南東北(宮城・山形・福島)のもらって嬉しいお土産ランキング15選
南東北(宮城・山形・福島)のおいしい銘菓、限定お土産カタログJAF Mate Onlineでは、都道府県別に地元の人々が推す名物お土産を紹介しています。第3回目は、南東北(宮城、山形、福島)エリア。ご当地お土産として欠かせない、誰もが知っている銘菓がズラリ。さらに、入手困難&希少価値のあるお土産も紹介します。まずは、各県のランキングの1~3位からご紹介します。
※2024年6月現在の情報です。内容は変更になる可能性があります。
南東北(宮城、山形、福島)でおすすめのご当地お土産ベスト3
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<宮城>
1位 菓匠三全「萩の月」 - 2位 ふじや千舟「支倉焼」
- 3位 井ヶ田製茶「喜久福 ずんだ生クリーム大福」
- 宮城県番外編 九重本舗 玉澤「霜ばしら」
- 注目の銘菓 パルポー「Gotto」
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<山形>
1位 木村屋「古鏡」 - 木村屋 橋本さんとっておきの山形土産
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2位 乃し梅本舗 佐藤屋「乃し梅」
- 3位 日本製乳「おしどりミルクケーキ」
- 山形県番外編 御菓子司 山田家「白露ふうき豆」
- 注目の銘菓 煎餅工房さがえ屋「やみつきしみかりせん」
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<福島>
1位 三万石「ままどおる」 - 2位 柏屋「薄皮饅頭」
- 3位 ダイオー「いもくり佐太郎」
- 福島県番外編 ゼリーの家「ゼリー8個セット」
- 注目の銘菓 まる福「ぬるだけクリームボックス」
宮城でおすすめのご当地お土産
1位 満月をかたどった仙台銘菓 「萩の月」
菓匠三全「萩の月」 6個入り 1,500円
菓匠三全ウェブサイト
宮城県の第1位は、言わずと知れた宮城県を代表する銘菓「萩の月」。宮城野の空に浮かぶ名月をモチーフに、卵感の強い濃厚なカスタードクリームをふわふわのカステラ生地で包んだお菓子です。
常温で日持ちするので、1970年代後半に飛行機の機内のお茶菓子として定番化し、徐々に全国区に広がりました。年齢を問わず愛されていて、お土産としてもらって嬉しいお土産のひとつですよね。
2位 洋と和を融合させたソフトクッキー 「支倉焼(はせくらやき)」
ふじや千舟「支倉焼」 3個入り 759円
ふじや千舟ウェブサイト
2位は、バターのフレッシュな香りのソフトクッキーの中に、クルミ入りの白あんがたっぷり入った「支倉焼」。昭和24年創業のふじや千舟が作る和洋菓子です。
創業時はいろいろなお菓子を作っていたのですが、昭和33年に「支倉焼」が発売され、あまりの人気に注文が殺到。品質を落としてはならぬと、「支倉焼」だけを製造することに。創業時から変わらない製法で、ひとつひとつ職人が手で形を整え、焼き上げたおいしさが堪能できます。
3位 豆のやさしい甘さがあと引く 「喜久福 ずんだ生クリーム大福」
井ヶ田製茶「喜久福 ずんだ生クリーム大福」 1種詰め合わせ4個入り 570円
井ヶ田製茶ウェブサイト
井ヶ田(いげた)製茶は、100年以上前から仙台市民に親しまれているお茶屋さん。お茶だけでなく、抹茶を生かしたスイーツのブランド「喜久福」も人気で、こちらの「ずんだ生クリーム大福」が宮城県の第3位に躍り出ました。
宮城県産のもち米「みやこがね」を使用した大福餅で、仙台名物のずんだあん、北海道産の生クリームを包みました。やわらかくて伸びがよい餅と、やさしい甘さのずんだあんと生クリームのコクが絶妙にマッチ! あと引くおいしさとは、まさにコレのこと。
番外編 冬季限定&予約殺到 「霜ばしら」
九重本舗 玉澤「霜ばしら」 3,996円
九重本舗 玉澤ウェブサイト
「霜ばしら」で知られる九重本舗玉澤(ここのえほんぽ たまざわ)は、1675年創業の和菓子店。「霜ばしら」は、冬の間しか作ることができないため、10月から4月までの期間限定販売の飴菓子です。繊細で壊れやすいため、らくがん粉で満たされた缶に一枚一枚立てた状態で入っています。口に入れると、サクッとかんだ途端にはかなく溶けて消える様は、まさに霜ばしらのよう。
毎年、9月下旬からからインターネットで予約を受け付けているとか。数量も限られるため、公式SNS(@tamazawa.sendai)をフォローしておくと安心です。
