日本の魅力、再発見

まるで外国? 意外な景色に出会う旅~和歌山県・和歌山市

和歌山県・和歌山市

撮影=飯田安国
2023.03.13
写真:雑賀崎(さいかざき)の漁港。「日本のアマルフィ」とも称される。
2023.03.13
写真:雑賀崎(さいかざき)の漁港。「日本のアマルフィ」とも称される。

日本全国をドライブで旅する「日本の魅力、再発見」。今回は、和歌山県和歌山市を巡る。
和歌山県の北部に位置し、京阪神エリアからのアクセスも良好で、ドライブにぴったり。定番の観光スポットから意外な景色まで、さまざまな魅力の詰まった場所だった。

まずは市街地で和歌山を知る。和歌山城では忍者が活躍!

和歌山県と聞くと、世界遺産の熊野古道や、パンダに会える動物園がある白浜など、人気の観光地がいくつか思い浮かぶ。しかし今回は、県庁所在地の和歌山市を巡ってみよう。

和歌山市の中心地へと車を走らせると、和歌山城の天守閣が姿を現した。
徳川吉宗公を世に送り出した紀州徳川家の居城にふさわしく、立派なお堀に囲まれた堂々たるたたずまいだ。
天守閣の手前に見える橋のようなものは「御橋廊下(おはしろうか)」。殿様や限られたお付きの者などが行き来するために設けられた廊下橋で、斜めにかかるものは全国的にも珍しいという。

和歌山城

和歌山城。天守閣は昭和20年に空襲で焼失したが、市民の要望によって昭和33年に再建された。御橋廊下は平成18年に復元されたもので、靴を脱いで渡ることもできる。
和歌山市一番丁3 ☎073-422-8979 天守閣入場料410円

広い敷地内を天守閣を目指して歩き、石段を登る。ようやくたどり着いた天守閣を見上げてひと息ついていると、一人の忍者に遭遇した。
この日出会った忍者のおかっぱ丸さんは、和歌山城の忍者が担う任務についてこう語る。
「もちろん写真撮影などにも応じますが、僕らのいちばんの仕事は、歩行が困難な方たちが天守閣前まで登るのをサポートすることなんですよ」
ただのパフォーマンス的な忍者ではなく、特別な車いすやスロープを用いて、歩行が困難な人の登城をサポートするための「おもてなし忍者」なのだという。
たしかに、ここに登ってくるまでの道のりはかなり段差が多かった。自力で登ることが難しい人々にとって、おもてなし忍者の存在はさぞかし心強いことだろう。

和歌山城公園の敷地内には動物園もある。100年以上の歴史があり、しかも入園は無料! アルパカ、ペンギン、紀州犬などの動物たちに気軽に会える。
和歌山城はただの史跡にとどまらない、ホスピタリティ精神にあふれた楽しい場所だった。

和歌山城と忍者

おもてなし忍者のおかっぱ丸さん。お気に入りのビューポイントは「御橋廊下の窓から見る天守閣」とのことだ。
登城サポートの詳細は城プロジェクト(☎080-1437-4171)まで。

紀州犬

和歌山城公園動物園。紀州犬の姉妹「あやめ」と「さつき」は、通常展示はされていないが毎日開催されるふれあい体験で会うことができる。
☎073-424-8635

和歌山市街をもっと楽しむべく、夜の街に繰り出す。
訪れたのは「サウスウエストカフェ」。代表を務める小山よしおさんは日本野菜ソムリエの資格を持ち、その知識を生かして季節のフルーツをバーのメニューにふんだんに取り入れている。
そんな小山さんが中心となり作り上げたのが「わかやまポンチ」だ。
「和歌山県は果物の生産量が全国2位で、年間を通して果物がとれない時期がないんです。そのアピールのために15年ほど前から提供を始めて、今は70店舗以上に広がっています」
1つ以上の県産の果物と梅のフレーバーが入っていることがわかやまポンチの条件。サウスウエストカフェのものは、みかんのフローズンに多様なフルーツがトッピングされており、爽やかなおいしさだ。

