朝のヨガルーティーン【1】(ガス抜きのポーズ・橋のポーズ)
モデル野沢和香のワンポーズ・ヨガ日々の安全運転には心身ともに元気な状態でハンドルを握ることが大切。しなやかで健やかな体づくりのヒントとなる、ご自宅でも簡単に実践できるヨガのワンポーズを、モデルでヨガ講師としても活躍する野沢和香さんに毎月お伺いします。
朝は白湯とヨガで元気をチャージ
JAF Mate Onlineのワンポーズ・ヨガ連載初回は、私の朝のヨガルーティーン(日課)をご紹介します。毎朝目覚めてベッドから起き上がると、白湯(さゆ。水を沸騰させ、何も入れていない湯のこと)を飲んだ後に瞑想(めいそう)と1時間程度ヨガを行います。こうすることで体がしっかりと目覚めて思考がクリアになり、さらに体の反応から体調の把握もできるのです。少しずつでも毎日続ければ体は確実に変わります。朝ヨガをすると元気がチャージされるので、やりやすいものからぜひ試してみてくださいね。
背骨を動かし目覚めのスイッチをオン!
朝のルーティーンで意識したいのは、“背骨を動かす”こと。背骨沿いに自律神経の通り道があるため、背骨を大きく動かすと自律神経が活性化されて起きる意識を体に伝えられます。また、“ひねり”の動きは腸への刺激を与えられるため、内臓が働き始め一日の代謝もアップします。今月のテーマ「朝のヨガルーティーン」では、週替わりで5種類のポーズをご紹介しますが、すべて行わなくてもOK。1種類を週ごとに行ってもいいですよ。
※ヨガは無理せず、痛みを感じたり気分が悪くなったら中止してください。
- ガス抜きのポーズ
仰向けで寝て両膝(ひざ)を曲げ、両腕で膝を抱える。背筋を伸ばして息をおなかに吸い込み、膝が少し戻されるのを感じたら息を吐く。息を吐くときはおなかを凹ませ膝を胸に近づける。これをゆったりした呼吸で5回繰り返す。
- 橋のポーズ
息を吸いながら両手と踵(かかと)で床を押し、腰を丸めながらゆっくりと骨盤を天井方向へ持ち上げる。膝が開かないように内ももと下腹に力を入れ、体の前側の伸びを感じる。次に息を吐きながら、背骨の上の方からゆっくりと床に下ろす。これを呼吸に合わせて5回行う。
野沢和香
のざわ・わか 1977年生まれ。ファッション誌『STORY』のレギュラーモデル。全米ヨガアライアンスの資格を取得し、ヨガ講師としても活躍する。 YouTubeチャンネルでも野沢和香さんのヨガの動画が視聴できます。 YouTubeチャンネル「WAKA NOZAWA」