日本の魅力、再発見

七色のきらめき~福岡県・筑後七国

福岡県・筑後七国(柳川市・八女市・筑後市・大川市・みやま市・大木町・広川町)

撮影=飯田安国
2022.08.12

写真:柳川市で体験できる、街並みを巡る川下り。

2022.08.12

写真:柳川市で体験できる、街並みを巡る川下り。

日本全国をドライブで旅する「日本の魅力、再発見」。今回は、「筑後七国(ちくごななこく)」を巡る。
筑後七国とは、福岡県南部の筑後地方に位置する柳川市・八女(やめ)市・筑後市・大川市・みやま市・大木町・広川町をまとめて称する際の新しい呼び名。5市2町もあるものの、それぞれの特色がわかりやすく伝わるように「果のくに・広川」「茶のくに・八女」といったキャッチコピーがつけられており、どんなところなのか想像が膨らむ。
個性豊かな筑後七国の魅力に触れる旅に出発しよう。

広川町

果のくに・広川
作り手の笑顔が育む名産品

最初に訪れた「果のくに」広川町は、筑後川水系・広川の水と比較的温暖な気候に恵まれ、一年を通して果物の栽培が盛んに行われている。
「里の駅 広川くだもの村」では、いちご、桃、梨、ぶどうを育てて直売所で販売しており、いちごの季節にはいちご狩りを楽しむこともできる。訪れたときは桃が旬で、ハウスの中にたくさん実っていた。案内してくださった中村邦裕さんの、自ら育てた桃に向ける優しい笑顔が印象的だった。
いただいた桃を食べてみると、滴るほどに果汁たっぷりで、甘みがぎゅっと詰まっていて、つい顔がほころぶ。おいしい果物には、作り手の笑顔が映し出されているのかもしれない。

広川くだもの村で栽培される桃

里の駅 広川くだもの村で桃の栽培を担当する中村邦裕さん。
広川町吉常268 ☎0943-32-2413

広川町の名産品は果物だけではない。
久留米藩の特産品「久留米絣(くるめかすり)」。現在は国の重要無形文化財に指定され、旧久留米藩の地域で生産が続けられている。特に広川町には工房が最も多く残っており、毎年9月には九州最大級の絣イベント「広川かすり祭」も開催されるそうだ。
「久留米絣 山藍」の柿原真木子さんに製造工程を見せていただいた。ところどころ縛られた綿糸の束を藍液に浸し、絞り、色を定着させるために叩きつける。この作業を何度も繰り返した糸を手織りすると、藍色の布地の上に複雑な模様が浮かび上がってくる。まるで魔法のようだ。
「糸の束を先に縛っておくことで、染めるとその部分だけ白く残ります。織るとちゃんと柄になるように、設計図に従って糸をくくり分けているんです。染めや織りの工程が注目されがちですが、実は地道に糸をくくるのが絣の大変な工程なんですよ」
何気なく見ていた布地が、これほど緻密(ちみつ)に作られたものだとは思いもよらなかった。
「自分で図案を描いて必死で作って、織り上げたときに図案がそのまんま再現できていたら、本当に気持ちいいです」と笑顔で語る柿原さん。やはり、素敵な笑顔の人が作り出すものは素敵なのだった。

藍染作業の様子

久留米絣 山藍では、山村省二さん、省二さんの母・文子さんが技術保持者・技術伝承者、省二さんの弟子・柿原さんが技術伝承者の認定を受け、久留米絣の製造を一貫して行っている。写真は藍染めした糸を束にして叩きつける作業。
広川町長延250-1 ☎0943-32-0150

久留米絣の模様

経(たて)糸と緯(よこ)糸を織機で織り合わせ、柄ができあがっていく様子。

手織り作業の様子

「これは伝統的な柄ではなく、うちが考えた新しい柄です。伝統にとらわれないのは久留米絣の大らかさかもしれませんね」と柿原さん。

八女市

茶のくに・八女
のんびり過ごせる新スポット

筑後七国で最も広い面積を有する八女市。全国屈指のお茶の産地であることは言うまでもないだろう。「茶のくに」というキャッチコピーもうなずける。
まずは「八女中央大茶園」の展望所へ。取材時はあいにく二番茶が摘まれた直後で緑色の葉は少なかったが、広大な茶畑とともに筑後七国の街並みも眺めることができ、この先の旅への期待がよりいっそう膨らんだ。