わかやまポンチ

サウスウエストカフェ。「わかやまポンチ」(1,300円)はアルコールの有無を選べる。
和歌山市吉田831 ルミエールプラザ2F ☎073-436-8553 駐車場なし(近隣にコインパーキングあり)

バーカウンターに立つ小山よしおさん

サウスウエストカフェの小山よしおさん。「和歌山市は、とにかく食べるもんがうまい! 魚も野菜もお肉もうまいんですよ」と故郷の魅力を語ってくれた。

歴史ある景勝地・和歌の浦へ。“日本のアマルフィ”雑賀崎の美しい景色を堪能

市街地を離れ、南へと向かう。和歌山湾に面する海沿いのエリアは「絶景の宝庫 和歌の浦」として日本遺産に登録されており、万葉の時代から多くの和歌に詠まれた歴史ある水辺の光景が広がっている。
中でも特に目を引いたのが「不老橋」。紀州徳川家10代藩主・徳川治宝(はるとみ)公の命で作られた石橋が、景観にアクセントを添えている。

アーチ状の石橋

不老橋。雲の文様が施された側面の彫刻にも注目。
和歌山市和歌浦中3 ☎073-433-8118(和歌山市観光協会) 駐車場なし

ワッフルとミカンジュース

不老橋のすぐそばにある、純喫茶リエール。「贅沢宇治抹茶のワッフル」(1,200円)には、不老橋が描かれた和歌浦せんべいがのっていた。
和歌山市和歌浦中3-5-5 ☎073-499-8698

純喫茶リエールの店内

純喫茶リエールは築130年以上の趣ある邸宅を改装しており、店内から美しい日本庭園を眺めつつゆったりと過ごせる。和歌の浦散歩の休憩にぴったり。

不老橋からさらに南、海南市との境界にある「和歌山マリーナシティ」。テーマパークや温泉などの施設のほか、海鮮グルメが楽しめる「黒潮市場」があり、毎日開催されるマグロの解体ショーは平日にもかかわらず大にぎわいだった。

マグロの解体ショー

黒潮市場の名物は、毎日開催されるマグロの解体ショー。
和歌山市毛見1527 和歌山マリーナシティ内 ☎073-448-0008 駐車場有料

マグロのにぎり

黒潮市場で購入した、マグロ食べ比べセット(2,000円)。寿司や海鮮丼などのグルメのほか、おみやげも大充実。

さらに「雑賀崎(さいかざき)」へと車を走らせた。漁港から山の斜面にかけて集落が広がる風景が「まるでイタリアのアマルフィ海岸のようだ」と話題になっているらしい。
少し離れた場所から雑賀崎を見渡すと、確かにこれは「日本のアマルフィ」だ。アマルフィに似た景観でありつつ、ひとつひとつの家や漁船はとても日本らしい。このミックス感がとても新鮮だ。
和歌山市にこんな風景があるとは、知らなかった。

雑賀崎の集落に一歩足を踏み入れると、家々がぎっしりと立ち並び、車も通れないくらいの狭い路地がまるで迷路のように広がっている。
民家に混じり、おしゃれなお店もちらほら。カフェを見つけて、雑賀崎でのティータイムを楽しんだ。

カフェの店内

雑賀崎のカフェ「Le Vogue 1008」(ル・ヴォーグ)。種類豊富なケーキや焼き菓子を、アンティークなインテリアに囲まれた店内で味わえる。テイクアウトも可能。
和歌山市雑賀崎1008 ☎073-488-8446

夕方の雑賀崎

夕方の雑賀崎。
和歌山市雑賀崎 ☎073-433-8118(和歌山市観光協会) 駐車場有料

和歌山といえばラーメン! 王道も個性派も勢ぞろい

ご当地ラーメンとして根強い人気の「和歌山ラーメン」以外にも、個性豊かなラーメンを探して食べ歩いたので、一挙にご紹介しよう。

まずは、和歌山ラーメンを日本全国に広めた有名店「井出商店」。店に入った途端に、濃厚な豚骨醤油の香りに全身が包まれる。
定番の「中華そば」は、これぞ王道の和歌山ラーメン! 地元の方が「好きな人は週3くらいで通いよるよ」と言っていたのもうなずける、癖になりそうな味だ。
サバの「早なれ寿司」とゆで玉子を添えるのが地元の定番とのこと。ぜひ一緒に食べてみよう。

