ダカール・ラリーでも活躍! 初代パジェロは日本のRV文化を変えた記憶に残る名車
デパートに乗って行ける都会性と本格的な走破性能でRVブームを力強く牽引!乗用車的な快適性と本格4WD性能を融合し、日本のRVブームを牽引した初代パジェロ。その後パジェロはダカール・ラリーで通算12勝を挙げて世界的評価を獲得した。三菱4WDの象徴となったエポックメイキングな初代モデルの魅力を再考する。
【1982年4月22日】
都会的なセンスを備えた国産クロカン「パジェロ」発表!
三菱自動車の初代パジェロは、日本の4WD文化を大きく変えたエポックメイキングな一台だった。それまでの国産クロスカントリー車といえば、武骨で実用性重視のジープ系が主流。しかしパジェロは、乗用車のような乗り心地と本格4WD性能を両立させ、まったく新しいカテゴリーを切り開く。
開発の背景には、より幅広いユーザーに向けた4WD車の必要性があった。デザイン段階ではメルセデスGクラスやフォード・ブロンコを参考にしつつ、「銀座三越に乗っていける4WD」という企画部の要望も反映。都会性と機能性を併せ持つスタイルが追求された。
ボディタイプはメタルトップとキャンバストップが設定され、ショートオーバーハングのプロポーションに乗用車的な快適性を採用。エンジンは2Lガソリン、2.3Lディーゼル、2.3Lディーゼルターボの3種類で、日常からアウトドアまで幅広い用途に応えた。
社会的インパクトは大きく、1980年代後半から90年代にかけてのRVブームを牽引。パジェロの名は4WDの代名詞として一般層にも浸透した。
ダカール・ラリーでは1985年の初優勝を皮切りに、26回参戦して通算12勝を達成したパジェロ。前人未踏の7連勝も記録している。20年以上にわたる参戦で圧倒的な強さを示し、パジェロは砂漠の王様として世界中に名を馳せた
【N-L043GV型 三菱パジェロ メタルトップ ターボ】
●全長×全幅×全高:3930×1680×1865mm ●ホイールベース:2350mm ●車両重量:1450kg ●駆動方式:パートタイム4WD ●搭載エンジン:4D55型ディーゼルターボ(2346cc 直列4気筒OHC)