長時間の運転で視界がかすむ!? それ、涙の分泌量が減って起こるドライアイかも!
知っているとちょっと自慢できるクルマ関連の記念日運転中は情報の多くを視覚から取り込んでいる。それだけに、涙の分泌量が減って周囲が見づらくなるドライアイは、安全運転に影響する可能性が高い。ドライアイの原因を理解し、正しい対処法を知っておくことが大切だ。
7月3日は「涙の日」
ドライアイの症状と関係の深い「涙」に着目し、ドライアイへの正しい理解を社会に広げていくことを目的に、ドライアイ研究会が制定した記念日。日付の7月3日は「な(7)み(3)だ」と読む語呂合わせから。
ドライアイは、涙の分泌量が減ったり、涙の質が不安定になって乾きやすくなったりする病気のこと。長時間のスマホやパソコン作業、コンタクトレンズの使用など、現代人はドライアイを悪化させる要因にさらされている。公益財団法人日本眼科学会
によると、ドライアイの患者数は約2200万人と推計されるという。
運転に集中しているときは、視覚の緊張によって瞬(まばた)きの回数が減りやすい。瞬きが減ると、涙の分泌量が減り、目が乾きやすくなる。さらに紫外線の影響やエアコンによる乾燥も重なるので、目の負担が大きい。運転中に目が疲れる、目が乾いた感じがする、物がかすんで見える、涙が出るなどの症状を感じたら要注意。一時的な症状と油断せず、休息して目を休めたり、市販の目薬を使うなどして早めに対処しよう。
※一般社団法人日本記念日協会認定日
ドライアイに関する情報はこちらもチェック!
白内障や角膜炎、ドライアイ…冬の運転で「まぶしい」と感じたら要注意
10秒以上目を開いた状態がキープできない場合は、ドライアイの傾向にある。こまめに目薬を差す、瞬きの回数を増やす、目を温めるなどのセルフケアでも対処できるが、目の不調を改善するには医療機関で適切な治療を受けることが大切だ
この記事はいかがでしたか?
この記事のキーワード
あなたのSNSでこの記事をシェア!