定番とは一線を画すラーメンが人気の「麺屋ひしお」。醤油発祥の地とされる和歌山県湯浅町でつくられる「湯浅醤油」の風味を存分に生かした「紀州湯浅吟醸醤油ラーメン」が人気だ。濃い茶色の透き通ったスープがちぢれ麺にしっかり絡み、醤油の甘みと香りを堪能した。

井出商店のラーメンと寿司とゆで玉子

井出商店の、中華そば(750円)、すし(150円)、玉子(50円)。
和歌山市田中町4-84 ☎073-424-1689

麺屋ひしおのラーメン

麺屋ひしお 和歌山駅前店の、紀州湯浅吟醸醤油ラーメン(814円)。
和歌山市美園町5-7-12 ☎073-499-8099 駐車場なし

和歌山市では老舗のお茶屋さんまでもがラーメンを提供していて、市民に大人気らしい。
「玉林園」が展開する「グリーンコーナー」というお店で食べられる「てんかけラーメン」は、「ラーメン屋に一人で入りにくい女性でも、お茶屋さんなら入りやすいから」という理由で昭和42年に提供を始めたそうだ。天かす、わかめ、紅ショウガがトッピングされたあっさり風味の和風ラーメンで、たしかに女性受けが非常によさそう。390円という破格の値段も魅力的だ。

最後は、和歌山市北西部の加太(かだ)地区の高台に立つ「休暇村 紀州加太」へ。温泉が楽しめる宿泊施設なのだが食事にも力を入れており、和歌山名物の「足赤海老(あしあかえび)」を豪快にのせた「足赤海老ラーメン」を味わえる。スープに濃厚なエビの風味が溶け込み、エビ好きにはたまらない一品だ。

玉林園グリーンコーナーのラーメンとソフトクリーム

玉林園グリーンコーナー 本店。てんかけラーメン(390円)と並んで人気なのが、グリーンソフト(200円)。こちらはお茶屋さんらしい抹茶味で、後味さっぱり。
和歌山市出島48-1 ☎080-4293-1909

休暇村紀州加太の足赤海老ラーメン

休暇村 紀州加太。ランチで提供される足赤海老ラーメンにはミニしらす丼や小鉢などもセットで付く(1,600円)。
和歌山市深山483 ☎073-459-0321

戦時中の遺跡が残る無人島・友ヶ島に上陸

和歌山市のクライマックスに選んだのは、「友ヶ島(ともがしま)」。紀淡海峡に浮かぶ無人島で、加太港からフェリーに乗って20分ほどで行くことができる。オフシーズンにもかかわらず、フェリー乗り場には行列ができていた。

海鮮丼

加太港のすぐそばにある飲食店、加太ゑびすや。加太港からその日に仕入れたタイなどの新鮮な魚をたっぷりのせた「大漁丼」(写真・2,500円)は通常の海鮮丼(1,300円)の倍量でボリューム満点。
和歌山市加太211 ☎073-481-2282

友ヶ島行きのフェリー

友ヶ島へは1日4~5便ほど運行するフェリーで向かう。季節によって運航日と時刻が変わるので要注意。料金は往復で2,200円。
☎073-459-1333(友ヶ島汽船)

どうして友ヶ島に人が集まるのか? それは、島に戦時中の遺跡が残されているからだ。
江戸時代の黒船来航の頃から大阪湾を守る要衝とされた友ヶ島には、明治時代に砲台が整備された。役目を終えた今も島内にはいくつもの砲台跡が残り、レンガ造りの重厚な雰囲気が「アニメ映画に出てきそう」「異世界っぽい」などと評され、写真映えスポットとして人気を博しているのだ。
フェリーを降りて上陸し、砲台跡を目指して山道をハイキング。かなり歩くので、服装や靴には注意したほうがよさそうだ。
たどり着いた第3砲台跡は、ひんやりとした空気に包まれて静かに存在していた。砲台跡内部は、懐中電灯を持っていれば中を歩いてみることもできる。

