夜のヨガルーティーン【1】(ドラゴンのポーズ)
モデル野沢和香のワンポーズ・ヨガ日々の安全運転には心身ともに元気な状態でハンドルを握ることが大切。しなやかで健やかな体づくりのヒントとなる、ご自宅でも簡単に実践できるヨガのワンポーズを、モデルでヨガ講師としても活躍する野沢和香さんにお伺いします。
夜ヨガは軽めでOK。その日の疲れはその日に取る
夜のルーティーン(日課)では、私の悩みである足のむくみ解消と全身ケアの効果があるヨガを入浴後に行います。朝と比べて夜のヨガは軽めが◎。疲れを翌日に持ち越さないため、最低限のケアをしたらできるだけ早く寝て、翌朝の時間を充実させたほうが効果が上がります。夜のタイムスケジュールのポイントは、就寝の90分前までに入浴を済ませること。入浴で上がった深部体温が布団に入る頃にちょうど下がるので、入眠しやすくなりますよ。
太ももとふくらはぎを伸ばすと疲れが流れる
一日の疲れがたまりやすい脚のケアは夜のルーティーンのマストポイント。ここで脚のケアをしておけば、翌朝のむくみが解消できます。寝る前のヨガは深い呼吸で、リラックスして一つひとつのポーズを行いましょう。途中で寝落ちしてしまうくらいゆったりとしたペースでOK。今月のテーマ「夜のヨガルーティーン」では、週替わりで4種類のポーズをご紹介します。疲れていたら1つだけでもいいので、体をほぐしてから眠りについてください。
※ヨガは無理せず、痛みを感じたり気分が悪くなったら中止してください。
- ドラゴンのポーズ
右膝(みぎひざ)を前に踏み込み、左足は後ろへ伸ばす。両手は床に置き、息を吸い、背筋(せすじ)を伸ばして息を吐きながら前に上体を倒す。右足のふくらはぎに心地よい伸びを感じながら深呼吸する。
右脚の膝を伸ばし、息を吸って背筋をできるだけ伸ばし、息を吐きながらお腹をももに近づけて、脚裏にストレッチを感じましょう。脚を入れ替えて、5セット行う。
野沢和香
のざわ・わか 1977年生まれ。ファッション誌『STORY』のレギュラーモデル。全米ヨガアライアンスの資格を取得し、ヨガ講師としても活躍する。 YouTubeチャンネルでも野沢和香さんのヨガの動画が視聴できます。 YouTubeチャンネル「WAKA NOZAWA」