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ホンダ・S2000 フォトギャラリー

2023.07.28

撮影=荒川正幸

2023.07.28

撮影=荒川正幸

250psを絞り出す2リッターエンジンと、それを支える高剛性ボディが特徴のS2000。今でも借りられるS2000のレンタカーに乗ってみたところ、1999年の発売から20年以上が過ぎても性能の高さは健在でした。ここでは、そんなS2000の魅力を写真で紹介します。

ウェッジシェイプが印象的なS2000のエクステリア

ホンダS2000の外観

低いノーズからテールにかけてウェッジシェイプを描くボディ。前後のフェンダーが張り出し、踏ん張り感を強調する。
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S2000の後ろ7:3の画像

電動の幌を開けると、シートのすぐ後ろにあるロールバーが目につく。直径38mm、厚さ2mmの高張力鋼管を使用する高強度のロールバーは、ロールオーバー(横転)時の乗員の生存空間を確保するための装備である。
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SSMの画像

1995年の東京モーターショーで初披露されたSSMがこちら。ヘッドライトの位置こそ違うが、ウェッジシェイプかつボンネットのラインがショルダー部に伸びるデザインは、SSMから引き継がれている(写真=ホンダ)。

フロントのオーバーハングは短く、かつ長いボンネットを持つのはFRの定石通り。エンジンを後方に低く設置するとともに、インホイールダブルウイッシュボーン・サスペンションを採用することで、80年代のホンダ車のようにボンネットを低くすることを可能にした。

フロントのオーバーハングは短く、かつ長いボンネットを持つのはFRの定石通り。エンジンを後方に低く設置するとともに、インホイールダブルウイッシュボーン・サスペンションを採用することで、80年代のホンダ車のようにボンネットを低くすることを可能にした。

S2000のエンジン

F20Cエンジンは登場時、平成12年排出ガス規制の最初の適合車として認可された。高出力とエコを両立したエンジンを搭載したのは、スポーツカーでも環境を意識することが求められる21世紀のクルマ社会を見据えてのことだろう。
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S2000のタイヤホイール

フロントは205/55R16、リアには225/50R16のタイヤを履く。アルミホイールは純正だ。

S2000のエンブレム

フロントフェンダーに輝くエンブレム。長く封印されてきたホンダの“エス”は、S2000の登場によって29年ぶりに復活した。

ハイパフォーマンスなスポーツカーでも、使い勝手はよい

S2000の電動幌

電動幌は、本編でも触れたように4秒で開き、6秒で閉まる。フロントウインドウ上部の左右2か所にあるストッパーは手動の操作となるが、さほど手間はかからない。

トランクの画像

ウエッジシェイプのおかげもあってか、トランクのスペースはそこそこ広い。丸いカバーの中にスペアタイヤが設置されている。

ドライバ―の周辺に操作系を集中させたインテリア

S2000のインパネ

ハンドルの右手奥にオーディオ、左手奥にはエアコンのスイッチをまとめて配置。遠くへ手を伸ばさずとも操作ができるよう、配慮されている。
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S2000のメーターパネル

速度計はデジタル。アーチ状のタコメーターは5,000回転を過ぎたころから間隔が広くなり、回転数を把握しやすくしている。

S2000のスタートキー周辺

エンジンを始動するには、キーをONの位置までひねり、赤いスタートボタンを押す。ドライバーの気持ちもONにするスイッチである。

S2000のシフト周り

ストローク量の少ないシフト。シフトの奥にあるシルバーのリッドを開けると、オーディオが収納されている。

S2000のシート

シートは、形状やウレタン硬度分布などをきめ細かに設計し、サーキット走行でも安心できる優れたホールド感と長距離走行でも疲れにくい快適性を併せ持つものとしたという。
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S2000が走り去る姿

しっかりとした造りが印象的だったS2000。いまもって古さを感じさせない先進性が印象的だった。
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