トヨタ・セリカXXの走行シーン
撮影=荒川正幸

トヨタ・セリカXX フォトギャラリー #18

「Vintage Club by KINTO」でお借りしたセリカXXは、2リッター直列6気筒DOHCエンジンで後輪を駆動するスポーツカーの定石に沿った成り立ちで、目を見張るようなハイパワーではないものの、エンジンを回す喜びが感じられるクルマでした。ここでは、そんなセリカXXの魅力を写真で紹介します。

目次

直線基調でシャープな印象を受ける、セリカXXのエクステリア

セリカXXのフロント部分

前期型ではウインカーがフロントとサイドに1灯ずつあるのに対し、後期型はウインカーがサイドまで回り込み、一体化されている
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セリカXXの側面

太いCピラーが印象的なセリカXXのプロフィール。フロントフェンダーに貼られた『TWIN CAM 24』のバッジは、高性能をボディーに示していた80年代の流行を思い起こさせる
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セリカXXのテール部分

ハッチゲートやバンパーがボディーと同色であること以外に、リアコンビネーションランプのバックランプが中央寄りに配置されているのが後期型の証し

セリカXXのエンブレム

『セリカXX』の名称は、スペイン語で「天の」「天空の」「神の」「天国のような」という意味の「CELICA」に、未知数を表すアルファベット「X」を重ねたものだという。フロントノーズには、「XX」をかたどった七宝焼きのエンブレムが取り付けられていた

セリカXXのリトラクタブルヘッドライト

空気抵抗低減とウェッジシェイプの確保のため、2代目からはリトラクタブルヘッドライトを採用。Cd値は0.35を誇った

ほどよくスポーティーな印象を受けるインテリア

セリカXXのメーター

オドメーターの距離はわずか6.8万km。タコメーターは7300rpmからレッドゾーンに入る
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セリカXXのリアシート

広いとは言えないが、閉塞感が少ないリアシート。5人乗りのクルマのため、最大3人で座ることができる
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セリカXXのスピードアラーム

メーターフードの右脇に設置されたスピードアラーム。30~65km/hの間の設定した速度に達すると警告音が鳴る
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セリカXXの8ウェイスポーツシート

試乗車は運転席に8ウェイスポーツシートを装備。ランバーサポートは手動のポンプで空気を送り込む方式

軽やかに回る直6・ツインカム24バルブのエンジン

セリカXXのエンジン

1Gエンジンをベースにヤマハ発動機と共同開発した1G-GEUエンジンには、ヘッドの「24VALVE」の文字が青く塗られている前期型と、赤く塗られた後期型とがある。試乗車には「青ヘッド」が搭載されていた
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セリカXXのタイヤホイール

試乗したセリカXXはDIREZZA DZ102のタイヤを装着。サイズは195/60R15だった

走り去るセリカXX

駿河湾を見下ろす日本平を走る。クラッチやステアリングの軽さゆえに、気負わず運転できるスポーツカーという印象だった

#18 セリカXXの本編は、こちらをクリック!

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