八女中央大茶園展望所からの風景

八女中央大茶園展望所から筑後七国市街を望む。(写真提供=八女市)
八女市本1699(展望所) ☎0943-22-6359(八女中央茶協同組合)

最近八女市内で人気のスポットと聞き、やってきたのは「べんがら村」。老若男女でにぎわい、活気に満ちていた。
べんがら村は2022年4月にリニューアルオープンしたばかりの新スポット。クラフトビール醸造所「八女ブルワリー」やレストラン、カフェ、地元の商品が並ぶセレクトショップなど、八女のグルメや特産品が楽しめる店舗のほか、自動ロウリュウ機能付きのサウナを備えた天然温泉の入浴施設「べんがらの湯」も設けられている。
八女ブルワリーで製造されるクラフトビールは、八女茶や地元産の果物が使われたユニークな商品が揃う。カフェで人気の八女抹茶スムージーは、ほどよい甘さの中に深いお茶の香りが感じられる。新しい形で八女茶を味わうことができた。

べんがら村の外観

べんがら村。屋外には子供が遊べる大きなふわふわドームやRVパークも備わっており、家族でのドライブにも最適。
八女市宮野100 ☎0943-24-3339 入浴料700円
JAF優待

八女ブルワリーのビールとスムージー

左から、八女ブルワリーの深蒸しIPA(ビン550円)、ピルスナー(カフェで飲食の場合600円)、八女抹茶スムージー(600円)。深蒸しIPAとピルスナーの両方に八女茶が使用されている。

筑後市

恋のくに・筑後
強いまなざしに恋をした

筑後平野の中心に位置する筑後市。「恋のくに」というキャッチコピーの由来は、恋愛のパワースポットとして有名な「恋木神社(こいのきじんじゃ)」にある。恋の神様「恋命(こいのみこと)」を祀(まつ)る日本唯一の神社で、訪れた日も女性たちやカップルが次々に参拝していた。

筑後市で食べるものに迷ったら、おすすめなのが「船小屋牛」。筑後市内で育てられ、筑後地域の一部の飲食店や精肉店でしか出会えないという幻の牛で、甘みのある柔らかいお肉を和牛よりもリーズナブルに楽しむことができ、明日へのパワーを養った。

恋木神社を参拝する女性たち

恋木神社で参拝する観光中の女性。参道や石灯籠(いしどうろう)など、ハートマークが境内の至る所にあしらわれており、女心をくすぐる。
筑後市水田62-1 ☎0942-53-8625

恋木神社のお守りと絵馬

恋木神社のお守りと絵馬。

船小屋牛の焼肉

船小屋牛を提供する「焼肉じゅうじゅう」。写真はファミリーセットB(3~4名分、5,500円)。
筑後市山ノ井136-23 ☎0942-53-0600

筑後市ではぜひとも会ってみたい人がいた。主に福岡県内で「地域活性化コスプレイヤー」として活動している丹(たん)タキさんだ。
「地域活性化の対象は、筑後市や福岡だけでなく全国、全世界のイメージ。『丹タキ』を媒体にして、私がいろんな場所に行ってコスプレをすることでその場所を盛り上げるのが目的です」
撮影場所となった「溝口竈門神社(みぞくちかまどじんじゃ)」は、大人気漫画『鬼滅の刃』と神社の類似性に注目した丹タキさんが、観光協会と協力してコスプレイベントを開催したことがきっかけで、今ではファンの間でも聖地として知られるようになった。
この日は狐をモチーフにしたオリジナルの衣装を身にまとい、次々とポーズを決めてくれた。まるで狐になりきるかのように軽々とジャンプする姿やきりっとした表情に、目だけでなく心も奪われてしまった。
「コスプレの好きなところは、自分の人生の最中に自分以外の人生を体験できるところ。自分の好きなことで人にも喜んでもらって、いろんな地域の皆さんを幸せにするのが、これからの目標です」と丹タキさん。筑後市から世界へと夢は広がっている。

溝口竈門神社でコスプレする丹タキさん

溝口竈門神社。丹タキさんの衣装が神社の雰囲気によく合っていた。
筑後市溝口1553 ☎0942-53-4229(筑後市観光協会)