宮城で注目の銘菓
さまざまな食感と豊かな風味が印象的な 「Gotto(ゴット)」
パルポー「Gotto」 10個入り 2,295円
パルポーウェブサイト
「Gotto」は、宮城県気仙沼市パルポーの看板商品。1981年の創業時から変わらないおいしさを守り継いできました。スポンジ、サブレ、パイを7層に重ねオリジナルブレンドのチョコレートでコーティング。そのまわりをスライスアーモンドで纏(まと)い、贅沢なほど手間ひまをかけたお菓子です。
層によって食感が異なり、焼き菓子のようでもあるし、生菓子みたいな不思議なお菓子。一度にいろいろな食感が楽しめるので、食べ進めるほどワクワクします。
山形でおすすめのご当地お土産
1位 風情ある伝統の味 「古鏡(こきょう)」
木村屋 「古鏡」6個入り 1,296円
木村屋ウェブサイト
山形県の1位に輝いた銘菓が「古鏡」。粒あんを丸く平たく固めて、中に求肥(ぎゅうひ)餅を入れた和菓子で、グラニュー糖をまぶした表面はさっくり、中の粒あんと求肥はしっとり滑らかな食感。出羽三山のひとつである羽黒山の鏡池から出土された古鏡にちなんで名づけられたとか。
「古鏡」は、1887年創業の木村屋の銘菓です。東京・銀座の木村屋総本店からのれん分けされてから130年以上、山形県鶴岡市で創業以来こだわってきた特製あんを使った和洋菓子を作り続けている老舗です。「古鏡」は伝統を感じさせる重厚なパッケージも相まって、少しあらたまった席への手土産としても重宝されています。
木村屋 橋本さんとっておきの山形土産
おいしいものがたくさんある山形ですが、やはり一番おすすめしたいものはお米です。
中でも「庄内米 つや姫」は鶴岡で誕生したお米で、炊き立てはもちろん冷めてもおいしいので、ぜひ味わっていただきたいと思います。(木村屋 橋本さん)
JA庄内たがわ
2位 江戸時代から続く山形銘菓 「乃し梅」
乃し梅本舗 佐藤屋「乃し梅」 5枚入り 756円
乃し梅本舗 佐藤屋ウェブサイト
完熟梅と砂糖・水飴・寒天でつくられた佐藤屋「乃し梅」の始まりは、江戸時代後期。上品な梅の香りとさわやかな酸味は今も昔も変わりません。使用している梅は100%山形産の完熟梅。節田梅を中心に白加賀など、酸味と香りのしっかりした梅だけを使うことにこだわっています。
そのまま食べるのはもちろん、チーズにのせたり、細かく切ってヨーグルトに混ぜるなど、楽しみ方は十人十色。
3位 栄養満点 「おしどりミルクケーキ」
日本製乳「おしどりミルクケーキ」 8本入り 220円
日本製乳ウェブサイト
「おしどりミルクケーキ」は、かたい板状のお菓子で、山形県で約80年近く、老若男女に愛されているミルク菓子です。パキッと一口サイズに折って口に入れると、じんわりとミルクのやさしい味わいが口の中に広がります。
「おしどりミルクケーキ」は、戦後の食糧難時代に誕生。牛乳由来のカルシウムが豊富なので「食べる牛乳」として重宝されました。近年は、ミルク味だけでなく、ぶどう味やさくらんぼ味など種類も増え、山形県に留まらず、全国区で「懐かしい味」として知られるようになりました。
番外編 豆の風味が際立つおいしさ 「白露(しらつゆ)ふうき豆」
御菓子司 山田家「白露ふうき豆」 260g入り 700円
御菓子司 山田家ウェブサイト
山形銘菓で忘れてはいけないのが、御菓子司 山田家の「白露ふうき豆」。薄皮をむいた青えんどう豆を芯までやわらかく炊き上げ、砂糖とほんの少しの塩を使い、保存料などの添加物は一切不使用。スプーンですくうとホロホロッとした感触ですが、口に入れるとなめらかに崩れ、豆の香りが広がります。甘すぎないから食べ飽きません。
店頭で購入する場合は、午前中には売り切れてしまうことも多いので、はがきかファックスで予約しておくことをおすすめします。通販もありますので、ウェブサイトを要チェック。
山形で注目の銘菓
カリッと硬い食感がクセになる 「やみつきしみかりせん」
煎餅工房さがえ屋「やみつきしみかりせん」 145g 600円
煎餅工房さがえ屋ウェブサイト
米どころ山形には、おいしい煎餅がたくさんあるのですが、中でも注目したいのが年間47万袋も販売している「やみつきしみかりせん」。
ぬれ煎餅の深い味わいと、力強い歯ごたえを併せ持つ新食感の煎餅です。焼きたての大判煎餅をあえて割り、旨みの強い本醸造特級醤油で作った甘めの醤油だれをたっぷりと染み込ませ、時間をかけてカリカリに乾燥。文字通り、食べる手が止まらない傑作。地元でも購入数量を限定するほどなので、見かけたら即買いがおススメ。
福島でおすすめのご当地お土産
1位 バター香るミルク菓子 「ままどおる」
三万石「ままどおる」 5個入り(袋詰め) 675円
