夜のヨガルーティーン【3】(ヒップ&もも裏ストレッチ)
モデル野沢和香のワンポーズ・ヨガ日々の安全運転には心身ともに元気な状態でハンドルを握ることが大切。しなやかで健やかな体づくりのヒントとなる、ご自宅でも簡単に実践できるヨガのワンポーズを、モデルでヨガ講師としても活躍する野沢和香さんにお伺いします。
夜ヨガは軽めでOK。その日の疲れはその日に取る
夜のルーティーン(日課)では、私の悩みである足のむくみ解消と全身ケアの効果があるヨガを入浴後に行います。朝と比べて夜のヨガは軽めが◎。疲れを翌日に持ち越さないため、最低限のケアをしたらできるだけ早く寝て、翌朝の時間を充実させたほうが効果が上がります。夜のタイムスケジュールのポイントは、就寝の90分前までに入浴を済ませること。入浴で上がった深部体温が布団に入る頃にちょうど下がるので、入眠しやすくなりますよ。
太ももとふくらはぎを伸ばすと疲れが流れる
一日の疲れがたまりやすい脚のケアは夜のルーティーンのマストポイント。ここで脚のケアをしておけば、翌朝のむくみが解消できます。寝る前のヨガは深い呼吸で、リラックスして一つひとつのポーズを行いましょう。途中で寝落ちしてしまうくらいゆったりとしたペースでOK。今月のテーマ「夜のヨガルーティーン」では、週替わりで4種類のポーズをご紹介します。疲れていたら1つだけでもいいので、体をほぐしてから眠りについてください。
※ヨガは無理せず、痛みを感じたり気分が悪くなったら中止してください。
- ヒップ&もも裏ストレッチ
仰向けに寝て、左足の外くるぶしを右ももにのせ、両手で右太ももを抱えるようにして持つ。息を吐きながら右太ももを胸の方へ引き寄せ、左のお尻が伸びる感覚を感じましょう。ゆっくりと10呼吸数える。
右足を天井へ向けて伸ばし、足首は曲げ膝を伸ばす。息を吐きながら胸の方に脚を近づけ、ゆったりとした呼吸で10呼吸分保つ。お尻とふくらはぎの伸びを意識するのがポイント。足を組み替え、反対側も同様に行う。
野沢和香
のざわ・わか 1977年生まれ。ファッション誌『STORY』のレギュラーモデル。全米ヨガアライアンスの資格を取得し、ヨガ講師としても活躍する。 YouTubeチャンネルでも野沢和香さんのヨガの動画が視聴できます。 YouTubeチャンネル「WAKA NOZAWA」