熊本県豪雨災害に特別支援隊が出動中|被災地支援の取り組みと注意点まとめ|自動車交通トピックス
2019年の水害で救援活動をするJAF特別支援隊

熊本県豪雨災害にロードサービス特別支援隊が出動中|被災地支援の取り組みと注意点まとめ【2025年8月速報】

冠水車両の安全な対処法とJAFの災害支援体制を解説|被災地支援の現場から最新情報をお届け

2025年8月の豪雨により、熊本県を中心に広範囲で甚大な被害が発生しました。これを受けて、JAF(一般社団法人日本自動車連盟)は「ロードサービス特別支援隊」を現地に派遣し、被災地の復旧支援活動を展開しています。

目次

特別支援隊とは? 災害時の迅速な車両救援を担う

JAF特別支援隊は、地震・台風・豪雨などの自然災害時に、被災車両の排除や救援要請への対応を行います。技術力・運転操作技量・忍耐力・協調性に優れた隊員を全国から選抜し、特別支援隊に任命。警察や自治体と連携して活動します。

支援活動の概要|派遣期間と参加部隊

JAFによる熊本県豪雨災害への支援活動は、2025年8月12日から開始され、現在も継続中です。派遣終了予定日は8月28日とされていますが、現地の状況に応じて柔軟に対応する方針が示されています。

今回の支援には、全国の地方本部から選抜された隊員が参加しており、被災地での救援活動に尽力しています。8月12~18日までに1,132件の救援活動が完了しており、冠水関連の新たな要請にも対応するため、第5期支援隊の派遣が予定されています。

JAFは、今後も被災地のニーズに応じて支援体制を強化し、迅速かつ丁寧な対応を継続していきます。

冠水車両への注意喚起|安全な対応方法とは?

豪雨によって車両が冠水した場合、まず水が完全に引くまで車両には触れず、その状況をJAFのロードサービスや自動車販売店に連絡することが重要です。

水が引いたからといって、すぐに自動車に乗り込みエンジンを始動するのは非常に危険です。内部の電気系統が損傷している可能性があり、エンジンの破損や感電のリスクが高まるため、絶対に避けるべき行為です。安全を確保するためにも、自動車販売店などによる点検を受けるまでは、車両の操作はやめてください。

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