大木町

穀のくに・大木
新鮮野菜を探しに行こう

「穀のくに」大木町では、米をはじめ、いちご、グリーンアスパラガス、きのこ類などが多く生産されているという。
「大木町かんけい案内所」は、大木町に魅力を感じる人々に町との関係を深めてもらうために、観光案内、農業体験、移住サポートなどに取り組んでいる。所長の西川典洋さんも大木町に魅せられて福岡県内から移住した一人だ。
「一人暮らしでも、近所の人が『ちゃんと見よるとばい!』と言って見守ってくれて、すごく安心して暮らせる町です。昔から米作をみんなでやっていたのが大きいのではないでしょうか。真面目で優しい人ばかりなんです」
案内所でCOMS(超小型の一人乗り電動自動車)をレンタルし、町内に複数ある野菜の無人販売所を巡ることにした。ペダルやシフト、ハンドルといった基本的な操作は車と同じで、普通自動車免許があれば初めてでもすんなり運転できる。最高速度は60km/hとのことだが、実際は20~30km/h程度に抑えるのがちょうどよい印象だ。ドア代わりの幌は外すこともできて、車幅も大きくなく、目線も低めなので、 この小さなCOMSで街中を走ると風景がより近く感じられ、新鮮な感覚でドライブできる。
たどり着いた無人販売所で、朝に収穫したばかりのグリーンアスパラガスを購入。「道の駅おおき」で新鮮なきのこもゲットし、大満足の結果となった。
「ぜひ、COMSで走り回って大木の良さを見つけてほしい」と西川さん。恋木神社や溝口竈門神社など近隣市町の観光スポットに足を延ばすのもOKとのことで、筑後七国の新しい楽しみ方になりそうだ。

無人販売所前に止まっているCOMS

大木町かんけい案内所で配布しているマップを見ればスムーズに無人販売所を巡ることができる。写真中央は所長の西川さん。COMSのレンタルは1日2,000円(要予約)。
大木町八町牟田222-1 ☎080-9837-7663

道の駅おおきのきのこもぎとり体験

道の駅おおきでは新鮮なきのこを自分で選んで収穫する「きのこもぎとり体験」ができる。手に持っているのは大木町のみで栽培される希少な「ヌメリスギタケ」(もぎとり一瓶130円)。
大木町横溝1331-1 ☎0944-75-2150
ドライブスタンプラリー
JAF優待

大川市

匠のくに・大川
親子で受け継ぐ伝統の技

大川市は日本有数の家具産地であり、家具や建具、木材などの関連会社が多く集まる、まさに「匠(たくみ)のくに」だ。
小保・榎津(こぼ・えのきづ)地区には江戸~昭和初期の建造物が点在し、「藩境(はんざかい)のまちなみ」と呼ばれる景観が残る。小保地区は旧柳河藩の宿場町、榎津地区は旧久留米藩の港町で、榎津地区は材木の集積地として栄え、造船業も盛んだった。その技術が木工産業に発展し、現在の大川家具のルーツとなったそうだ。

訪れた時期はちょうど「えつ」という魚が旬だった。日本では有明海と筑後川にのみ生息するえつは、鮮度の関係からほとんど地元でしか出回らず、旬も5月~7月と短い。三川屋でいただいたえつの姿焼きはほろほろとやわらかく、白身の上品な味わいを楽しめた。
一緒に提供されたのは「組子膳」。この器には大川を代表する建具の技法のひとつ「組子」があしらわれており、料理と調和してとても美しい。

旧吉原家住宅の外観

藩境のまちなみにある、国指定重要文化財の旧吉原家住宅。見学可能。
大川市小保136-17 ☎0944-86-8333
ドライブスタンプラリー

組子膳とえつの姿焼き

三川屋の、えつの姿焼き(1,320円)と組子膳(要予約、2,200円~)。えつの提供時期(5月~7月)には、組子膳とえつ料理を組み合わせることもできる(3,300円~)。
大川市向島2222 ☎0944-87-3155

