お腹痩せヨガ【4】(プランクポーズのねじり)
モデル野沢和香のワンポーズ・ヨガ日々の安全運転には心身ともに元気な状態でハンドルを握ることが大切。しなやかで健やかな体づくりのヒントとなる、ご自宅でも簡単に実践できるヨガのワンポーズを、モデルでヨガ講師としても活躍する野沢和香さんにお伺いします。
姿勢と呼吸を意識すればお腹の肉は落とせる
食べ過ぎるとすぐお腹に肉がつく、年齢を重ねるうちにお腹がぽっこりと出てきた、などお腹太りは多くの人が悩むところです。ぽっこりお腹は、姿勢の悪さと腹筋の衰えが一因。普段の姿勢と呼吸に意識を向け、さらにヨガでインナーマッスルを鍛えると、お腹は引き締まります。筋トレも効果的ですが、それ以上に日常生活の意識を変えることが大切です。お腹痩せのヨガは朝や日中に行うのが◎。頭が冴えて、腸の働きも活発になるので一石二鳥です。
“息を吐ききる”呼吸でお腹痩せが叶う
まずは、背筋(せすじ)を伸ばしてまっすぐに立つことを常に意識しましょう。正しい姿勢ができると呼吸が深くなります。ポイントは息を吐くときに、“最後まで吐ききる”こと。こうすると、呼吸の度に内臓をマッサージする力が働き、腹部全体を覆っている腹横筋(ふくおうきん)を動かせるようになります。腹横筋にはコルセットのような役割があり、鍛えるとウエストが内側から引き締まり代謝も上がります。ツイストやプランクポーズのねじりはウエスト痩せに効果的。気になる部位に効くポーズを組み合わせて行ってもよいですね。
※ヨガは無理せず、痛みを感じたり気分が悪くなったら中止してください。
- プランクポーズのねじり
うつ伏せの状態で肘を肩幅に開く。肘と爪先を床に付け、腰を浮かせて背筋(せすじ)を真っすぐ伸ばしたプランクポーズで姿勢をキープする。腰が反らないようお腹に力を入れ、内ももを寄せ合い、かかとを押し出すとバランスを崩しにくい。
息を吐きながら左腰をひねって床に近づけ、息を吸いながらプランクポーズに戻す。反対も同様に、左右10回行う。
7月は疲労回復に効くリラックスヨガをご紹介します。次回もお楽しみに!
野沢和香
のざわ・わか 1977年生まれ。ファッション誌『STORY』のレギュラーモデル。全米ヨガアライアンスの資格を取得し、ヨガ講師としても活躍する。 YouTubeチャンネルでも野沢和香さんのヨガの動画が視聴できます。 YouTubeチャンネル「WAKA NOZAWA」