ドライバーのお悩み解決! 菰田潔の運転レッスン

ブラインドコーナーの先は渋滞かも? 都市高速の難スポットを攻略

都市高速でドライバーを悩ませるスポットについて解説

菰田 潔(モータージャーナリスト)
2023.06.11

モデル=土屋怜果

2023.06.11

モデル=土屋怜果

1年点検を受けると、だれにでもチャンス

モータージャーナリスト菰田潔さんが提唱する「スムースドライビング」について、動画でお伝えする運転レッスン。今回は、5月に公開した運転レッスン「大量の案内標識に左右からの合流…都市高速が苦手です!」の上級編として、都市高速でよく登場する難スポットについてスムースな運転のコツを解説します。4車線道路の車線変更やトンネルでの走行のコツなどは、もちろん都市高速に限らず、一般道路でも有効です。講師は菰田潔さん、生徒は土屋怜果さんです。

都市高速の難スポット攻略のコツを動画で解説

4車線またぎの車線変更は、
ウインカーとバックミラーがカギ!

都市高速では時に行き先によって多くの分岐があります。場合によっては、一番左端から右端の車線に移動する必要があることも。車線を多くまたいで移動する際は、早めにウインカーを点灯し、周囲の車へどのような動きをするのか意思表示をすることが大切。そしてもう一つのポイントはバックミラーをしっかりと確認すること。事前にきちんとバックミラーを調整しておき、周囲の車との距離感をしっかりとつかんでおきましょう。慌てずに、前車との車間距離を保った状態で無理のない車線変更を心がけましょう。

4車線の車線変更

ウインカーで周囲のドライバーへ意思表示を。

トンネルに入ったらライトオンで
自車の存在をアピール!

また、トンネルが多いのも都市高速の特徴です。トンネル進入前に、ライトスイッチは近年の多くの車に装備されている「AUTO」の位置に合わせておきましょう。周囲が暗くなれば自動的にヘッドライトが点灯します。昼間、トンネルに入った直後は後方が明るいため、前走車のバックミラーから自車が確認されづらくなります。前走車に自分の存在をアピールするためにもヘッドライトの点灯が必要です。

ライトの事前チェックをする講師

安全な走行のため、事前にライトをチェック。

カーブの先は渋滞かも!?
ブラインドコーナーの手前でしっかり減速を

見通しの悪いブラインドカーブ

十分な車両距離をとり速度は控えめに。

都市高速は密集している市街地等を利用し建設されているためカーブが多く、フェンスなどで左右を覆われている「ブラインドコーナー」が多数あります。見通しの悪いカーブの先では、渋滞が発生していることも多くあります。ブラインドコーナーでも、スピードが速くなければ数秒先を見通すことが可能。見通しが悪いと思ったら、スピードが速すぎる可能性があります。まず制限速度をしっかりと守りましょう。普段からしっかりと車間距離をキープするのは大切ですが、ブラインドコーナーでは特に、緊急事態を想定して速度を十分に落とし、車間距離を広めに保って走行を。前方が渋滞していたら、玉突き事故を防ぐためにも、余裕のある車間距離で停車しましょう。

  • この企画で紹介しているのは、菰田潔さんの運転メソッドです。JAFの見解とは異なる場合があります。

JAFでは、交通安全とエコドライブの普及・啓発のためにさまざまな講習会を行っています。また、ウェブを活用した交通安全トレーニングや調査・実験データなど情報を提供しています。ぜひご覧ください。

菰田 潔

こもだ・きよし モータージャーナリスト、日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会長、BOSCH認定CDRアナリスト、JAF交通安全・環境委員会委員など。ドライビングインストラクターとしても、理論的でわかりやすい教え方に定評がある。

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