釘を使わず木材を組み合わせる組子を手掛ける「仁田原建具製作所」の仁田原進一さんを訪ねた。2020年度に卓越した技能や見識を持った職人を顕彰する「大川の匠」に認定されたが、「技術にはまだ上があるとですよ。もっと大きいものを作りたい、世界の一流デザイナーさんと仕事をしたい。そうやって前に行かんと。一生懸命、本物を作って、世界に見せていかんと」と、まだまだ意欲は尽きることがない。
長男の辰宏さんと次男の進二さんも職人の道に進み、日々仕事に励んでいる。「固定観念にとらわれず、いろいろできたら。伝統技術は残しつつ使い方や見せ方を変えたり、SNSで組子を広めたり、自分たちの代だからこそできることがあると思う」と辰宏さん。それぞれに「いちばんうれしい瞬間は?」と聞くと、「完成したものをお客様に見せて、喜んでもらえたとき」と、同じ答えが返ってきたのが印象的だった。組子のようにぴったり重なる家族の絆(きずな)が、魅力的なものづくりにつながっているのだろう。

仁田原進一さんと二人の息子

仁田原建具製作所。工場併設のギャラリーにはたくさんの作品が飾られ、不在時以外は見学や購入もできる。中央が仁田原進一さん、左が進二さん、右が辰宏さん。
大川市向島916-3 ☎0944-86-4302

組子の作品

写真は「松皮とんぼ」という伝統的な組子のデザインで、かんなで一本の木からギザギザの柄を削り出すという、難しい手法を用いている。

柳川市

水のくに・柳川
ゆっくり流れる贅沢時間

柳川市は、柳川城のお堀を巡る「柳川川下り」が有名な「水のくに」。さっそく体験してみようと、どんこ舟に乗り込んだ。
川下りは60年ほど前から始まり、以来柳川観光の代表格として親しまれてきた。約3kmを片道1時間かけてゆっくりと進む。車ならすぐに移動できてしまう距離だが、こののんびり感が最高の贅沢だ。
船頭の江﨑さんの話に耳を傾けながら、川面から見る景色を眺めていると、ふいに江﨑さんの「さぁ、しゃがんで! 頭気を付けとってくださいよ」という声が飛んだ。前を見ると水門がすぐ近くに迫っている。こんなに狭いところを通れるのか? と思うような幅の水門を、竿一本で巧みに操られた舟がするすると抜けていった。少しスリリングで、ちょっとした冒険をしているような気分だ。
船頭さんの歌も楽しみのひとつ。柳川出身の詩人・北原白秋が作詞した「ゆりかごのうた」「待ちぼうけ」のほか、「柳川音頭」も披露してくださり、楽しい1時間となった。

舟を降り、郷土料理の「うなぎのせいろ蒸し」で腹ごしらえ。タレをからめたごはんに焼いたうなぎをのせ、蒸し上げるので、ごはんはモチモチ、うなぎはふっくらとしている。贅沢な美味を堪能した。

柳川川下りの様子

水郷柳川観光の川下り。
柳川市三橋町下百町1-6 ☎0944-73-4343 乗船料1,600円
JAF優待

うなぎせいろ蒸し

うなぎ屋本店のうなぎせいろ蒸し(松)3,300円。
柳川市城隈町22-4 ☎0944-73-0118
JAF優待

みやま市

幸のくに・みやま
日本唯一の舞を、次の世代へ

筑後七国の最後に訪れたみやま市は、室町時代に生まれた舞楽「幸若舞(こうわかまい)」が日本で唯一残り、受け継がれている「幸のくに」。幸若舞保存会会長で、第三十一代家元の松尾正春清継(きよつぐ)さんが、幸若舞について教えてくださった。
「主に源平合戦が題材で、見世物というよりは物語を伝えるために舞われるものです。いちばん好んだ武将が織田信長で、桶狭間の戦いの出陣前に舞ったという記録があります」
武士に愛された幸若舞は、信長、秀吉、家康らの庇護(ひご)を受け全国に広まったが、武士の世の終わりとともに廃れ、最終的には年1回の恒例行事として脈々と続けられていたみやま市だけに残された。貴重な伝統を絶やさないために、松尾さんらは地元の子供たちに舞を教えたり、全国各地で公演活動も行っている。
「もっと幸若舞を前面に押し出すことで、次の世代に受け継いでもらいたい。幸若舞をやっていてよかったな、というやりがいも作っていきたいと思っています」
みやま市で幸若舞が見られるのは年1回のみ。毎年1月20日に大江天満神社の幸若舞堂で、五穀豊穣の祈りを込めて奉納される。その日に合わせて、またみやま市を訪れたい。

