JAF九州本部の精鋭4人がロードサービスの頂点に挑む──技と絆で“決戦の富士”を目指す!
JAF全国ロードサービス競技大会2025・九州本部の代表選手を紹介2025年10月11日に富士スピードウェイでJAFロードサービスの頂点を競う「JAF 全国ロードサービス競技大会2025」 。第15回大会(2017年)総合1位、第16回大会(2019年)総合2位と好成績を残している九州本部が、2025年の戴冠を目指し始動。選抜されたロードサービス隊員が久留米基地に集結し、全国大会へのトレーニングとなる個人、団体戦の事前研修を行った。その模様と隊員それぞれの意気込みを紹介!
隊員の誇りをかけた頂上決戦! 「JAF全国ロードサービス競技大会」が初の一般公開で開催!
九州の精鋭が久留米基地に集結! 全国大会事前研修で九州本部が全面バックアップ!
JAF九州本部久留米基地内会議室に全員集合後、まずはJAF全国ロードサービス競技大会2025に向けた事前研修についてのブリーフィングが行われた
ブリーフィングでは九州本部ロードサービス部の永松部長による競技大会の意義や目的の訓示に続き、リモート参加した総合優勝経験のある隊員から競技大会の様子や注意すべき点など、会場での実体験に基づくアドバイスも語られ、九州本部ロードサービス部の経験値を積極的に共有。今回選抜された4名の九州本部代表選手たちは真剣な眼差しで話に聞き入っていた。
九州本部で選抜された精鋭4名!
向かって左から福岡支部・堂鼻隊員、大分支部・平井隊員、鹿児島支部・薬丸隊員、福岡支部・井上隊員
九州の各支部の中から代表として選出された4人の隊員たち。年齢は20代から50代まで幅広く、この日が初対面という面々も。これから7日間に渡るトレーニングを通じ互いの意志疎通の円滑化を高め、チームとしての絆をどこまで深めることができるかが、準決勝を勝ち抜き、富士スピードウェイでの決勝進出への大きなポイントとなりそうだ。
井上真純(いのうえ・ますみ)隊員/28歳/福岡支部所属
全国大会へ向けひと言!
まず、福岡支部の中でも特に隊員数が多い「入社5年未満」の枠の中から、私に代表としての声がかけられたことに驚きました。他の3名がすごい技能をお持ちの先輩たちばかりなのでちょっと緊張していますが、背中を追いかけるつもりでいろいろと学ばせて頂きたいと思っています。隊員歴は浅いですが、若さを活かした体力勝負の場面では自信があります。私が勤務する福岡南基地の方々のためにも、フィジカル担当として(笑)全力で頑張ります!
午前中に行われた個人競技の訓練風景。競技大会の評価基準では技術面のみならず、お客様に対する接客応対という点も重視される。作業完了後には教官からの厳しい指摘を受ける場面も
薬丸遼河(やくまる・りょうが)隊員/30歳/鹿児島支部所属
全国大会へ向けひと言!
隊員歴は11年目。昨年行われた九州内の競技大会では優勝しました。九州本部代表として選ばれた責任は、とても大きいものだと自覚していますし、「絶対に富士スピードウエイの決勝に出るぞ!」という気概を持って久留米基地に来ました。作業の際に普段から心掛けているのは、大切な車両を扱わせていただいている、というお客様目線を忘れないこと。4人のメンバーとコミュニケーションを取りながら、さらなるスキルアップを目指します!
新卒からロードサービスの仕事に就いたという薬丸隊員。「トラブル要素の解消だけにとどまらず、お客様が大事にされているクルマを大切に扱うことを常に意識しています」
平井康孝(ひらい・やすたか)隊員/36歳/大分支部所属
全国大会へ向けひと言!
中学では野球部、高校はソフトボール部に所属して、どちらもキャプテンを経験していたこともあり、誰とでもすぐに打ち解けてコミュニケーションできますし、力仕事も得意です! 隊員歴は17年。今回、九州本部代表というなかなか得難い機会を頂き身の引き締まる思いですが、選ばれたからには優勝を目指したいですね。
「一番大切なのは、お客様が何をして欲しいか? 常に考えること。それがしっかりできればお客様からも喜んでもらえるし、良いサービスが提供できたことは自分にとっても励みになります」。今回の団体競技では指揮官という重責を担う
堂鼻佳史(どうはな・よしふみ)隊員/50歳/福岡支部所属
全国大会へ向けひと言!
競技大会は初めての経験で、代表に選ばれたことを知った時には本当に驚きました。隊員歴は29年と、今回のメンバーの中では年齢も最年長。リーダー的に頑張りたい気持ちもありますが、皆さんの力をお借りする場面も多々、出てくるかと思います(笑)。優勝に向けての秘策といっても、これまでの経験から身につけた技量にさらに磨きをかける他ありません。基地の同僚たちも応援してくれていますし、より良い結果を目指して尽力します。
堂鼻隊員の担当種目は落輪。種目は決められていても、どのような状況設定となるかは本番まで分からないだけに、臨機応変な対応能力が問われる
九州本部ロードサービス部長からの応援メッセージ
九州本部ロードサービス部・永松純一部長
「8月の九州豪雨後の関係対応もあり、九州本部の大会に向けた事前研修は他の地域と比べて若干遅めのスタートとなりました。それでも参加するからには何としてでも代表選手みんなを決勝の富士まで連れて行きたい。そのためには隊員一人一人が自分の弱点はどこなのかということをしっかり見極め、改善への強い意識を持つことが肝心。技術面だけでなく、いかにお客様に不安を与えることなく質の高いサービスを提供するかという点も大事。顧客満足度についてはロードサービス競技大会だからという話ではなく、近年のロードサービスの現場においても特に厳しく求められている部分ですね」
JAF全国ロードサービス競技大会事前研修の様子はこちら!
他の地域に対し事前研修の開始時期が若干遅めになった九州本部だが、選ばれた4名の代表選手の競技大会に賭ける意気込みはそんなハンデを一切感じさせないほど前向き。果たして、2017年以来となる総合優勝の栄誉を勝ちとることができるのか? まずは準決勝突破に向け、その動向が大いに注目されるところだ。
JAFロードサービス競技会の詳細はこちらをチェック!
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