昼はぶらぶら! 夜はフラフラ? 写真家ヤスクニさんの旅日記~長崎県・島原半島

長崎県:島原半島(雲仙市・島原市・南島原市)
撮影=飯田安国

「写り切らないものを確かめるために旅に出たくなるような、半分未完成の写真を撮りたい」。そんな思いを胸に、日本全国を旅するカメラマンの飯田安国さん。ダンディーかつチャーミングなヤスクニさんのコメントを交えながら、島原半島の旅の様子をお届けします。 ※初回限定で全員に公開中。2022年4月以降に公開の記事では、季刊の『JAF Mate』(春号・夏号・秋号・冬号)に記載のパスワードが必要となります。

昼はぶらぶら! 夜はフラフラ?
写真家ヤスクニさんの旅日記

日本全国を旅して巡るカメラマン飯田安国さんが、今回の旅で気になったシーンを取り上げます。

枯れた草むらの中でうずくまる茶トラの猫

雲仙地獄でたくさんの猫に遭遇。「やっぱり動物は撮りたくなるね」とヤスクニさん。

うずくまって横を向いている白猫

雲仙地獄の猫、2匹目。「ねぇ、こっち向いて~」

毛の長い茶色と白色の猫

雲仙地獄の猫、3匹目。「僕は、この子がいちばん好きだな」

箱入りのカステラ

千々石観光センター(ドライブガイド①)で名物のカステラを購入。「すごく卵の味がする。カステラって、茶色いところがおいしいよね」

露天風呂につかる人を自らもつかりながら撮影するカメラマン

波の湯 茜では、実はヤスクニさんも一緒に浸かりながら撮影していた。「水面ぎりぎりの視点で撮りたかったから。背中は寒いけどね」(編集部撮影)

雲の間からさす光

島原城の天守閣から撮影した空。「天使の階段って言うんだっけ。フラットなのよりも、明るさと暗さがあるほうが好きで、きれいだと思った」

甲冑を着ている人を撮影するカメラマン

島原城で着用体験ができる甲冑(かっちゅう)を見つけて「これは着なきゃダメでしょ!」とヤスクニさん。着せられる編集部員。(編集部撮影)

三角形と四角形の穴が開いたお城風の壁

島原城近くの学校の塀が、お城みたいなデザインになっていた。「三角形と四角形の穴は、どうやって使い分けているんだろう」

2羽のうさぎと三日月の絵柄がくり抜かれた欄間

武家屋敷で、かわいらしい欄間を発見。「これは珍しいね。月がくり抜かれているのが面白い」

真ん中に水路が流れる道を歩く白い犬

武家屋敷ですれ違ったお散歩中の犬をパシャリ。「ここの武家屋敷はよかったな。水が流れているだけで、なんだかほっとする」

水神と書かれた石碑

湧水庭園 四明荘の入り口で見つけた水神様。「自分で旅に行くときは前もって調べたりしない。そのほうが、ふとこういうものに出会えるから。だから、旅って面白い」

湧き水の前でかんざらしを撮影するカメラマン

銀水のかんざらしは、「水でできているものだから、水と関連付けたかった」と湧き水をバックに撮影。(編集部撮影)

電車の線路と、その奥に広がる青い海と空

大三東駅で、電車が来るのをひたすら待つ。「電車を撮るのは大変だったけど、今回の旅の中でも特に印象深かった」

流しそうめんを撮影するカメラマン

山の寺 邑居で流しそうめんを撮影中。ヤスクニさんの「はい、上げて!」のかけ声で、編集部員がそうめんをすくい上げる。(編集部撮影)

船の上からイルカを撮影するカメラマン

イルカウォッチングで、イルカが海面に出るチャンスを狙ってひたすらシャッターを切るヤスクニさん。おつかれさまでした! 次の旅もよろしくお願いします。(編集部撮影)

飯田安国

いいだ・やすくに 「ヤスクニさん」の愛称で親しまれる写真家。 東京・新橋生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、サンフランシスコ・アート・インスティテュートで芸術を遊ぶ。 長年にわたり連載をもつ『JAF Mate』をはじめ、『翼の王国』など雑誌を中心に活躍。 現在、スマートロードスターをスニーカー代わりにしている。

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