幸若舞の鼓をうつ松尾正春清継さん

大江天満神社の幸若舞堂で、鼓を披露してくださった松尾正春清継さん。
みやま市瀬高町大江1488  ☎0944-32-9183 (みやま市教育委員会社会教育課)

みやま市の新名物として注目されるスイーツを食べに、道の駅みやまへ。「抹茶のパフェきよみず」は、JAFとじゃらんが実施した「道の駅ひんやりスイーツ総選挙2021」で西日本地区の第1位に輝いた。抹茶ソフト、白玉、ところてん、抹茶ゼリーなどさまざまな味と食感が調和し、食べ応えも抜群。並んで人気の「ほうじ茶パフェひみこ」は、甘さの中にほろ苦さを感じる少し大人な味わいだった。

「長田鉱泉場」の足湯で疲れを癒やしながら、筑後七国の旅を振り返る。伝統、体験、グルメ、どれをとっても新しい出会いに満ちていて、どの市町も、キャッチコピーから想像していた以上の個性にあふれていた。
長い雨の時期が明け、心に七色の虹がかかったようなきらきらした気持ちで、筑後七国を後にした。

抹茶パフェとほうじ茶パフェ

道の駅みやまのフードコート内にある「水茶屋樹徳庵」の、「抹茶のパフェきよみず」(写真右、540円)と「ほうじ茶パフェひみこ」(写真左、590円)。
みやま市瀬高町大江2328 ☎0944-67-6477(道の駅みやま) ☎0120-125-088(八女茶業本舗)
ドライブスタンプラリー
JAF優待

長田鉱泉場の外観

長田鉱泉場の外観。江戸時代から愛飲されている炭酸の鉱泉水を使った足湯もある。
みやま市瀬高町長田2624-2 ☎0942-52-3224(長田鉱泉ふれあい館)
ドライブスタンプラリー

長田鉱泉場の外観

長田鉱泉場のご当地ドリンク「コガ・コーラ」(200円)。足湯の湯上がりにピッタリだ。

  • JAF優待の内容や利用方法などの詳細は、記事内の各施設「JAF優待」をクリックしてください。JAFナビ からも検索可能です。
  • 記載のデータは2022年7月現在のもので、料金は大人1名分です。変わる場合もありますので、お出かけ前にご確認ください。
  • 新型コロナウイルスの影響により、掲載の内容が変更・中止となる場合がございます。事前にご確認のうえ、ご利用ください。

取材協力=柳川市・八女市・筑後市・大川市・みやま市・大木町・広川町

「日本の魅力、再発見」 掲載自治体のご紹介

JAF Mate Onlineに掲載していないドライブコースやおすすめスポットなども掲載!

【終了しました】JAF会員限定プレゼント

【終了しました】筑後七国 名産品プレゼント

筑後七国それぞれの風土と伝統が育んだ個性豊かな品々を合計9名様にプレゼント!
(商品提供=筑後七国活性化協議会)

本格麦焼酎つくしほか

A 筑後七国お酒セット
3名
さわやかな香りとすっきりとした味わいが特徴の、筑後市・西吉田酒造の本格麦焼酎「つくし(白)」と、芳醇な味わいがふわっと口の中に広がる、八女市・喜多屋の特別純米酒「喜多屋 夢一献」(ともに720mL)。無農薬栽培の八女茶を用いており、幅広い料理に使える、八女市・いりえ茶園の「オーガニック緑茶ペースト」(100g)のセット。筑後のお酒を筑後のお茶で割るのも良し。そのままお茶として飲むのも良し!

