを採用している。

荷台がスライドする拡張機能を持つパネルバン

「ハイゼット トラック パネルバン EXTEND 3」の外観写真

停車中に荷室をスライドさせてフロアの延長ができ、さまざまな使い方に対応可能

軽商用車の2台目は「ハイゼット トラック パネルバン EXTEND 3」。軽トラックの可能性を広げ、荷室拡張機能によってアウトドアシーンを楽しいものにすることを追求して開発された。停車中に荷室をスライドさせて、フロアの延長ができるので、休憩など、様々な使用シーンでの利便性が向上。また荷台下にオリジナルサイドパネルを装着したことで、荷物の積載量が増加している。

ムーヴベースの「クール」と「カジュアル」仕様

「ムーヴ クロメキ」の外観写真

ボディーカラーや内装にマットグレーを採用し、落ち着いた大人のカッコ良さを追求

「ムーヴ♯ootd」の外観写真

“気軽なお出かけ”をカジュアルな内外装で表現した「ムーヴ♯ootd」

続いて軽乗用車。1台目は「ムーヴ クロメキ」ムーヴをベースにダークトーンにこだわった内外装を採用し、落ち着いた大人のカッコ良さを追求している。フロントバンパーガーニッシュやフロントロアスカートなどダイハツの純正用品に加えて、光るフロントグリルとリアガーニッシュで洗練された質感を演出。さらにボディーカラーや内装にマットグレーを採用。加えてインテリアにスウェード調素材を使用することで、質感の高いダークトーンを追求している。

2台目の軽乗用車は、「ムーヴ♯ootd(オーオーティーディー)」。ootdとは「Outfit Of The Day」の略で「今日の服装」や「今日のコーディネート」を意味する。ムーヴベースのカスタムカーで“気軽なお出かけ”をカジュアルな内外装で表現している。カップホルダーパネルやセンタークラスターパネルなどダイハツ純正用品に加えて、オリジナルのフロントグリルやデニム調のインテリアで気軽なお出かけを演出。オリジナルブルーとホワイトのツートンのボディーカラーでカジュアル感を追求したモデルだ。

クロムメッキで迫力のフロントフェイスに!

「タントカスタム クロメキ」の外観写真

フロントグリルとリアガーニッシュで洗練された質感を演出した「タントクロメキ」

そして3台目が都会の夜に似合う迫力をフロントフェイスなどで表現した「タントカスタム クロメキ」。バックドアスポイラーやスカッフプレートなどのダイハツ純正品に加えて、光るフロントグリルとリアガーニッシュで洗練された質感を演出。さらにグレートパープルのインテリアで都会的で上品な艶感を表現したモデルとなっている。

モータースポーツ車両の詳細は発表されていないが、ターボエンジン+MTを搭載した軽ベーシックカーのミライースと予想する。デコトラという究極のカスタマイズでダイハツは東京オートサロンに新たなムーブメントを提案する。

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