撮影=荒川正幸

ローバー・ミニ(初代) フォトギャラリー #08

旧車レンタカーのローバー・ミニは、きびきびした走りとコンパクトなボディーで、市街地をスイスイと走れる心地よさがありました。ここでは、そんなミニの魅力を写真で紹介します。

目次

機械とは思えない愛らしさが特徴の、ミニのエクステリア

ミニのフロント部分

試乗したタータンの外観は、ベースとなったメイフェアというグレードとさほど変わらないシンプルなもの。一方クーパーは、フォグランプが装備される。
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ミニのテール部分

ミニ タータンのテール部分。ぷっくりと下ぶくれしたトランク部分が愛らしい。
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ミニ タータンの側面

オーバーハングがほとんどなく、長いホイールベースが目立つ。無駄のない設計が小さいボディーに広い室内をもたらしている。

ミニのタイヤ

左がクーパーの、右がタータンのタイヤホイール。スポーツ系モデルであるクーパーは13インチ、タータンは12インチのホイールを履く。

クーパーのエンブレム

「クーパー」は、イギリス出身のカーエンジニア、ジョン・クーパーの名前に由来する。50年代にF1も手掛けていたクーパーは、ミニの走りの可能性を見抜き、チューニングした「ミニ クーパー」を開発。以降、ミニといえばクーパーと呼ばれるほどに人気となった。

小さくても力持ち、ミニの12A型エンジン

ミニのエンジンルーム

ミニ タータンは、排気量1271ccの12A型エンジンを搭載する。エンジンはMTのクーパーと同じものだ。
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ミニのエンジン

ガレージで車から降ろされたエンジンを見せていただいた。エンジンの真下にトランスミッションを配置する2階建ての構造により、スペース効率が向上している。この構造は、ミニを設計したアレック・イシゴニスにちなんで「イシゴニス式」と呼ばれる。

イギリス車の雰囲気が強く漂うインテリア

ミニ タータンのインパネ

ミニ タータンにも木目のパネルが使われている。ハンドルは社外品が装着されていた。
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ミニのシフトノブ

MTのクーパー(左)と、ATのタータン(右)のシフトノブを比較。どちらも4速で、運転がより楽しいMTと、より運転しやすいAT、どちらにも魅力がある。

ミニ タータンのフロントシート

タータンのシートは、その名の通りタータンチェックがあしらわれたファブリック地のもの。座るとふんわりと体を包み込んでくれる。
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ミニ タータンのドア内張り

ドアの内張りパネルにもタータンチェックが使われていた。徹底したタータンチェック推しの姿勢がうかがえる。

ミニ タータンのトランク

トランクのフードは下に向かって開く。後席と同様に、ボディーサイズから考えれば広さは確保されている。
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ミニが走り去る姿

ATのレンタカーもあり、旧車ながら乗るためのハードルは高くない。
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