アサヒ醸造の本醸造醤油ほか

B 筑後七国調味料セット
3名
筑後七国の特産品から選りすぐりの調味料を詰め合わせました。すっきりした甘さが特徴の、柳川市・アサヒ醸造「本醸造醤油」(1L)。七種の国産天然だし素材をブレンドした、筑後市・不二家の「不二家の天然だし」。甘口でうま味も豊富な、アサヒ醸造「味もろみ ごんしゃん」。野菜をおいしくする、大川市・庄分酢のまろやか調味酢「美味酢」。大木町特産の「黒にんにく」をセットで。

江口製菓の八女茶もなかほか

C 筑後七国お菓子セット
3名
筑後七国の各種銘菓と、お茶、ジュースを詰め合わせました。風味豊かな八女茶を用いた筑後市・江口製菓の「八女茶もなか」。昔ながらの製法で作る大木町・磯家食品のもち飴「あめがた」。甘さ控えめでヘルシーなみやま市・串屋せんの「おからかりんとう」。茶葉だけでなく茎も含めたすべてを粉にした広川町・ゆげ製茶の「八女っ粉煎茶」。3種類のみかんをギュッと搾ったみやま市・大黒園のストレートジュース「山川みかんジュース」をセットで。

  • 写真はすべてイメージです。
  • Web応募のみとなります。
  • 応募は1名様1回のみ可能。応募後の応募内容の変更はできません。
  • 応募方法:上記応募フォームをクリックしてログインIDとパスワードを入力。
  • 応募にあたってはJAFマイページと同じIDとパスワードでのログインが必要です。
  • 当選者数:9名(当選者にのみ、2022年11月中旬までに当選通知を発送いたします)。
  • 応募締切:2022年9月30日(金)

JAF Mate Online 6月「日本の魅力、再発見」プレゼント応募総数は3,097件でした。たくさんのご応募ありがとうございました。

【終了しました】筑後七国スタンプラリー

筑後七国スタンプラリーイメージ

スマートフォン1台で参加可能。記事内で「ドライブスタンプラリー」リンクの記載がある施設を巡りスタンプを集めて応募すると、筑後七国の素敵な特産品が当たります。
参加方法や詳しい内容は下記リンクからアクセスのうえ、ご確認ください。

昼はぶらぶら! 夜はフラフラ? 写真家ヤスクニさんの旅日記

ダンディーでチャーミングな写真家・飯田安国さんの旅の様子をお届けするコラム連載中! 本編と併せてぜひお楽しみください。

飯田安国

いいだ・やすくに 「ヤスクニさん」の愛称で親しまれる写真家。
東京・新橋生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、サンフランシスコ・アート・インスティテュートで芸術を遊ぶ。
長年にわたり連載をもつ『JAF Mate』をはじめ、『翼の王国』など雑誌を中心に活躍。
現在、スマートロードスターをスニーカーにしている。

筑後七国 ドライブガイド

筑後七国(柳川市・八女市・筑後市・大川市・みやま市・大木町・広川町)には、四季折々で楽しめるスポットがたくさんあります。気になった場所をドライブで回り、その魅力を再発見してみませんか?

「JAFナビドライブ情報」 で、ご当地ドライブコースも公開中!

1.ひろかわ藍彩市場

特産品の久留米絣の販売や、工房見学・制作体験などの案内を行う。隣接するカフェではランチやおやつにぴったりのスイーツやドリンクが味わえる。。
広川町日吉1164-6 ☎0943-32-5555
ドライブスタンプラリー

2.Kibiru

町内外の人が利用できるものづくりの拠点として、職業用ミシンやプロ用アイロンなどの設備を揃える。地元スイーツが味わえるカフェも併設。
広川町久泉814-1 ☎0943-24-8281 利用料1時間500円(予約制)
ドライブスタンプラリー

3.こふんピア広川(広川町古墳公園資料館)

公園内にある石人山古墳と弘化谷古墳をはじめ、町内の数多くの遺跡から出土した遺物を展示。弘化谷古墳の装飾壁画は年2回(4月と11月)一般公開される。
広川町一條1436-2 ☎0942-54-1305
ドライブスタンプラリー

4.福島八幡宮

旧福島城内住民の氏神として寛文元年 (1661年)に開元。江戸時代には勝運の神として武士層からも信仰を集め、現在では受験や試合、仕事などの成功祈願で人気という。
八女市本町105-1 ☎0943-22-3332
ドライブスタンプラリー

5.八女観光物産館ときめき

八女茶をはじめ、地酒、醤油、酢、銘菓など、八女市の特産品やソフトクリームを販売。館内の食事処ふくちゃんでは、郷土料理のだご汁が食べられる。
八女市本町2-129 ☎0943-22-7730 
ドライブスタンプラリー

