ニットトップス・パンツ FACCIES(☎︎090-1434-6023)
Tシャツ JUN OKAMOTO (☎︎03-6455-3466)
取材・文=鴨居理子 撮影=鈴木大喜 ヘアメイク=大室 愛 スタイリスト=SAHO

【前編】松丸亮吾、運転免許取得への思い「将来の子供のために」

松丸亮吾 インタビュー 前編

芸能界にもファンが多いという「謎解き」。その近年のブームの火付け役として知られるのが松丸亮吾さん(26)です。
2019年に「RIDDLER(リドラ)」を設立した松丸さんは、社長業をこなしながら「謎解きクリエイター」として、ドラマ、映画、企業広告などの出演のみならず企画にも参加。監修した書籍『東大謎トレ』シリーズは累計170万部を突破しています。
多方面で活躍している松丸さんに、幼少期のドライブの思い出や、運転免許取得への思い、将来乗ってみたい車などについて伺いました。

4兄弟、全員運転免許なし! 「後悔しています(笑)」

こちらを見て立つ松丸

ーー松丸さんは運転免許を持っていないそうですね。

松丸亮吾(以下、松丸):そうなんです。でも今「やっぱり18歳くらいで取っておけばよかったな」って、めっちゃ後悔してます。大学生のときにテレビに出るようになったので、芸能活動を続けながら教習所に通うのが難しくて。うちは4兄弟なんですけど、じつは全員免許を持っていないんです。父が持っていたので「父が運転してくれるし」という甘えもあって、みんな取らなかったんですよ。

ーーご兄弟が4人いて、全員が免許を持っていないのは、少し珍しいかもしれないですね。

松丸:大人になって、みんな後悔しています(笑)。僕もいつかは絶対に取ると思います。僕は沖縄が好きなんですが、沖縄はモノレールだけで鉄道が走っていないこともあり、車じゃないと行きづらいところが結構あるんですよね。この前は宮古島に行ったんですが、行きたかったダイビングスポットと、景色が良いところと、ご飯がおいしいところが全部かなり離れた場所にあったんです。それでタクシーで移動したら、ものすごくお金がかかってしまって。こんなとき、レンタカーならもっと安上がりだし、道中でふらっと「あそこ行こう!」って融通も利いていいですよね。

ーーふだん、東京都内で生活しているとそこまで不便さは感じないですよね。

松丸:でも、もし免許が取れたら都内でも運転したいです。もともとすごく都心にアクセスの良いところに住んでいたんですが、賃料が高いうえに部屋が狭くて……。1年ちょっと前に保護猫を迎えたのですが、ワンルームだと思いっきり遊べないし、かわいそうだなと思うようになって。だから、ちょっと都心から外れるけど、賃料安めで広い部屋に引っ越したんです。

ーーなるほど、それだと車で移動したくなるかもしれませんね。

松丸:「駐車場が安く借りられますよ」みたいな案内が来るたびに、「車欲しいな~」と思っています。きっと生活の幅が広がるし、時間の使い方ももっと有意義になると思う。ちょっと友達の家に行って、ゲームして帰って……。フットワークが軽くなりそうですよね。

運転してくれた父を「いつか旅行に連れていきたい」

遊具で遊ぶ松丸

ーー単純に「運転できるってかっこいいな」という憧(あこが)れもあったりしますか?

松丸:ありますね。僕の父は運転がすごくうまくて、「みんな、こんなもんなのかな」と思っていたんですが、大人になって他の人の運転する車に乗ったときに「こんなに駐車に時間がかかるんだ」って思っちゃうことがあったり。父はバック駐車を一発で決めるタイプなんです。久々に帰省したときに「そういえば、運転うまいよね」って言ってみたら、「何かあったのか」って言われました(笑)。

ーーお父さんの運転姿が憧れって、素敵ですね。

松丸:理想ですね。小さい頃に家族で北海道旅行に行ったときも、北海道でレンタカーを借りて、札幌、小樽、函館と回ったんですが、移動距離がハンパなくて。丸一日、父は愚痴のひとつもこぼさず、子供たちにいろんな体験をさせようとずっと運転してくれました。将来子供ができたとき、免許を持っていないとそういう親にはなれないから、やっぱり取っておきたいですよね。いつか父を旅行に連れて行ったりもしたいですし。

ーーご自身で、運転センスはあると思いますか?

松丸:正直、やばいと思います……。運転免許って、2~3週間の教習でサクッと取れる人もいると思いますが、僕はそれで東京の公道を走るのは怖いから、地道にじっくりと教習所に通いたいです。

ーー松丸さんでしたら、筆記試験は心配なさそうですよね。

松丸:そうですね、暗記は受験勉強で鍛えられた力があると思うので、問題は実技ですね。体育とか超苦手だったし、心配です。

ーー近年「若者の車離れ」なんてことも言われていますが、周りの同世代を見てどうですか?

