7月7日は「和歌山県世界遺産の日」|今日は何の日? くるま記念日
世界遺産に認定されている熊野古道の風景
文=津島 孝

夏にぴったりのドライブコース! 外国人にも人気の和歌山県の世界遺産とは?

知っているとちょっと自慢できるクルマ関連の記念日

世界遺産に登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」を、人類のかけがえのない宝として引き継いでいくことを目的にした記念日。神道と仏教が融合した神秘的な霊場を巡るドライブコースは、豊かな自然を満喫できて精神的にもリフレッシュできる!

7月7日は「和歌山県世界遺産の日」

2004(平成16)年7月7日、和歌山、奈良、三重の3県にまたがる「紀伊山地の霊場と参詣道」がユネスコの世界文化遺産に登録された。これを受けて、和歌山県は2005年3月に全国初の「世界遺産条例」を制定。文化遺産の保護と継承、地域住民の文化遺産に対する誇りの再確認、観光振興と地域活性化などを目的に、7月7日を「和歌山県世界遺産の日」と定めた。
紀伊山地の霊場と参詣道とは、(1)熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)、(2)高野山(真言宗の聖地、弘法大師空海が開創)、(3)吉野・大峯(修験道の聖地、山岳信仰の中心地)の3つの霊場と、それらを結ぶ参詣道のこと。
これらの霊場は神道と仏教が融合した独自の信仰体系を形成しており、世界的にも珍しい文化的景観として評価されている。いよいよ本格的なサマードライブの季節。今年の夏休みは近畿3県を中心に、自然を満喫できる世界遺産ドライブに出かけてみよう。

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和歌山県田辺市本宮町本宮にある熊野本宮大社

日本のユネスコ世界遺産は、自然遺産を含めて26件(2024年9月時点)。紀伊山地の霊場と参詣道は12件目の登録となった。7月1日から7日までは「和歌山県世界遺産週間」で、県内で世界遺産地のライトアップや地元の伝統工芸を学ぶワークショップなど、さまざまなイベントが開催される。写真は熊野本宮大社

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