伊賀忍者特殊軍団阿修羅の昌之助さん(左)と知之助さん(右)による、「釵(さい)」という武器を使った迫真の戦闘シーン。伊賀流忍者博物館内での実演ショーにて。

忍ばせきれない楽しみ~三重県・伊賀市

三重県・伊賀市
撮影=飯田安国

日本全国をドライブで旅する「日本の魅力、再発見」。今回は、三重県の北西部に位置する伊賀市を巡る。伊賀と聞いて忍者を思い浮かべる人も多いだろうが、実際訪れてみると、忍者だけにとどまらないたくさんの魅力が待っていた。

目次

伊賀市

忍者とお城とレトロな町並み
おいしいものも盛り沢山!

忍者の里として知られる、三重県伊賀市。
京都に比較的近く、山に囲まれていて隠れやすい、薬や火薬の材料になる植物が豊富、などの条件が揃っていたため、伊賀流忍術が生まれたのだという。
伊賀流忍者博物館の館内に設けられたステージでは、伊賀流忍術を継承する「伊賀忍者特殊軍団阿修羅(公式HP) 」による忍術実演ショーを見ることができる。
昌之助さん・知之助さんの兄弟と英語が流暢(りゅうちょう)な虎徹さんの3人によるショーは、真剣や本物の忍具を使っておりとてつもない迫力だが、随所にユーモアもちりばめられていて、息をのんだり、手を叩いて笑ったりと、海外から来たお客さんたちもすっかり魅せられている様子だった。
「最近はYouTubeも始めて、忍者に興味を持っていただきファンを増やそうと、兄と私で取り組んでいます。当然、露出すれば期待も高まるので、実際に会ったときにがっかりされないよう、身体を鍛えて技を磨いて、厳しい稽古をやっています」と知之助さん。
忍者に会い、本物の忍術を見ることができる。これだけでも、伊賀に来る価値があると感じた。

忍者屋敷のどんでん返し

伊賀流忍者博物館では伊賀市内にあった本物の忍者屋敷を移築し公開。どんでん返しなどのからくりが随所に仕掛けられており、忍者の説明を受けたり、実際に触って体験したりもできる。

伊賀上野城の天守閣

伊賀上野城。現在の天守閣は1935年に木造で復興されたもの。本丸の西側には藤堂高虎が築いた高さ約30mの石垣が残り、同じく高虎の手による大阪城と並んで日本有数の高さを誇る。
伊賀市上野丸之内106 ☎0595-21-3148 登閣料600円 駐車場有料

白い天守閣と高石垣が美しい、伊賀上野城。その城下町には歴史的な建物が多く残り、築城した藤堂高虎が茶の湯をたしなんだ影響から、今も多くの和菓子店が軒を連ねている。
忍者をモチーフにしたグルメやレトロな銭湯を巡り、城下町を楽しんだ。

忍者定食

明治20年創業の「ニカク食堂」(10月1日から弐鶴に改名)の忍者定食(1,800円)。手裏剣型の海苔がのった肉とじ、黒米めし、黒米うどんなど、見た目にも素材にもこだわる。
伊賀市上野丸ノ内42-9 ☎0595-21-1609 駐車場なし(市営駐車場を利用)

忍者パフェ

老舗茶屋「むらい萬香園(ばんこうえん)」の人気メニュー、忍者パフェ(880円)。ミニサイズもあり。手裏剣をかたどった「かたやき(忍者の携帯食)」が添えられている。
伊賀市上野小玉町3130 ☎0595-21-1173

赤い忍者装束を着た白猫

赤い忍者衣装がお似合いの忍者猫・茶々は、むらい萬香園のアイドル。運が良ければ店内で会える。

丁稚ようかん

伊賀上野城下町の和菓子処「湖月堂」。名物の丁稚(でっち)ようかん(850円)は吉野葛を使用しており、とろんと喉ごしがよく食べやすい。丁稚ようかんをアレンジした「季節の雫」(400円)も人気。
伊賀市上野中町3028 ☎0595-21-0880

一乃湯の外観

築100年近い銭湯の「一乃湯」。外観、脱衣所、浴場すべてにレトロな雰囲気が漂い、銭湯ファンが集まる。
伊賀市上野西日南町1762 ☎0595-21-1126 入浴料440円

