昔はお世話になったけど、ケータイの普及で激減! 知られざる公衆電話の歴史とは?
知っているとちょっと自慢できるクルマ関連の記念日道路脇の電話ボックスで、最後に電話をかけたのはいつだろう? 今日は日本初の公衆電話が設置されたことに由来する記念日。モバイル通信端末の普及で台数が減少するなか、公衆電話の重要性を再確認し、安全な社会づくりに役立てよう!
9月11日は「公衆電話の日」
記念日の由来は、1900(明治33)年9月11日に日本初の公衆電話が東京の新橋駅と上野駅に設置されたこと。当時は「公衆電話」という言葉がなく、交換手を呼びだしてからお金を入れ、相手につないでもらう仕組みから「自動電話」と呼ばれていた。その後、1925(大正14)年にダイヤル式が採用され、交換手がいらなくなったことで公衆電話と呼ばれるようになった。
総務省によると、2000(平成14)年の公衆電話設置数は約73.6万台。しかし、携帯電話が普及すると台数は大幅に減り、2024(令和6年)年3月末時点では約11万台に減少した。設置台数が急速に減ったことで、公衆電話の掛け方(受話器を上げて、硬貨を入れる手順など)を知らない子供が増加。緊急時に公衆電話が使えないなどの弊害が懸念されている。
電話に関する情報はこちらもチェック!
スマートフォンを手に持ってスピーカー通話しながら運転したら、違反?
自転車を運転中にスマホを操作すると6か月以下の懲役または10万円以下の罰金に!
交通事故に直結! 運転中、歩行中の「ながらスマホ」は絶対にやめましょう!
高速道路に設置されている非常電話は、受話器を取り、「事故」「故障」などと書かれたボタンを押すだけで道路管制センターにつながる。携帯電話なら「#9910」にダイヤル(通話料無料)し、ガイダンスに従って操作すると非常電話と同じ道路管制センターにつながる
この記事はいかがでしたか?
この記事のキーワード
あなたのSNSでこの記事をシェア!