運転で固まったお尻の筋肉をほぐすヒップ・インターナル・ローテーション
運転疲れに効く簡単エクササイズ藤田英継
座りすぎで固まったお尻のコリをほぐしましょう
長時間の運転で座り続けると、お尻はシートに圧迫されたまま動かないため、血流が悪くなり固まってきます。お尻の奥の筋肉が固まることで、神経が圧迫され、脚のしびれや坐骨神経痛につながってしまうので、休憩時間中にお尻の筋肉を緩めるのは大切なことです。
今回ご紹介する「ヒップ・インターナル・ローテーション」は、お尻の奥のほうにある「梨状筋(りじょうきん)」や、歩行時に体を支える「中殿筋(ちゅうでんきん)」がストレッチできるエクササイズです。
ヒップ・インターナル・ローテーション
椅子や車のシートに浅く腰掛け、腰幅に足を開く。膝は90度以下に曲げておく。
上半身は少し後ろに傾けておくとお尻の筋肉が動かしやすい。両手はシートの両端を持つようにします。
片脚の膝を内側に向けるように、脚の付け根(股関節)から捻(ねじ)るように動かし、お尻の奥に伸びを感じたら元に戻す。お尻が椅子から大きく浮かないように気を付ける。
左右交互に、10〜20回ずつ行いましょう。
- ※膝や股関節に痛みやけがのある方は行うのを控えてください。
藤田英継
ふじた・ひでつぐ トレーナー。表参道のパーソナルトレーニングジム、evergreen代表。東京大学大学院で身体運動科学を学び、トレーニングと脂肪や糖質の代謝、遺伝子、ホルモン、細胞レベルでのカラダ作りのエキスパートとして活動する。これまでに延べ1万人以上のセッションを経験。
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