マツダ・ロードスター(NB・2代目) フォトギャラリー #02
自動車ライター・下野康史さんが初代・NA型と比べて「正常進化」と評した2代目・NB型ロードスター。その魅力を写真で紹介します。
正常進化を果たしたNBロードスターのエクステリア
固定化されたヘッドライトを採用することによって、フロントオーバーハング部の軽量化を実現。点灯時にライトをポップアップする必要がなくなり、前方視界と空力性能が向上したという。
マツダからレンタルしたのは、1998年式のRSというスポーツ系のグレードで、ビルシュタイン社製のダンパーやトルセンLSDが標準装備となる。スリーサイズは全長3,955mm×全幅1,680mm×全高1,235mmで、初代とほぼ変わらない。
正面。アーモンドのようなヘッドライトのデザインが目を引く。
前後のフェンダーの張り出しを強め、抑揚をつけた側面のスタイル。
リアコンビネーションランプには、NA型のデザインが引き継がれている。
前後にはマツダのエンブレムやロゴが輝く
2代目からはマツダブランドでの販売となった。フロントには、いまも使われるマツダのエンブレムが輝く。
テール部分にもマツダのマークが入る。
試乗車は195 50R15のタイヤを履く。
リアウインドウがガラス製になったことで、ビニール製では避けて通れない経年劣化による曇りや割れがなったことも、進化したポイントだ。
進化を感じるNBロードスターのエンジン・インテリア
RSに搭載される1.8LのBP-ZE(RS)型エンジンは最大出力145馬力。フロントサスタワーバーはRSだけの標準装備となる。
ステアリングホイールはNARDI社製に変わり、エアバッグが標準装備となる。オーディオはBOSEサウンドシステム+FM・AM電子チューナー付きCDデッキが搭載されていた。
ヘッドレスト一体型のシートは、NA型から軽量化しつつもホールド性と快適性を高める改良が加えられた。
バッテリーとスペアタイヤをトランクルーム床下に収納することによって、トランクルーム容量は初代モデルから20L拡大した144Lを確保。
高剛性・安全ボディ「MAGMA」を採用。ボディ剛性も高まり、衝突時の安全性も高まった。