一乃湯の浴場

一乃湯の男湯。
一乃湯の向かいには宿泊できる古民家「町家ぐらし こととこ」があり、城下町での昔ながらの暮らしを体験することができる。

伊賀でぜひ食べておきたいグルメといえば「伊賀牛」。生産が限られているため、主に伊賀市内でしか食べることができない貴重なものだ。
城下町の築100年の町家に店を構える「イタリア料理チッタ」で、伊賀牛の炭火焼きをいただいた。肉の旨みを引き立てる炭火の香ばしさがたまらない。
伊賀牛を取り扱う精肉店が直営する「もりつぢ」では、すき焼きを堪能。甘くとろけるお肉に舌鼓を打った。

イタリア料理のコース

イタリア料理チッタ。ランチCセット(2,800円)のメイン料理をプラス1,600円で伊賀牛の炭火焼きに変更できる。じゃがいものニョッキも人気メニュー。
伊賀市上野農人町423(まちやガーデン伊賀内) ☎0595-22-8320 JAF優待

伊賀牛のすき焼き

もりつぢのロースすき焼(1人前4,950円、写真は2人前)。落ち着いた個室が並ぶ店内の雰囲気も魅力。
伊賀市上野車坂町821 ☎0595-21-0505 JAF優待

忍者だけじゃない!
伊賀の楽しみ方いろいろ

まだまだ伊賀の魅力を探したい。そう思い、「だんじり会館」を訪ねた。
上野天神祭は、土地の守護神を祀る「上野天神宮」の秋祭り。1608年に藤堂高虎が領主となって以降、発展した城下町の町衆が始めたといい、京都の祇園祭の影響を受けつつ、華やかなだんじりが町を回る形式が完成された。
だんじりとともに「鬼行列」という能面をかぶった行列が町を練り歩くのが、上野天神祭の大きな特徴だ。祭りを取り仕切る「上野文化美術保存会」の中村晶宣会長は、「鬼行列はおそらく伊賀だけのもんでしょう」と語る。
「役行者(えんのぎょうじゃ)という偉い行者が吉野に行く行列を表しとります。殿さん(藤堂高虎)から能面をもらって行列が始まったんやけど、後から町人が自分らも参加したいと鬼の面やらを買うて列に加わって、鬼行列と言われるようになったんや」
今年の上野天神祭は、10月21、22、23日の3日間にわたり、3年ぶりの開催を目指している。
「やらへんだら、みんなに忘れられてしまう。祭りは、町が一体となる瞬間なんです。町のみんなを元気にするためにも、続けていきたい」
今年こそ、城下町ににぎわいが戻ってきてほしい。

だんじりの前に立つ男性

だんじり会館に展示されているだんじりのひとつ「薙刀鉾(なぎなたぼこ)」と、上野文化美術保存会会長の中村晶宣さん。

鬼行列を模したマネキン

だんじり会館には、鬼行列が練り歩く様子も再現されている。

伊賀は、和装の帯締めや羽織紐の生産地として有名で、「伊賀くみひも」は伝統的工芸品にも指定されている。
「伊賀伝統伝承館 伊賀くみひも組匠(くみ)の里」で、組紐作りを体験した。平岡正博さんに教わりながら、丸台に設置された玉を規則的に動かすと、絹糸が組み合わさり、少しずつ組紐が出来上がっていく。
「天候に左右されず短時間で体験できる手軽さと、達成感が魅力です。ハマる方もたくさんいらっしゃいますよ」と、平岡さん。最初は規則性を覚えるのに苦労したが、慣れていくと楽しさが勝り、気づけば夢中になっていた。

伊賀くみひも作り体験

伊賀伝統伝承館 伊賀くみひも組匠の里。組紐台の丸台を使って組紐を組む体験ができ、仕上げはキーホルダー・ブレスレット・ストラップから選べる(所要時間約40分、1,500円)。
伊賀市上野丸之内116-2 ☎0595-23-8038 JAF優待

