大阪・関西万博2025開催直前! 夢洲・大阪港エリアを街ぶら探訪
開催直前の「大阪・関西万博2025」に向けて盛り上がる地元をぶらり旅待ちに待った大阪・関西万博2025が、大阪市の人工島「夢洲(ゆめしま)」で2025年4月13日から開催される。そこで、万博の施設全体を見られる場所や周辺施設が気になるところ。早速、開催間近の万博開催エリアを訪れてみた。
大阪・関西万博の規模感を味わえる展望台
会場周辺は開催前のため、柵により各ゲートが封鎖されているが、大きく「EXPO2025」と記載された入口
大阪メトロの夢洲駅を出ると、大屋根リングの木造部分がよりはっきり見えてくる
大阪メトロの夢洲駅は万博会場へ直接アクセスできる路線として、2025年1月19日に開業したばかりだ。新大阪駅・梅田駅から430円ほど。大阪メトロと大阪シティバスが1日乗り放題になる「エンジョイエコカード」はコスモスクエア駅〜夢洲駅間は使えないので注意が必要だ。夢洲はコンテナターミナルが並ぶ場所でもあり、周辺に飲食店はほとんどない。そのため、万博開催中に食事をする場合は会場内か夢洲エリアから外れることになる。
開業したばかりの夢洲駅入口。周囲は建造中のため、柵に囲まれているが目前に万博の入口が見える
デジタルサイネージによる通路が先進的な夢洲駅構内
さきしまコスモタワーの展望台から夢洲が一望できる
夢洲の万博会場を外から見るのに最適なのは、大阪ベイエリアを一望できる展望台があるさきしまコスモタワーだ。地上から252mのビル55階からの展望エリアからの眺望は抜群。360度パノラマの景色が楽しめる。夢洲方面に目を向けると、木造の大屋根リングがはっきり見えた。
展望台への入場口はさきしまコスモタワーの1階にあり、当日チケットの購入も可能だ
展望エリアの周囲はガラス張りで、中央にはカフェがあり、景色を見ながら休憩もできる
シースルーのエレベーターからは徐々に上がっていく景色を楽しめ、52階から55階までの通路には、スタンプ台やビル内の展示物で楽しませてくれる。最終入場は午後9時30分。万博が始まった後も、会場の夜景を楽しむのにいいだろう。
お腹がすいたら大阪港駅周辺へ
夢洲から近い、1831年頃にできた人工山の天保山(てんぽうざん)で有名な大阪港駅周辺は、大阪の行楽地としても知られる場所だ。大阪港駅から天保山公園まで向かうと、大型の水族館である海遊館や天保山観覧車、ショッピングモールなど休日を楽しむのにもってこいだ。万博会場から少し離れた場所になるが、賑やかな雰囲気で食事も楽しめる。
今回は、カフェでありながら、大盛りのパンケーキを味わえる「KumaKafe」へ訪れてみる。移動してお腹がすいた人にもオススメなのが「熊パンケーキ」だ。お皿に書かれたクマも可愛らしいが、ボリュームはもちろん、程よい甘さで食が進む。一緒にコーヒーなどを頼めばもう一皿食べられる気になってしまう。クマグッズが所狭しと飾られた店内は、アットホームな感じで落ち着ける場所だ。
直径25cmほどの大きさの熊パンケーキ(1800円〜)はボリューム満点。お店でも一番人気メニューだ
お店はショッピングモールの向かいにあるため、わかりやすい
店内にはさまざまなクマが隠れている。ぜひ、お気に入りのクマを探してみて欲しい
空腹を満たしたら、天保山公園を散歩してみたり、海遊館を巡ってみるのもいいだろう。1日を通してベイエリアを満喫できること間違いなしだ。大阪・関西万博に訪れる予定があるのならば、会場の周辺や市内の観光も楽しんでみたい。
海洋館は外観もインパクト抜群だ。太平洋の生物について様々な生きものを間近で見ることができる
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