ユーザーの半数が希望ナンバー制度を利用! 図柄入りナンバーにしたい人は全体の約2割
図柄入りナンバーの普及率はまだまだ低い!?パーク24が行った調査では、車保有者の半数が希望ナンバー制度を利用していると回答。多くの人に希望ナンバー制度が浸透していることが分かった。一方、図柄入りナンバーについては、「したい」と思う人は全体の約2割(18%)にとどまった……。
半数の人が希望ナンバー制度をすでに利用している
コインパーキングのTimes(タイムズ)を運営するパーク24が、タイムズクラブ会員を対象に2023年2月に実施した調査では、「希望ナンバー制度を利用していますか」との問いに対し、車保有者の半数の人が「利用している」と回答した。ナンバープレートの番号を決めた理由については、「好きな数字」が最も多く35%、次いで「家族の誕生日」が22%、記念日が13%。逆に希望ナンバーを利用していない人の理由は、「番号は気にしない」という人が63%、「お金がかかる」が32%。「制度を知らなかった」という回答は8%と、希望ナンバー制度自体は多くの人に認知されているようだ。
希望ナンバー制度を利用していますか?
希望ナンバー制度を利用している人は全体でちょうど半数の50%。全年代でほぼ半数の人が利用している結果となった(パーク24株式会社調べ/車保有者 n=3,080)
図柄入りナンバープレートに「したい」人は約2割
また、車保有者のうち、すでに図柄入りナンバープレートにしている人は4%で、「したい」と思っている人は約2割(18%)だった。図柄入りナンバープレートにしたいと回答した20代以下でも26%となり、図柄入りナンバープレートの普及率がまだまだ低いという結果となった(国土交通省調べによる地方版図から入りナンバー普及率は0.74%)。
図柄入りナンバープレートに「したい」「している」理由のトップは、「地域に愛着がある」で47%、次いで「絵柄が好み」25%、「自分の車の視認性が上がる」が17%だった。
図柄入りナンバープレートにしたいと思いますか?
すでに図柄入りナンバーとしている人は全体で4%、「したい」と思う人は18%。20代以下(フラフ赤枠部)は図柄入りナンバーへの関心が高い(パーク24株式会社調べ/車保有者 n=3,080)。
花を散りばめた全国版図柄入りナンバーも登場
図柄入りナンバープレートは2018年から導入され、地方版図柄入りナンバープレートは現在58地域で交付されている。各地域の観光資源や象徴的な風景がデザインされている。2022年には、全国47都道府県の花をモチーフにした全国版図柄入りナンバープレート(交付期間は2027年4月30日まで)のほか、大阪・関西万博特別仕様ナンバープレート(交付期間は2025年12月26日まで)も登場している。地域に愛着のある方や、絵柄に興味がある方は一度検討してみてはいかがだろうか。
2022年4月から導入された全国版図柄入りナンバープレート。全国47都道府県の花をモチーフとしたデザインになっている。
2022年10月から導入された大阪・関西万博特別仕様ナンバープレート。公式キャラクターの「ミャクミャク様」が描かれている。
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