安心して車中泊できる「RVパーク」が400施設突破。魅力的な施設が続々オープン!
そもそも「RVパーク」ってどんな施設?一般社団法人日本RV協会(RV協会)は、2012年から全国各地の温泉、旅館、道の駅、遊園地などさまざまな施設に安心して車中泊が楽しめる「RVパーク」の設置を進めている。2023年10月には新たに13施設が加わり、全国で400施設を突破。そんなRVパークの現状と魅力を覗いてみよう。
「RVパーク」は初心者でも安心して利用できる車中泊施設
欧米のように車で旅が楽しめるよう、日本にも安全かつ快適な車中泊ができるスポットを増やしたいという思いから、RV協会が2012年から設置を進めているRVパーク。コロナ禍によるアウトドアブームや昨今の車中泊人気もあり、新たな施設が続々とオープンしている。
RVパークは、景勝地に限らず繁華街や娯楽施設の駐車場でも開設が可能だが、十分なスペースや24時間利用可能なトイレ、100ボルト電源が使用可能なことをはじめ、車で15分圏内に入浴施設があることなどなど、RV協会が定めた条件を満たし認定されることが必要。つまり、ユーザーからすれば「安心して利用できる施設」というのが最大の特徴。また、大型のキャンピングカーが利用できる施設が多いのも魅力のひとつ。
キャンプ場はもちろん道の駅や温泉など魅力的な施設が多い
全国400施設を突破したが、まだまだ新規オープンが増えている。2023年10月の新規施設では、赤城の林間キャンプ場「RVパーク赤城ときわぎの森キャンプ場(群馬県)」、ワイン畑の中にある「鳥取中央砂丘RVパーク(鳥取県)」、道の駅に併設された「RVパーク道の駅むなかた(福岡県)」、新鶴ワイナリーが楽しめる「RVパーク新鶴温泉んだ(福島県)」、かみのやまが散策できる「RVパークMSBぴかぴかパークTwo inかみのやま温泉(山形県)」、国定公園と太平洋が一望できる「AOSHIMA PICNIC CLUB RV Park(宮崎県)」などなど、本格的なキャンプ場をはじめ、道の駅や温泉施設に併設された魅力的な施設が多い。ちなみに11月もすでに6施設がオープンしている(2023年11月24日現在)。
森林浴効果も高い林間キャンプ場「RVパーク 赤城 ときわぎの森キャンプ場(群馬県)」。
ワイン畑の中にある「鳥取中央砂丘RVパーク(鳥取県)」。
道の駅に併設された「RVパーク道の駅むなかた(福岡県)」。
天然温泉施設に併設された「RVパークゆらぶ桐生店(群馬県)」。
かみのやまが散策できる「RVパークMSBぴかぴかパークTwo inかみのやま温泉(山形県)」。
国定公園と太平洋が一望できる「AOSHIMA PICNIC CLUB RV Park(宮崎県)」。
専用予約サイトが開設され施設検索や予約がスムーズに!
400もある施設の中から、お目当ての施設を見つけて利用するのは結構な手間だったが、2023年9月から専用予約サイト「RV-Park.jp」がサービス開始となったことで、施設検索と予約が誰でも無料で簡単に行えるようになった。細かな条件を設定して施設を絞り込む「空き情報の検索」はもちろん、クレジットカードによる事前決済やキャンセルもスマホから行える「予約機能」のほか、施設紹介の特集や動画も閲覧できる。また、今後はクーポン機能なども追加される予定だ。
車中泊の旅を予定されている方はもちろん、これから車中泊デビューを考えてしる車中泊初心者の方は、ぜひ検討してみてはいかがだろうか。
2023年9月にサービスが開始された専用予約サイト「RV-Park.jp」。全国のRVパーク施設検索や予約が誰でも簡単に行えるようになった。予約の際は会員登録(無料)が必要。