7月8日は「七転八起の日」|今日は何の日? くるま記念日
2016年の地震から復興が進む熊本城の様子
文=津島 孝/監修=一般社団法人日本記念日協会

辛くても負けないで何度でも立ち上がる! 被災地の復興を願い励ましを送ろう

知っているとちょっと自慢できるクルマ関連の記念日

七転び八起きとは、達磨大師にまつわる逸話にちなんだ言葉。辛い出来事や失敗で困難な状況に追い込まれても、克服して立ち上がる強さを持ってほしいという教えだ。この記念日に、災害に見舞われた人々に勇気と励ましを送ろう。

7月8日は「七転八起の日」

熊本県阿蘇市で菊芋(きくいも)商品をはじめ、何度でも起き上がる「くまモンの起き上がりこぼし」などを販売する阿蘇壱番屋が制定。熊本地震からの復興の気持ちを込め、多くの人に勇気と励ましを送ることを目的にしている。
2016(平成28)年4月14日、熊本地方を震源とするマグニチュード6.5の地震が発生。20万棟近い住宅が被災し、270人以上の死者(災害関連死含む)が出た。ライフラインの被害も大きく、最大約48万戸が停電し、約45万戸が断水。多くの人が避難場所としてクルマを利用し、車中泊によるエコノミークラス症候群が問題になったことも記憶に残る。
続いて2018(平成30)年7月には西日本豪雨が襲来。河川の氾濫や洪水、土砂災害などの被害が発生し、死者237名(消防庁情報、平成31年1月9日現在)を出した。七転八起の日は、度重なる災害に襲われても、気力を落とさずに力強く復興しようと被災者へ呼びかける日だ。
※一般社団法人日本記念日協会認定日

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梅柄の壁を背景に起き上がり小法師(こぼし)

起き上がりこぼし(写真)は重心を利用した玩具。底は卵形の球面で、斜めに傾いても勝手に起き上がる特徴から、成功する、不幸な出来事を乗り越えることなどになぞらえられる。日付の7月8日は「七(7)転八(8)起」の数字にちなむ

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