無人島での探検をたっぷり楽しんで、フェリーの最終便を待つ。
最初の和歌山城から考えれば、随分遠い所まで来たような気がする。でも、全部和歌山市なのだ。次々と意外な表情を見せてくれる和歌山市の幅の広さに驚く旅となった。

友ヶ島の第3砲台跡

友ヶ島の第3砲台跡。島内に5つある砲台跡の中で最も大きい。
和歌山市加太 ☎073-435-1234(和歌山市観光課)

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※記載のデータは2023年2月現在のもので、料金は大人1名分です。変わる場合もありますので、お出かけ前にご確認ください。
※新型コロナウイルスの影響により、掲載の内容が変更・中止となる場合がございます。事前にご確認のうえ、ご利用ください。
取材協力=和歌山市

「日本の魅力、再発見」 掲載自治体のご紹介

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梅おもひ 詰合せ

B 梅おもひ 詰め合わせ
3名
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道の駅四季の郷公園 商品詰合せ

C 道の駅四季の郷公園 商品詰め合わせ
3名
和歌山県海南市の寺尾牧場の牛乳を使用した牛乳サブレ、牛乳ボーロと、麺の老舗「ナルト製麺」と道の駅がコラボ開発したオリジナルラーメン3種(まろやか豚骨醤油、こってり豚骨醤油、湯浅醤油 各1食入り)をセットで。

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昼はぶらぶら! 夜はフラフラ? 写真家ヤスクニさんの旅日記

ダンディーでチャーミングな写真家・飯田安国さんの旅の様子をお届けするコラムを連載中! 本編とあわせてぜひお楽しみください。

飯田安国

いいだ・やすくに 「ヤスクニさん」の愛称で親しまれる写真家。
東京・新橋生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、サンフランシスコ・アート・インスティテュートで芸術を遊ぶ。
長年にわたり連載をもつ『JAF Mate』をはじめ、『翼の王国』など雑誌を中心に活躍。
現在、スマートロードスターをスニーカーにしている。

和歌山市 ドライブガイド

和歌山市には、四季折々で楽しめるスポットがたくさんあります。気になった場所をドライブで回り、その魅力を再発見してみませんか?

『JAFナビドライブ情報』 で、ご当地ドライブコースも公開中!

1.淡嶋(あわしま)神社

日本を創造したと伝えられる少彦名命(すくなひこなのみこと)を祭神とし、女性のための神様として広く信仰される。また人形供養でも知られ、境内には約2万体もの人形が並ぶ。
和歌山市加太118 ☎073-459-0043

2.こだわりのやぐらラーメン 西ノ庄店

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和歌山ラーメンの人気店。手間を惜しまず豚骨の旨みを引き出したスープは濃厚で、防腐剤不使用のもちもち麺ともベストマッチ。麺の硬さは9段階から選べる。
和歌山市西庄378-1 ☎073-455-4035

3.ふくろうの湯

地下1,500mから湧き出た濃度の高い日本有数の天然炭酸泉を、かけ流しで堪能できる温泉施設。時間制限なしの岩盤浴もあり、ゆったりくつろげる。
和歌山市本町2-1 フォルテワジマ地下1階 ☎073-423-4126 入浴料1,000円

4.四季の味 ちひろ

雑賀崎漁港から毎日仕入れる魚や熊野牛など、地産地消を基本に旬のものを厳選した日本料理の老舗。創業時から続く「てっちり」が名物。
和歌山市吉田801 ☎073-431-3939

5.グラフミューラー 和歌山本店

移動式店舗でバームクーヘンを販売する専門店の本店。焼きたてはふっくらふんわり、翌日はしっとりもっちりとした口当たりを楽しめると評判。
和歌山市北ノ新地東ノ丁4 坂田ビル1階 ☎073-423-0886

6.和歌山市観光土産品センター

和歌山城のすぐそばにあり、食品や名産品、工芸品など和歌山のお土産が目白押し。地方発送にも対応可。観光案内所を併設しており、同じ建物内には歴史展示室もある。
和歌山市一番丁3 ☎073-435-1184

7.お天守茶屋(おてんすちゃや)

