安全と快適な生活を支える陰のヒーロー。建機の魅力と日本メーカーの世界的活躍を考える!
知っているとちょっと自慢できるクルマ関連の記念日社会インフラ整備や災害復旧に欠かせない建設機械(建機)。その魅力を広く伝えるため、今年制定された記念日。建機にはブルドーザーや油圧ショベルなどの車両も多い。日本の建機メーカーは、世界市場でも高く評価されている!
11月19日は「建設機械の日」
社会インフラの整備や災害復旧など、現代の暮らしを支える現場に建設機械は欠かせない存在。道路や橋の建設はもちろん、災害時の瓦礫(がれき)撤去や復旧作業にも活躍し、その力強さと機能性は安全で快適な私たちの生活を陰で支えている。
こうした建機の魅力を広く発信し、業界の活性化や人材確保につなげることを目的として、2025(令和7)年に一般社団法人日本建設機械工業会が制定した記念日。日付は、大型の建機が「重機」と呼ばれることにちなみ、「いい重機=い(1)い(1)じゅう(10)き(9)」の語呂合わせから11月19日が選ばれた。
建機には、ブルドーザー、油圧ショベル、フォークリフト、ダンプトラック、クレーンなど多様な車両があり、それぞれが異なる現場で重要な役割を果たしている。日本の建機メーカーは世界市場でも高い評価を獲得。たとえば株式会社小松製作所(コマツ)は、米キャタピラーと並ぶ世界トップクラスのブランドとして知られ、株式会社豊田自動織機はフォークリフト分野で、株式会社クボタはミニバックホー(小型油圧ショベル)分野で、それぞれ高いシェアを獲得している。
※一般社団法人日本記念日協会認定日
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2025年11月23日、記念日に合わせた関連イベント「KENKIドリームDAY」が東京・渋谷キャストで開催予定。会場では建機の試乗体験や遠隔操作のシミュレーション展示が行われるほか、建機ファン垂涎(すいぜん)のグッズ販売も実施される