絹糸と帯紐

伊賀伝統伝承館 伊賀くみひも組匠の里では、帯締め、羽織紐をはじめたくさんの組紐製品や、組紐用の絹糸を購入することもできる。

伊賀市の中心部、伊賀鉄道の上野市駅のすぐそばに、何とも気になるアーケードの入り口があった。
「新天地商店街」は、シャッター街となっていた昭和の商店街を6、7年ほど前に名称はそのままに改装。弁当店、クレープ店、写真スタジオ、美容室など、新しくさまざまな店舗が集まり、レトロな雰囲気に新風を吹かせている。
「地元の人が楽しんでいたら、外の人も来てくれて楽しんでくれると思っているので、まずは地元がいかに楽しむか。そのために、まずは地元の人に知ってもらうことが大事ですね」
商店街を運営する「だーこ」代表の山口真由子さんは語る。これからも“新天地”として、変化し続け、人々を楽しませる場所であり続けてほしい。

新天地商店街の入り口と山口さん

新天地商店街の入り口前に立つ、「だーこ」代表の山口真由子さん。 だーこは方言で「~してね」という意味だそう。
伊賀市上野丸之内23 ☎0595-51-4748(だーこ事務所) 駐車場なし(市営駐車場を利用)

喫茶店のソーダとホットケーキ

新天地商店街の店舗のひとつ、山口さんおすすめの「喫茶フランセ」。純喫茶の落ち着いた雰囲気の中、バナナホットケーキとクリームソーダ(各550円)をいただいた。

伊賀市街を離れ、自然豊かな郊外にも足を延ばすことにした。
市南部の青山高原をドライブし、風力発電の風車が林立する景色を楽しんでから、市北部へと移動した。
「伊賀の里 モクモク手づくりファーム」で、ウインナー作りに挑戦。作業に入る前に、豚についてわかりやすく教えていただいたおかげで、材料の豚肉も大切な命なのだ、と改めて実感する。ウインナーメーカーという器具を使って羊の腸に豚肉を注入し、ところどころねじると完成。なるべく肉を無駄にしないよう、しっかり詰めた。
自分で作ったゆでたてのウインナーは、お肉のジューシーさとぷりぷり感が最高で、格別のおいしさだった。

青山高原

青山高原。伊賀市と津市の境界に位置し、ドライブコースだけでなくハイキングコースも充実している。
伊賀市勝地 ☎0595-22-9670(伊賀市観光戦略課)

ウインナー作り体験

伊賀の里 モクモク手づくりファーム。ボイルウインナー教室は要予約(1名1,650円)。

ウインナー

手作りしたウインナー。

最後に、伊賀焼の製造が盛んな丸柱地区を訪れた。伊賀くみひもと並んで伝統的工芸品に指定されている伊賀焼について、「長谷園」の長谷康弘さんが教えてくれた。
「他の焼き物の里と比べて規模は小さいんですけども、伊賀にしかない特徴がありますので、それを生かしたものづくりをやっています。いちばんの特徴は、耐火性のある粘土。400万年前はこのあたりに琵琶湖があって、その時に堆積した粘土は高い温度で長い時間焼かないと陶器にならないんです。たとえばお鍋の形にして、窯でじっくり焼きますと、土に含まれた有機物が燃え尽きて気孔になります。その気孔が蓄熱するので、伊賀焼のお鍋は、均等に食材に熱を伝えることを勝手にやってくれるんです」
伊賀の粘土の特性と伝統を生かしながら、「かまどさん」に代表される機能的な商品を生み出し続ける長谷園。広大な敷地では多様な商品を購入することができ、お土産選びが楽しいひと時となった。

「伊賀=忍者」のイメージを覆すほど、たくさんの新しい魅力を発見できた伊賀市の旅。
きっと誰でも、たくさんの中から自分のお気に入りの楽しみ方を見つけることができるだろう。

長谷園の長谷康弘さん

長谷園代表取締役社長の長谷康弘さん。手にしているのは、火加減要らずで人気のごはん炊き土鍋「かまどさん」。
伊賀市丸柱569 ☎0595-44-1511

16連房登り窯

1832年の長谷園創業時から1970年代まで稼働していた、16連房の旧登り窯。この規模の登り窯が現存しているのは日本唯一といわれている。

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取材協力=伊賀市

「日本の魅力、再発見」 掲載自治体のご紹介

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地域の風土と伝統が育んだ個性豊かな品々を合計9名様にプレゼント!

