聞き手・構成=張江浩司 / 編集=神保勇揮 / イラスト=若林 萌

おぎやはぎ結成前の2人に女子の行列!? クラブで夜遊びの思い出〈カーティス・メイフィールド / Move On Up〉

おぎやはぎの小木博明さんがドライブミュージックをテーマに思い入れのある2曲を紹介!
おぎやはぎ

芸人・おぎやはぎの小木博明さんによる2曲目の選曲。今回はおぎやはぎ結成前のエピソード、そしてよく車に一緒に乗った芸人の思い出を語っていただきました。

音楽好きの著名人たちが、月替わりで自動車やドライブにまつわる音楽との思い出とともに至高のドライブミュージックを4曲紹介します。

目次

2. カーティス・メイフィールド / Move On Up

80’sヒットソングをかけて夜の西麻布へ

芸人になる前の、24歳くらいまで西麻布とかのクラブによく遊びに行って踊ってました。僕はお酒がまったく飲めなかったので、運転担当でしたね。この曲とかアース・ウインド&ファイアーとかをかけて盛り上がりながら。

この時は紺色のローバー・100に乗ってましたね。前回話したプジョー・405 MI16は故障が多くて、4年乗ったら修理代が400万円くらいかかったから、乗ってられなくて。ローバーは小さいのに中がベージュの革張りでかわいかったんですよ。小さい車の魅力に目覚めましたね。

クラブには矢作と二人で行ったこともありましたよ。朝まで遊んで、100円パーキングに止めてある車に戻ったら、「連絡先教えてください」って女の子の列ができてたんですよ。なんでこんなにモテるのか不思議で。ただ後日、実際に連絡して飲みに行ったんですど、反応がめちゃくちゃ悪くて。クラブの暗い照明だからかっこよく見えたんでしょうね。普通に会ったら現実に目覚めちゃって、一次会で解散(笑)。

今も80年代の音楽がはやってますけど、この頃も人を乗せて走るときは80年代の音楽をかけて「懐かしいね」なんてやってました。シンディ・ローパー、マドンナ、デッド・オア・アライヴ、デュラン・デュランとか。デヴィッド・ボウイ「Starman」も当時はやってて、今聴いても涙が出ちゃう。スライ&ザ・ファミリー・ストーンも好きだな。

人には知られたくないけど好きだったのは、シンガーソングライターのトム・ペティ。「これ聴いてるのあんまりかっこよくないのでは……」とか勝手に思っちゃって(笑)。あとはシュープリームスの「Baby Love」なんかもダイアナ・ロスの歌声が大好きで、「この声ならこんな顔だろう」って勝手に想像しながら聴いてました。

おぎはやぎを結成してからは、ゴルフにハマりました。年上のADさんがコース代を奢(おご)ってくれて。夜遊びからそっちにシフトしました。僕はそれまで実家住まいで会社員をやっていたので多少お金に余裕があったし、車を持ってたことも大きかったですね。

自分が出演するライブにも車で行ってましたけど、けっこう珍しがられました。そんなに古い時代でもないけど、会社員をやってから芸人になるなんてほとんどいなかったですし。今なら30歳過ぎてから始める人も当たり前ですけどね。携帯電話も21歳くらいから持ってました。肩からかけるようなデカいやつ。周りの芸人は誰も持ってなかったですね。

ライブの後、いろんな芸人を乗せていきましたよ。人力舎のライブが新宿であって、そこからゆってぃを笹塚の実家に送ることが多かったかな。バナナマンの設楽さんもよく乗せました。

おぎやはぎ1曲目 おぎやはぎ小木が語る青春時代。輸入車と70年代洋楽への憧れ〈イギー・ポップ / The Passenger〉
おぎやはぎ2曲目 おぎやはぎ結成前の2人に女子の行列!? クラブで夜遊びの思い出〈カーティス・メイフィールド / Move On Up〉
おぎやはぎ3曲目 18歳のおぎやはぎ矢作、車で加山雄三がかかりすぎて好きになる 〈加山雄三 / 蒼い星くず〉​​​​​​
おぎやはぎ4曲目 隣の車から突然「おい矢作!」何度も呼ぶ声の正体は? 〈ケミカル・ブラザーズ / Block Rockin' Beats〉

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おぎやはぎ

プロダクション人力舎所属。1995年、高校時代の同級生である小木博明、矢作兼でコンビを結成。2001年、2002年M-1グランプリ決勝進出。現在は日本テレビ『天才‼カンパニー』、テレビ東京『ゴッドタン』、メ~テレ『おぎやはぎのハピキャン』、BS日テレ『おぎやはぎの愛車遍歴』、TBSラジオ『JUNK おぎやはぎのメガネびいき』などのレギュラー番組をはじめ、多数の番組に出演中。また2024年4月から新たに開設されたYouTubeチャンネル『おぎやはぎトラベル』ではおぎやはぎが世界中を旅する、緩く、忖度(そんたく)のないVlogを配信中。
https://www.youtube.com/@ogiyahagtravel

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