わたしのドライブミュージック

工藤遥の10代を支えてくれた車との、涙の別れ〈B'z / BLOWIN'〉

俳優の工藤遥さんがドライブミュージックをテーマに思い入れのある4曲を紹介!

工藤 遥
2024.04.26

聞き手・構成=張江浩司 / 編集=神保勇揮 / イラスト=若林 萌

2024.04.26

聞き手・構成=張江浩司 / 編集=神保勇揮 / イラスト=若林 萌

1年点検を受けると、だれにでもチャンス

今回選曲を担当するのは、俳優として活躍する工藤遥さん。選んでくれたのは1992年にリリースされたB'zのシングル曲。これまでの記事でも何度も登場した「実家のカルディナ」との別れの思い出を語っていただきました。

音楽好きの著名人たちが、月替わりで自動車やドライブにまつわる音楽との思い出とともに至高のドライブミュージックを4曲紹介します。

4. B'z / BLOWIN'

人生で一番車に乗っていた時間

モーニング娘。に在籍していた頃、仕事には父が車で送り迎えしてくれていたんです。事務所から埼玉の自宅まではもちろん、地方でライブしたら東京駅や品川駅に迎えに来てくれたし、郊外でMVを撮るとなったら現場まで来てくれて。今思えば、あのころが一番車に乗っていたと思うんですよ。

そのとき乗っていた車がトヨタの白いカルディナで、中古だったんですけど1年くらいしか乗っていない新車同然のものでした。前の持ち主が音楽好きだったみたいで、カーステレオのハードディスクに膨大な数の曲が入ったままだったんです。父とも趣味が違う音楽がいっぱいあって、宝探しみたいな感覚でいろんな曲を聴きましたね。

それから何万kmも乗ったので「そろそろ買い替えよう」ということになったんですけど、一度は自分で運転したくて、免許を取るまで待ってもらいました。実際に運転してみたら、教習所の車より車高も高いし大きさも違うし運転しづらかったけど、すごく心に沁みましたね。いよいよ買い替えるときは、『ONE PIECE』でルフィたちがゴーイングメリー号を燃やしたときぐらい悲しかったです。私のアイドル人生となった10代を支えてくれた車でしたから。

このカルディナで聴いた中でも、B’zの「BLOWIN'」はすごく覚えていて。ベスト盤のデータが入っていたと思うんですけど、画面上の上から8番目にあったんですよ。ノールックで選曲できるほど毎日聴いてましたね。最近、久々にストリーミングで聴いて「うわー! 懐かしい」ってなったんですけど、1992年リリースと書いてあって「私、生まれてないじゃん」と(笑)。私の世代だと、「イチブトゼンブ」(ドラマ『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』主題歌)をクラスのみんなが聴いていましたね。個人的には「BLOWIN'」の強烈なかっこよさが記憶に残ってます。

今回選んだプレイリストも、年齢と選曲のギャップがすごすぎるなと自分でも思って(笑)。最近の曲も意図的に入れました。改めて見ると、2011〜2017年の曲がスコーンと抜けてるんですよね。当時はアイドルとして歌手活動をしていた時期だから、歌う側として身に付けなきゃいけないことが多くて、自分たちの楽曲ばかり聴いてたんです。

工藤遥さんのプレイリスト

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工藤 遥

くどう・はるか
1999年10月27日生まれ。埼玉県出身。2018年より俳優として活動。2020年に映画『のぼる小寺さん』にて主演を務める。近年の主な出演作に、映画『君は放課後インソムニア』『逃げきれた夢』、ドラマ『ロマンス暴風域』『ダブル』『ブラザー・トラップ』『around 1/4』『夫を社会的に抹殺する5つの方法 Season2』など。テレビ東京にて4月8日より放送のドラマ『95』への出演も決定している。QJ Web(クイック・ジャパン ウェブ)「QJカメラ部」にて毎週連載中。

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