七の花ギフトセット

A 七の花ギフトセット
3名
伊賀の遊休農地などを活用して菜の花を栽培し、その菜種を搾って作られた「一番搾り菜種油184g」「エクストラバージン菜種油94g」「にんにく菜種油184g」のセット。

伊賀くみひもストラップ

B 伊賀くみひもストラップ・キーホルダー
3名
伝統的工芸品に指定されている伊賀くみひも。携帯電話や家の鍵に付けて。
※画像はイメージです。実際の賞品とはデザイン・仕様・同梱数などが異なる場合があります。

養肝漬 詰合せ

C 養肝漬 詰合せ
3名
伊賀盆地特産の白瓜をくり抜き、その中にしそ、生姜、大根等を細かく刻んで詰め、たまり醤油で熟成させたお漬物。6種類7本、合計950gのセット。

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  • 2022年7月「日本の魅力、再発見」プレゼント応募総数は25,022件でした。たくさんのご応募ありがとうございました。

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2022年9月15日(木)~10月31日(月)、伊賀流忍者博物館(JAF優待 /ドライブガイド⑨)に入館し、受付時にJAF会員証を提示のうえ「JAF Mate Onlineを見た」とお伝えいただいた先着50名様に、オリジナルクラフトペンスタンド1枚を差し上げます。

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  • なくなり次第終了

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昼はぶらぶら! 夜はフラフラ? 写真家ヤスクニさんの旅日記

ダンディーでチャーミングな写真家・飯田安国さんの旅の様子をお届けするコラムを連載中! 本編とあわせてぜひお楽しみください。

飯田安国

いいだ・やすくに 「ヤスクニさん」の愛称で親しまれる写真家。 東京・新橋生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、サンフランシスコ・アート・インスティテュートで芸術を遊ぶ。 長年にわたり連載をもつ『JAF Mate』をはじめ、『翼の王国』など雑誌を中心に活躍。 現在、スマートロードスターをスニーカー代わりにしている。

伊賀市 ドライブガイド

伊賀市には、歴史を感じるスポットや四季折々で楽しめるスポットがたくさんあります。気になった場所をドライブで回り、その魅力を再発見してみませんか?

1.御斎峠(おとぎとうげ)

伊賀市と滋賀県甲賀市の境にある峠。本能寺の変の後、徳川家康がこの峠を通って逃げた「伊賀越え」の場所とされる(諸説あり)。 伊賀市西山 ☎0595-22-9670(伊賀市観光戦略課) 駐車場なし

2.Cafe & Library Noka

工芸、芸術、建築などさまざまなジャンルの書籍を読みながらカフェメニューを味わえる。併設のギャラリーでは、月ごとに変わる展覧会と常設展示も併せて見ることができる。 伊賀市丸柱1650 ☎0595-44-1911

3.伊賀焼伝統産業会館

国の伝統的工芸品に指定された伊賀焼について幅広く展示。古今の名品の展示や製造工程の紹介、作陶体験も行う。伊賀市丸柱169-2 ☎0595-44-1701 作陶体験料1,320円~

4.伊賀の里 モクモク手づくりファーム

ジャージー牛の乳しぼり、ミニブタショー、ウインナー作りやパン作り(要予約)などのさまざまな体験を提供。売店や食事処も充実しており大人も子供も楽しめる。 伊賀市西湯舟3609 ☎0595-43-0909 入園料500円

5.道の駅いが

自動車専用道路から直接利用できる道の駅。売店では伊賀の特産品が購入できるほか、レストランでは「伊賀牛100%使用牛肉うどん」などのご当地メニューが充実。 伊賀市柘植町6187-1 ☎0595-45-3513

6.伊賀フォレストコース

自然の山の地形を生かした森の中に、初心者用から高低差100m以上の上級者用まで3種類の4WD専用オフロードコースがある。 伊賀市柘植町5536 ☎090-372-33846 フリー走行料5,000円(完全予約制)

7.白藤滝(しらふじたき)

滝川上流にある高さ約15mの滝。夏は涼を求める人で賑わい、秋には紅葉の名所として知られている。 伊賀市山畑 ☎0595-22-9670(伊賀市観光戦略課)

