中禅寺湖スカイラインから望む、紅葉に染まる男体山と中禅寺湖。青空と紅葉のコントラストが美しい
写真1 中禅寺湖スカイラインから望む、紅葉に染まる男体山と中禅寺湖。青空と紅葉のコントラストが美しい

中禅寺湖スカイライン(栃木県)。天空のワインディングを行く! 中禅寺湖と男体山を一望する山岳ルート

絶景写真の専門家が、厳選したドライブコースをお届け
須藤英一

中禅寺湖スカイラインは、中禅寺湖畔から終点の半月山駐車場までを結ぶ、全長約8kmの観光道路。道幅も広く、適度なカーブで標高を上げながら中禅寺湖や男体山(なんたいさん)の雄大な景観を楽しめる。秋には美しい紅葉に包まれる奥日光有数のドライブコースだ。そんな四季折々で輝く絶景に出会えるドライブコースを、日本の隅々まで走り尽くした写真家の須藤英一さんが紹介。

目次

名勝・中禅寺湖からダイナミックな山岳美へ

中禅寺湖は世界遺産「日光の社寺」のひとつである日光東照宮からいろは坂を上がったところにある湖で、後ろに男体山がそびえる日本を代表する景勝地の一つである。そして湖から流れ出た先にあるのが、日本三大名瀑の一つとして有名な華厳滝(けごんのたき)で高さ97mの岸壁から一気に激しく落下する様子は迫力がある。この中禅寺湖畔から半月山へ向かう全長約8kmの風光明媚な山岳路が中禅寺湖スカイラインである。

つづら折りの道路が続く中禅寺湖スカイライン

写真2 つづら折りの道路が続く中禅寺湖スカイライン。紅葉のトンネルをドライブするのは気持ちいいだろう

紅葉に彩られた中禅寺湖

写真3 中禅寺湖と紅葉のコントラストが楽しめる

日本を代表する大パノラマ。中禅寺湖展望台へ続く道

中禅寺湖畔の立木観音入口から入っていくが、初めはヘアピンカーブが連続するワインディングロードで標高を上げていく。もともと有料道路として整備されたため路面状態は良好だ。標高を上げながら中禅寺湖と男体山の眺めを楽しんでいると、この道最大の見所である中禅寺湖展望台に着く。眼下に広がる青い中禅寺湖と、その向こうにそびえ立つ雄大な男体山は日光を代表する眺めと言っていいだろう。

行き止まりだから巡り合える、静寂の中禅寺湖スカイライン

紅葉に彩られた山肌を走る中禅寺湖スカイライン

写真4 山肌一面を包み込む壮大な紅葉と、澄み渡る秋空に向かって延びる快走路。どこまでも走り続けたくなるような、ダイナミックで開放感あふれるスカイラインの雰囲気が漂う

特に有名なのは秋の紅葉で、湖畔や山肌が赤や黄色に染まり、紅葉した山々と湖面が織り成す風景は、まさに絵画のような美しさだ。さらに走ると終点の半月山駐車場に着く。ここからも足尾方面の眺めが楽しめるが、徒歩で30分ほど登ると半月山展望台から中禅寺湖と男体山の大展望が楽しめる。この道は行き止まりの道路であるため交通量が比較的少なく、静かな雰囲気のドライブが楽しめ、奥日光の自然を満喫できる天空のドライブコースとなっている。

青空が広がる半月山駐車場の風景。スカイラインの終着点には「足尾銅山観光」と刻まれた立派な石碑が佇み、歴史を感じさせる

写真5 青空が広がる半月山駐車場の風景。スカイラインの終着点には「足尾銅山観光」と刻まれた立派な石碑が佇み、歴史を感じさせる


中禅寺湖スカイライン データ

中禅寺湖スカイラインへは、日光宇都宮道路・清滝ICから国道120号を経由し、名所の「第二いろは坂」から中禅寺湖畔へ進む。立木観音入口から県道250号に入るとスカイラインの入り口に到着できる。
夜間(17時00分 ~ 7時00分)は全面通行止め。冬季は全日通行止めとなるため、最新の道路情報を確認してから出かけよう。

本内容は、須藤氏が撮影したときの情報を基に編集しています。詳細については、お出かけ前に最新の情報をご確認ください。

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今回は、鬼怒川温泉と塩原温泉をつなぐ景勝ルート。日塩もみじライン(栃木県)をドライブします。
詳細は上の画像をクリック!

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日本遺産 とは、文化庁が地域の歴史的魅力や特色を通して、我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として認定する制度です。

中禅寺湖スカイラインのある栃木県にも日本遺産があります。ドライブの続きで訪れてみてはいかがでしょうか?

須藤英一

1956年東京生まれ。アバコ撮影スタジオを経て1981年フリーカメラマンに。1985年から雑誌『アウトライダー』でツーリング写真の撮影を開始。以来、日本の道や風景をテーマにした写真を撮り続けている。『秋冬色の風景ドライブ―絶景の道を求めて』(2009年/JAF出版社)、『新・日本百名道』(2014年/大泉書店)など著書多数。 日本の絶景・Japan Beautiful Landscape

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