昼はぶらぶら! 夜はフラフラ? 写真家ヤスクニさんの旅日記~京都府・亀岡市、南丹市、福知山市
京都府・亀岡市、南丹市、福知山市「写り切らないものを確かめるために旅に出たくなるような、半分未完成の写真を撮りたい」。そんな思いを胸に、日本全国を旅するカメラマンの飯田安国さん。ダンディーかつチャーミングなヤスクニさんのコメントを交えながら、京都府・亀岡市、南丹市、福知山市を巡った「日本の魅力、再発見」の旅の様子をお届けします。
昼はぶらぶら! 夜はフラフラ?
写真家ヤスクニさんの旅日記
日本全国を旅して巡るカメラマン飯田安国さんが、今回の旅で気になったシーンを取り上げます。
トロッコ亀岡駅のすぐそばで待機し、嵯峨野トロッコ列車が駅のホームに入ってくる瞬間を撮影。「今回は乗る時間がなくて残念。紅葉の季節に乗るといいだろうね」(編集部撮影)
トロッコ亀岡駅のホームで、信楽焼のたぬきの集団に遭遇。「他を抜く」という意味の縁起物として置かれているみたいですが、トロッコ列車を待ちわびているようにも見えます。
ファーマーズマーケット たわわ朝霧で、丹波栗を品定めするヤスクニさん。「ずいぶん大きくて立派な栗だね。料理人の友達に送ろうかな」(編集部撮影)
ヤスクニさんと一緒に行く取材では、わりと高頻度で猫に出会う気がします。今回も美山かやぶきの里で野良猫に遭遇。「美人な子だね~」
取材時はちょうど稲刈りシーズン。美山かやぶきの里周辺の田んぼでは「稲木干し」が見られました。「ねぇ、あれを撮りたい」と興味を示し、農道を歩いて行ってシャッターを押すヤスクニさんでした。
美山かやぶきの里の周りにはそば畑が広がり、白い花がたくさん咲いていました。おみやげ処でそばとそば粉を買ってご満悦のヤスクニさんです。(編集部撮影)
美山かやぶき美術館に併設されている郷土資料館を見学。「ねぇ、僕が子供の頃に普通に使っていたお札が展示してあるよ。やめてほしいなぁ……(笑)」(編集部撮影)
取材先でコーヒーを出していただき、しばし休憩。「縁側って、いいよね。落ち着くね」。同感です。(編集部撮影)
福知山市の天岩戸神社では、編集部員が実際に岩をよじ登って撮影。次はヤスクニさんも登ってみてください! 「え~、僕はやめておこうかな」(編集部撮影)
……と言いつつも、挑戦してみるヤスクニさん。「これは……降りるときのほうが怖いね!」(編集部撮影)
日本の鬼の交流博物館の敷地内にある巨大な鬼瓦(おにがわら)を撮影するヤスクニさん。なんと高さ5m、重さ10tもあるそうです!(編集部撮影)
旅の最後に、福知山市の「毛原の棚田」に立ち寄りましたが、ほぼ稲刈りは終わってしまった様子。月1回の取材のたびに、季節の巡りを実感するJAF Mate一行でありました。
飯田安国
いいだ・やすくに 「ヤスクニさん」の愛称で親しまれる写真家。 東京・新橋生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、サンフランシスコ・アート・インスティテュートで芸術を遊ぶ。 長年にわたり連載をもつ『JAF Mate』をはじめ、『翼の王国』など雑誌を中心に活躍。 現在、スマートロードスターをスニーカー代わりにしている。