8.旧小田小学校本館

木造洋風2階建ての寄棟造りで、屋根中央の太鼓楼や、当時のギヤマンから復元した色ガラスなど、レトロな雰囲気を味わえる。 伊賀市小田町141-1 ☎0595-21-9957 参観料300円 

9.伊賀流忍者博物館

★プレゼントあり 忍者の歴史や活動に関する貴重な資料や道具を展示。忍者集団による迫力満点の実演ショーや手裏剣打ち体験もある(別途有料)。 伊賀市上野丸之内117 ☎0595-23-0311 入館料800円 駐車場有料

10.俳聖殿

松尾芭蕉の生誕300年を記念して1942年に建設。内部には等身大の伊賀焼の芭蕉座像が安置され、命日の10月12日には一般公開されている。 伊賀市上野丸之内122-1 ☎0595-22-9621(伊賀市文化交流課) 駐車場有料

11.芭蕉翁記念館

伊賀上野で生まれた松尾芭蕉の真筆をはじめ、近世から現代までの連歌俳諧に関する資料を保存・展示する。 伊賀市上野丸之内117-13 ☎0595-22-9621(伊賀市文化交流課) 入館料300円 駐車場有料

12.だんじり会館

毎年10月に行われる上野天神祭のだんじり3基と、百数十体の鬼たちが街中を練り歩く「鬼行列」について展示。忍者衣装の貸し出しもあり(別途有料)。 伊賀市上野丸之内122-4 ☎0595-24-4400 入館料600円 駐車場有料

13.史跡旧崇広堂(すうこうどう)

教育・学問に熱心な津藩の藩校・有造館の支校として文政4年(1821年)に創建。明治4年まで藩校として使用され、現在は国の史跡に指定。 伊賀市上野丸之内78-1 ☎0595-24-6090 参観料300円 駐車場なし(近隣有料駐車場を利用)

14.炭火焼肉 森辻亭

伊賀上野の中心街にある、精肉店直営の焼肉店。赤レンガ造りの高級感ある店内では、七輪の炭火焼で伊賀牛を味わえる。 伊賀市平野西町56 ☎0595-23-5677

15.伊賀肉 森辻

自家牧場で育った黒毛和種のブランド牛「伊賀牛」を販売。ネット通販も行っており、伊賀牛のすき焼きやしゃぶしゃぶなどが全国の家庭で味わえる。  伊賀市上野車坂町821 ☎0595-21-0760

16.藤岡組紐店

昭和初期に創業した伊賀組紐のお店。帯締めや羽織紐など、カジュアルからフォーマルまで使える製品を手掛ける。 伊賀市上野農人町422 ☎0595-22-8551 駐車場なし(近隣有料駐車場を利用)

17.入交家(いりまじりけ)住宅

寛政(1789〜1801年)の頃に、藩士・入交勘平が拝領した武家屋敷で、現在は県指定有形文化財。 伊賀市上野相生町2828 ☎0595-26-0313 参観料300円

18.城之越(じょのこし)遺跡

3か所の泉から湧き出す水を集めて祈りを捧げたという、古墳時代前期に造られた遺構。隣接して出土品や資料を展示する城之越学習館がある。 伊賀市比土4724 ☎0595-36-0055 参観料300円

19.大村神社

延喜式に記載のある古社で、国指定重要文化財「宝殿」や、地震を呼ぶ巨大ナマズを押さえていると伝えられる「要石」などがある。 伊賀市阿保1555 ☎0595-52-1050

20.伊賀市ミュージアム青山讃頌舎(あおやまうたのいえ)

伊賀・青山の風景をこよなく愛した水墨画家・穐月明(あきづきあきら)氏により寄贈。純日本建築の空間で同氏の作品を鑑賞できる。 伊賀市別府718-3 ☎0595-52-2100 観覧料300円

21.メナード青山リゾート 霧生温泉 香楽の湯

リゾートホテル内に湧出する温泉で、季節ごとにハーブの香りを楽しめる内湯や、高原の景色を堪能できる露天風呂などを満喫できる。 伊賀市霧生2356 ☎0595-54-1326 日帰り入浴料1,000円

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