世界遺産と何が違う? 知られざる日本遺産を探求するドライブへ出かけてみよう!
知っているとちょっと自慢できるクルマ関連の記念日日本遺産とは、地域の文化や伝統を伝える「ストーリー」のこと。すでに104件が認定されている(2024年8月時点)。知的好奇心を満たすため、全国に広がる日本遺産を愛車で訪ねてみるのも面白いドライブ体験として楽しめそうだ。
2月13日は「日本遺産の日」
文化庁では、地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産」(Japan Heritage)として認定し、ストーリーを語る上で不可欠な魅力ある有形・無形の文化財群を活用する取り組みを支援している。日本遺産の日は、この文化遺産を保護する制度
に対する理解と関心を高めるために同庁が制定した。
世界遺産が登録・指定される文化財(文化遺産)の価値付けを行い、保護することを目的にしているのに対し、日本遺産は地域に点在する遺産を「面」として活用し、発信することで、地域活性化を図ることを目的している点が異なる。日本遺産第1号に選ばれた「丹波篠山デカンショ節・民謡に乗せて歌い継ぐふるさとの記憶」などをはじめ、全国で104件が認定済み。観光振興を推進することが主な目的のため、日付はゴールデンウイークなどの旅行先選びに宣伝効果のある2月で、覚えやすい「にほん(2)いさん(13)」の語呂合わせで選ばれた。
※一般社団法人日本記念日協会認定日
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兵庫県丹波篠山の町並み。城下町として栄えた丹波篠山は、江戸時代の民謡を起源とするデカンショ節によって、その時代ごとの風土や人情、名所などが歌い継がれている
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