松丸:僕の会社の社員は20代が多いのですが、免許を持っている人は3人くらいいて「みんなで車に乗って遊びに行こう!」となったときは、そのうちの1人に絶対に来てもらわないといけない。毎回運転してもらうのも申し訳ないし……。そういう意味でも同世代で「いつかは取りたい」と言っている人は割と多い印象ですね。

ただ、免許ってもともと身分証明書としての役割も大きかったけど、今はマイナンバーカードとかが出てきたので、“身分証モチベ”で免許を取る人は減っていますよね。それが車離れと言われている理由かもしれません。

地方ロケの合間には「暇さえあれば温泉に」

ジャングルジムの上で座る松丸

ーー普段の移動手段は何が一番多いですか?

松丸:タクシー移動が多いですね。タクシーって集中できる空間なので、細かい仕事をちゃちゃっと済ませたりしています。移動中しか休憩できないような忙しい日は、車中でスマホゲームをしたり音楽を聞いたりしてリフレッシュすることも。乗車時間が10~20分くらいで短いと、スマホゲームにちょうどいいんですよね。写真の整理とか、基本的にはスマホでできる作業をしています。

あと、外の景色を見るのも好きです。ちょっとした街の風景とか、緑とか。「いいな」と思ったら写真を撮ったりします。

ーー都内ではどのあたりの道が好きですか?

松丸:表参道のケヤキ並木はすごくきれいで、好きですね。ランニングが好きなので「ここ走ったら気持ちいいだろうな~」といつも思っています。

ーーバラエティ番組では地方ロケもよくされていますよね。車移動が多いのでは?

松丸:まとまった空き時間があるときは、レンタカーを借りてマネージャーさんの運転でよく温泉に行きます。温泉が大好きなので、暇さえあれば行きたくなるんです。マネージャーさんに「温泉行きたいな~」とぼやくと、「えー、レンタカー借りろってこと? 私に運転しろってこと?」って言われて、「ごめんなさい」みたいな(笑)。

ーー温泉好きなんですね! 最近行った温泉でよかったのは?

松丸:別府の「地獄めぐり」はよかったですね。老舗旅館で歴史を感じつつ、温泉につかって……気持ちよかったなぁ。プライベートで旅行に行くときも、温泉を目的にすることが多いです。

悩みの相談は、いつも父の運転する車の中で

こちらをみる松丸

ーー子供の頃のドライブの思い出はありますか?

松丸:小中学生くらいの頃、父が悩みを聞いてくれるときはなぜか車でボーリング場に行くっていうルーティンがありました。お母さんに叱(しか)られたり兄弟げんかで負かされたり、学校で嫌なことがあったりして僕がシュンとしていると、父が「ボーリング行くか!」って。

2人でボーリング場に向かいながら「最近学校どうだ?」と話をふってくれたりして、ドライブの時間がコミュニケーションの場になっていました。兄弟が多いので、家の中で父と一対一で話せる場所がなかったんですよね。だから父の中で「そういう話をするときは車の中」って決めていたのかな。今思い返しても、いい時間でしたね。

ーーボーリングは上達しました?

松丸:子供だからハンデ付きではありましたが“父に勝てるとお小遣いアップ”みたいなこともあったりして、気合いが入っていましたから、結構うまくなったと思います。今でも会社のみんなと行くことがありますが、調子がよければスコア200弱ぐらいはいきます。

ーーご家族との旅行の思い出は何かありますか?

松丸:父が歴史好きなので、小学生の頃は車でいろんな場所に連れて行かれました。覚えているのは、岩手県の中尊寺とか。父がいろいろ歴史のうんちくを語ってくれるんですが、僕は当時歴史が嫌いだったので、あまり興味が持てなくて聞き流してしまっていました(笑)。

ーー当時、どんな車だったか覚えていますか?

松丸:車に詳しくないので車種はわかりませんが、当時実家には大きめのワゴン車と、ちょっとかっこいい感じの車の計2台があったと思います。家族みんなで旅行をするときはワゴン車でしたね。長男は高校生くらいだったと思うので、もうあまり家族旅行には行っていなかったと思います。車に父、母、次男、三男、僕で乗って。僕は一番小さいので、いつも後ろのシートの真ん中で、兄弟のどちらかに寄りかかっていました。

ーー車内で音楽は?

松丸:父が今では師範になるほど詩吟が好きで、詩吟や演歌が流れ続けていました。父親的にはきっと僕たちにも好きになってほしかったんだと思うんですけど、しつこすぎてみんな嫌いになっちゃいました(笑)。逆に母親が流していた福山雅治さん、コブクロさんとかは兄弟みんな好きになって、今でも聞いています。

「空飛ぶクルマ」が出たら、そのときこそ運転免許を!

ピースサインをする松丸

ーー免許を取ったらどんな車に乗りたいですか?

