特集

時代によって形状、位置は様々。車のシフトをクイズにしました!

車のパーツクイズ・トリビア「シフト編」

2022.09.30
2022.09.30
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1年点検を受けると、だれにでもチャンス

古今東西、車のパーツにはさまざまな趣向がこらされ、素材や形状を工夫した設計がなされています。この特集では、印象的だった車のパーツをクイズに仕立てて紹介。
今回は、最近変化が著しいシフトレバーを取り上げます。あなたはいくつご存じですか?

問題

【Q1】
1996年デビューの初代ホンダ・ステップワゴンのシフトノブは、どこにあるでしょう?

初代ステップワゴンのインパネ周り

【Q1】
答1:ハンドルコラムの左側

初代ステップワゴンのコラムシフト

初代ステップワゴンは、ハンドルコラム部分の左側にシフトノブを設置していた。運転席と助手席、そして、1列目と2列目以降を行き来しやすくする(ウォークスルー)ため、フロア部にシフトやパーキングブレーキを置かないようにし、コラムシフトを採用した。

【Q2】
こちらは、2021年に発売されたメルセデス・ベンツEQAの内装です。この車のシフトは、どこにあるでしょう?

メルセデス・ベンツEQAのインパネ周り

【Q2】
答3:ハンドルコラムの右側

EQAのシフトノブ

メルセデス・ベンツのシフトレバーは、ハンドルコラムの右側に設置されていることが多い。先端のボタンを押すとPレンジに、レバーを上げるとRに、下げるとDレンジに入る。

【Q3】
下は、1978年に発売された三菱・ミラージュ(初代)のインパネです。フロア部分にはレバーが2本あります。そのうち、右側にはどんな目的があるでしょう?

ミラージュのインパネ周り

【Q3】
答2:パワーモード・エコノミーモードの切り替え

右側にあるスーパーシフトのノブ

三菱のFF車は当時、スーパーシフトと呼ばれるこの副変速機を装備していた。手前に引くとエコノミー、奥に倒すとパワーモードとなり、ドライバーは4速×2の合計8速から好みのギアを選ぶことができた。

【Q4】
2021年登場のプジョー・リフターの内装です。この車は、どこにシフトがあるでしょうか?

プジョー・リフターのインパネ周り

【Q4】
答2:フロアコンソール部中央の丸いスイッチ

リフターのシフトスイッチ

リフターのシフトは、丸いスイッチを操作する。反時計回りにひねることでP→R→N→Dの順にポジションを選ぶことができる。左上の丸いスイッチは、雪や砂地など、路面状況によって最適なグリップ力を得るためのものだ。

【Q5】
下の写真は、2022年にホンダから登場した車です。この車は、シフト操作をダッシュボードにあるボタンで行います。この車の名前は?

6代目となるミニバンのインパネ周り

【Q5】
答1:ステップワゴン

初代のデビューから四半世紀後にデビューした6代目ステップワゴン。ハイブリッド車はシフト操作をボタンで行うようになった。PやD/Bレンジはボタンを押す方式で、Rはボタンを手前に引くかたちにして、誤操作を防ぐ。

【Q6】
写真は、2021年にお目見えしたアバルト595 モンスターエナジー・ヤマハの内装です。このなかに、シフト部分が写っています。それはどこでしょう?

595 モンスターエナジー・ヤマハのインパネ周り

595 モンスターエナジー・ヤマハのシフト部分

【Q6】
答3:ダッシュボードの中央下部

6代目ステップワゴンのダッシュボード

シフトは、ダッシュボードにある「1」、「N」、「R」、「A/M」の4つのボタンを操作する。1のボタンがDレンジにあたり、前進をする際はこのボタンを押す。「A/M」のボタンは、シフトチェンジをオートか、マニュアルかを選択するためのもの。

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