三万石ウェブサイト
福島県の第1位は、1946年創業の三万石が1967年から販売している「ままどおる」。「ままどおる」はスペイン語で、「お乳を飲む子」というイメージで名付けられています。その名の通り、「ままどおる」は、バターを使った生地でミルク風味のあんを包んだ焼き菓子でやさしい味わいが特徴です。
赤ちゃんを抱くママのイラストが描かれている黄色の包み紙が目印です。手軽に楽しめる5個入りサイズの袋詰めから30個入りの箱入りまで、サイズのバリエーションも豊富です。
2位 薄皮とあんのバランスが絶妙 「薄皮饅頭」
柏屋「薄皮饅頭」 5個入り 735円
柏屋ウェブサイト
2位の「薄皮饅頭」は、奥州街道郡山宿(こおりやましゅく)の門前茶屋として1852年に創業した柏屋の代表的商品。「薄皮饅頭」は、あんがたっぷりで皮が薄く、一度食べたら忘れられない味として、奥州街道の名物となり、創業から170年以上経った今でも愛されています。
柏屋の「薄皮饅頭」は、薄いながらもモチッとした食感の皮がとにかくおいしい! 上品でなめらかな口当たりの「こしあん」とふっくらとした粒の食感が楽しい「つぶあん」に加え、2024年8月までの限定販売の「宇治抹茶」も人気です。
3位 さつまいもと栗のいいとこどり! 「いもくり佐太郎」
ダイオー「いもくり佐太郎」 8個入り 1,692円
ダイオーウェブサイト
「いもくり佐太郎」は、さつまいもと栗をふんだんに使った絶品スイートポテト。お笑い芸人・ぼる塾の田辺さんが某テレビ番組で激推ししたスイーツとしても話題になりました。さつまいもと栗を一緒に使ったお菓子は意外と珍しく、さらに白あんやミルク、チーズを合わせてやさしい甘さに仕上げています。
なめらかに練り上げられたさつまいもの中に小さく切った栗がゴロゴロ。冷たく冷やして食べても、レンジで少し温めてもおいしいです。腹持ちがいいので、朝ごはんとしていただいても!
番外編 秘伝レシピが生み出す夢の国の食べ物 「ゼリーのイエ」
ゼリーのイエ 「ゼリー8個セット」 2,880円
ゼリーのイエウェブサイト
バラいろゼリー 360円
アセロラミックスゼリー 360円
オレンジミックスゼリー 360円
食べるのがもったいないくらいカラフルで華やかなゼリーが並ぶ店内。ここ、福島県いわき市にある「ゼリーのイエ」は常時20種類ほどのゼリーを販売する専門店です。人気のあまり、手に入れるには店舗で整理券を取るか、オンラインショップで予約購入するか、いずれにせよ争奪戦は必至です。
こんなに“映える”ゼリーが生まれた背景について店主の杉山修一さんは「ゼリーのイエは母が始めたお店です。以前、母が骨折で入院したとき、病院の食事がおいしくなくて、食が進まず困ったことがありまして。見かねた母の母、私の祖母が家で作っていたゼリーを母のために作って差し入れしたことがきっかけでした。おいしいゼリーで食べる楽しみが満たされた母は自分でも作ってみたいと思い、そこからいろいろな種類のゼリーを作り、売るようになったのです」と語ります。
ぷるんぷるんでハリのあるゼリーはさまざまなフルーツの味が組み合わされたり、中にババロアが入っているものも。良質のゼラチンを惜しみなく使い、食感のよさにこだわって作っているのだそう。モザイク模様や何層にもデザインされたゼリーはまるで夢の国の食べ物のようです。店舗は売り切れ次第閉店なので、開店早々に行くのが吉。
ゼリーがずらりと並ぶショーケース
店主の杉山修一さん。母から継いだゼリーのレシピを改良し、新作のゼリーを季節ごとに作り出している
いわきFCパーク内にあるゼリーのイエの店舗。人気の味のゼリーを買うなら開店から1時間以内に行くのがおすすめ
福島で注目の銘菓
リッチなスプレッド 「ぬるだけクリームボックス」
まる福「ぬるだけクリームボックス」 745円
まる福ウェブサイト
クリームボックスとは、福島県郡山市のご当地菓子パンのこと。厚切りのパンにミルククリームをたっぷり塗ったもので、市内のさまざまなパン屋で販売されています。
お店によって味わいは異なるのですが、生クリームや牛乳、バターを使っているため日持ちしないものが多く、お土産には不向きでした。そこで登場したのがまる福の「ぬるだけクリームボックス」。自分好みの量を食パンに塗って楽しめるのがいいところ!
宮城、山形、福島、どの県にも地元の食材を使い、こだわりの製法で作る銘菓がズラリ。中には、数百年前から伝わる伝統的な味も。昔から変わらぬおいしさを守っているなんてすばらしいですね。
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