松丸:あまり考えたことなかったな……。でも、僕はスマート家電が大好きなので、車のデザインというよりは、近未来っぽい性能に注目して選ぶかもしれません。ソニーが新しく開発している電気自動車の「VISION-S(ビジョンS)」は、プロトタイプの試乗をさせてもらったのですが、スゴかったです。立体音響技術を使っていて、凄(すさ)まじい迫力の音でゲームや映像も楽しめてしまうという。未来を感じましたね。

ーー「空飛ぶクルマ」の開発で、国内で唯一、有人飛行試験を実現したことでも知られているSkyDrive社の取材もされていましたよね。

松丸:今までに2度取材させてもらいました。空飛ぶクルマが出たら、絶対免許とります! 普通自動車免許ではなく、新しいライセンスになるとは思いますが。

SkyDrive社ではお話を伺ったり、シミュレーションを見せていただいたのですが、「地上を走る車の自動運転のほうが難しい」という話がとても印象的でした。地上には自動運転車と手動運転車が混在しているので、コンピュータが人間の運転に合わせなきゃいけなくなりますよね。だけど、空飛ぶクルマに関してはまだ1台も飛んでないから、逆にこれから他の車の動きをすべて把握して予測できる。つまり事故が起こらないようなプログラムを組みやすいそうなんです。それはちょっと安心だなって。

ーーなんだか夢のある話ですね。

松丸:“未来のひみつ道具”感ありません? 「ついに来た、この時代が来たか!」って感じ。僕は新しい技術が出てくるとワクワクするタイプなので、本当に楽しみです。

渋滞にもはまらなくてすむし、とにかく目的地まで早く着けるようになります。たとえば「どこか島に行こうぜ」ってなったときも、電車やフェリーを乗り継ぐ必要はなくなります。目的地を入れたら、乗っているだけで着いちゃうんです。最高ですよね。

SkyDrive社では2025年の大阪・関西万博での日本初の社会実装を目指していて、さらに2030年代には本格普及することまで見据えているそうです。いやぁ、早く実現してほしいですね。そうなると、八丈島あたりの東京の島は、かなりの人気スポットになると思います。

ーー松丸さんの理想のドライブデートって何かありますか?

松丸:パッと思いついたのはオープンカーでしたけど、実際はどうなんだろう? 日焼けしちゃうし、夏はちょっとしんどいのかな……。ただ、ぼくは海沿いを走りたいですね。静かに夜景を見ながらというよりは、窓を開けて風に当たりたいです。理想は沖縄の伊良部大橋のドライブかな。

ーーそれは気持ちよさそうですね!

松丸:ドライブのいいところって、ちょっと離れていたり、ちょうどいい公共交通機関がなくても現在地と目的地を気軽につなげられること。僕は遊びに行くときにきっちりとプランを立てたいタイプではないので、お互いにやりたいことを交互にやっても楽しいですね。「あの映画を見たい」とか「あそこで写真撮りたい」って言われたら、「じゃあそこ行こう」って連れて行ってあげられるのがうれしいですね。

松丸亮吾「友達とのドライブで聞きたい5曲」

松丸:ドライブでかけるなら、友達とノリノリで歌える曲がいいですね。でもいざ聞かれると難しいなぁ……。日頃から運転してたらサクッと挙げられるんだろうな。

  • BUMP OF CHICKEN「ダンデライオン」……同世代ならきっと歌えるこの曲。疾走感があって爽快(そうかい)な曲なので、昼間のドライブで聞きたいです。
  • ロードオブメジャー「心絵」……アニメ『メジャー』1stシーズンのオープニング主題歌です。小学生の頃、好きすぎて自分で歌詞カードを作ったくらいハマった一曲です。
  • Orangestar「アスノヨゾラ哨戒班」……有名なボカロ曲なので知っている人も多いと思います。アップテンポでドライブにはピッタリです。
  • みきとP「少女レイ」……夏らしく爽(さわ)やかで明るい曲調なんですが、なんとなく残暑感もあるんですよね。それでいて、歌詞はちょっと悲しい感じ。
  • AJR「World's Smallest Violin」……TikTokでものすごくはやっている曲です。最近めちゃめちゃハマってます。ラストがどんどんテンポアップしていって、それとともにテンションも上がる。最近は毎朝聞いています。

(クリックすると、音楽配信サービスSpotifyで楽曲の一部を試聴できます。)

JAF会員限定 松丸亮吾さん直筆サインプレゼント

サインパネルを持つ松丸

松丸亮吾さん直筆の「ドライブしない?」特製サイン色紙を、抽選で3名様にプレゼントします。
・プレゼント内容:松丸亮吾さん直筆特製サイン色紙

応募期間は終了しました。

※オークションサイト、フリマアプリなどでの転売を禁止します。

松丸亮吾

まつまる・りょうご 1995年、千葉県出身。謎解きクリエイター。2019年に「RIDDLER(リドラ)」を設立。同社の代表取締役を務め、さまざまなメディアで謎解きを仕掛けている。2022年7月29日には1st写真集『すがお』を出版。

この記事はいかがでしたか?
この記事のキーワード
あなたのSNSでこの記事をシェア!