「おてんす」とは和歌山弁で天守閣のこと。和歌山城天守閣の前で地元素材を使った食事やスイーツを提供しており、中でも「お天守団子」(写真)が人気。
和歌山市一番丁3 天守閣前 ☎073-488-7640

8.和歌山県立博物館

きのくに−和歌山県の歴史をはじめ、高野山や熊野三山、熊野古道などの資料を常設展示。紀州徳川家にまつわる資料も豊富。
和歌山市吹上1-4-14 ☎073-436-8670 常設展入館料280円

9.和歌山県立紀伊風土記の丘

国の特別史跡「岩橋(いわせ)千塚古墳群」の保全公開を目的とする博物館施設。約67haの敷地内には約500基の古墳や移築民家集落、万葉植物園がある。
和歌山市岩橋1411 ☎073-471-6123 入館料190円(常設展・企画展)

10.道の駅 四季の郷公園

関西屈指の広さと規模を誇る道の駅。新鮮野菜や肉の直売所はもちろん、焚(た)き火やバーベキュー施設など、アウトドアでの楽しみも満喫できる。
和歌山市明王寺479-1 ☎073-499-4370

11.勝僖梅(しょうきばい) 本店

厳選された高品質の紀州南高梅を使用し、一粒一粒丁寧に梅干しを製造。贈答用から家庭用まで取り揃えており和歌山のお土産に最適。
和歌山市西高松1-5-24 ☎073-427-7557

12.養翠園(ようすいえん)

全国的にも珍しい海水を引いた汐入(しおいり)の池や、松を主体とした植栽が特徴的な大名庭園。造営は紀州徳川家第10代藩主・治宝(はるとみ)公。
和歌山市西浜1164 ☎073-444-1430 入園料600円

13.紀州東照宮

徳川家康公と頼宣(よりのぶ)公をご祭神として祀(まつ)る徳川家ゆかりの神社。豪華な彫刻が施された社殿は「関西の日光」と呼ぶにふさわしく、国の重要文化財にも指定されている。
和歌山市和歌浦西2-1-20 ☎073-444-0808

14.番所(ばんどこ)庭園

江戸時代には海に突き出た地形を生かして遠見番所が設けられた、万葉ゆかりの景勝地。現在はバーベキューや海水浴も楽しめるレジャースポットになっている。
和歌山市雑賀崎番所ノ鼻 ☎073-444-6533 入園料600円 駐車場有料

15.わかうら食堂

老舗料亭をリノベーションした店内からは和歌浦湾を一望できる。ランチでは豊富な定食のほか豪華な鯛しゃぶご膳が人気。ディナーでも定食を提供しているのもうれしい。
和歌山市新和歌浦4-16 ☎073-498-8311

16.おっとっと広場

和歌浦漁港で毎週土・日・祝日に営業。新鮮な魚介類や水産加工品を購入できるほか、しらす丼や海鮮丼などの食事もでき、和歌浦湾の景色も楽しめる。
和歌山市新和歌浦1-1 ☎073-446-3308

17.紀三井寺(きみいでら)

紀州徳川家の歴代藩主が繁栄を祈願したとされる、救世(ぐぜ)観音宗の総本山。また、関西の早咲きの桜の名所としても知られる。
和歌山市紀三井寺1201 ☎073-444-1002 参拝料400円

18.こむぎ処マルキ

古民家をリノベーションした紀三井寺そばのベーカリー。国産小麦と自家栽培野菜を使用した味わい深いパンが種類豊富に揃う。
和歌山市紀三井寺1102 ☎073-446-0086

19.紀州黒潮温泉

和歌浦の青い海を望む露天風呂が人気の天然温泉。泉質は、身体を芯から温め冷え性や肥満に効果があるとされる塩化物泉。
和歌山市毛見1525 和歌山マリーナシティ内 ☎073-448-1126 入浴料1,000円

20.ポルトヨーロッパ

中世ヨーロッパの港街をモチーフにしたテーマパーク。落差22mのウォーターライドなどのアトラクションも楽しめる。
和歌山市毛見1527 和歌山マリーナシティ内 ☎0570-064-358 スタンダードパス4,400円 駐車場有料

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