シニア世代には懐かしいネオンの明かり。昭和レトロカルチャーはキラキラでかわいい?
知っているとちょっと自慢できるクルマ関連の記念日駄菓子や雑貨、歌謡曲など、昭和のレトロカルチャーが若者に人気だ。オジサン世代には懐かしいネオンサインも、いずれ再評価されるかもしれない。ネオンサインは大正時代に伝わり、昭和初期から盛んに使われるようになった。
7月15日は「ネオンサインの日」
ネオンサイン技術の継承と、ネオンサインの魅力を多くの人に知ってもらうことを目指し、公益社団法人日本サイン協会が制定した記念日。1926(大正15)年7月15日に、東京・日比谷公園で開催された納涼大会の会場入り口ゲートに絵と文字がデザインされた国産初のネオンサインが飾られた出来事が日付の由来だ。
都市部のカフェや簡素な遊園地が貴重な娯楽だった昭和初期に、きらめくネオンサインは多くの人を楽しませたに違いない。ネオンサインとは、ネオンガスやアルゴンガスなどを封入したガラス管に電気を流すことで発光する看板のこと。文字や図柄を成形しやすいのが特徴で、鮮やかな色彩のため店舗や商業施設などで広く使われた。LED化によってネオン管による看板は少なくなったが、今でも夜の歓楽街を象徴する魅惑の明かりとなっている。
※一般社団法人日本記念日協会認定日
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ロードサイドのレストランやホテルも、かつてはネオンサインで客を誘った。ネオンサインはシンプルで直線的なデザインのほうが作りやすいが、複雑な形や複数の色を扱うことも可能。独特な雰囲気があり、飲食店などの店内装飾にも多く用いられる
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