6.道の駅たちばな

辺春川を望む展望テラスや、井戸水を竹炭でろ過した水汲み場などがある。レストランでは国産ミンチ肉を100%使用したハンバーグなど、メニューも充実。
八女市立花町下辺春315-1 ☎0943-37-1711
ドライブスタンプラリー

7.川の駅船小屋恋ぼたる

矢部川のほとりに、筑後七国の新鮮な特産品を取り扱う物産館と、美人の湯とも呼ばれるマグネシウム・ナトリウム・カルシウム炭酸水素塩泉の温泉館が並ぶ。
筑後市尾島310 ☎0942-52-8188
ドライブスタンプラリー

8.九州芸文館

九州新幹線筑後船小屋駅前にある、芸術文化などを体験・学習できる施設。季節ごとに企画展などのイベントも開催。
筑後市津島1131 ☎0942-52-6435 入場無料(イベント入場料は別途必要) 
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9.HAWKSベースボールパーク筑後

タマホーム スタジアム筑後(タマスタ筑後)を中心とした、次世代を担う野球選手の成長する姿が間近で見られる、ソフトバンクホークスファーム本拠地。選手にも大人気の「選手サロンカレー」が食べられるフードショップもある。
筑後市津島757-1 ☎092-844-1189 駐車場あり(有料)
ドライブスタンプラリー

10.天然温泉大木の湯アクアス

源泉かけ流しの温泉を中心に、年中使える屋内温水プールや、地元の特産品が味わえるレストランがある。インストラクター付きのスポーツジムも併設。
大木町八町牟田538-1 ☎0944-33-2002 入館料600円
ドライブスタンプラリー

11.クリークの里石丸山公園

平安時代に作られた掘割(クリーク)を整備保存。自然豊かな敷地内にはクリークに関する資料館や、滑り台、ターザンロープなどの遊具もある。
大木町大角1426 ☎0944-32-1064(大木町建設水道課 庶務水道グループ)
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12.道の駅おおき

地元特産の食材をそろえた直売所と、それら旬の食材を豊富に使ったビュッフェ、各種収穫体験や、小さな子供が遊べる芝生広場や休憩所など、家族で楽しめる。
大木町横溝1331-1 ☎0944-75-2150
ドライブスタンプラリー

13.大川市立清力(せいりき)美術館

明治時代に酒造会社の事務所として建てられた洋館を美術館として公開。大川出身の溝江勘二をはじめ、筑後の画家たちの作品展示などを行う。
大川市鐘ヶ江77-16 ☎0944-86-6700 入場無料(企画展は別途)
ドライブスタンプラリー

14.大川テラッツァ

筑後川昇開橋のたもとにあり、観光やイベントなどの情報提供をはじめ、部屋に合う家具を紹介する家具コンシェルジュが常駐。組子や木工のワークショップも開催。
大川市向島2525-2 ☎0944-87-0923
ドライブスタンプラリー

15.古賀政男記念館

大川市生まれで昭和歌謡曲を代表する作曲家、古賀政男氏の愛用の楽器や遺品などを展示。アンサンブル演奏による古賀メロディーは必聴。
大川市三丸844 ☎0944-86-4133 観覧料400円

16.三柱(みはしら)神社

西国一の強者とも称された柳川藩初代藩主・立花宗茂公など三神を祀る。毎年10月には、囃子山車や踊り山が町内を練り歩く「御賑会(おにぎえ)」(写真)が開催される。
柳川市三橋町高畑323-1 ☎0944-72-3883
ドライブスタンプラリー

17.柳川よかもん館

うなぎやのり製品といった柳川ブランド認定品や、柳川の農水産物を使った新商品など、柳川にこだわった商品を取り揃える。市内観光やイベントなどの情報も紹介。
柳川市京町13-1 ☎0944-72-9510
ドライブスタンプラリー

18.北原白秋生家・記念館

柳川出身の詩人、北原白秋の生家では、家業の様子や白秋の著書、遺品などを展示。記念館では水郷柳川の民俗資料や白秋の詩業を、時代を追って紹介する。
柳川市沖端町55-1 ☎0944-72-6773 入館料600円
写真=公益財団法人北原白秋生家記念財団所蔵
ドライブスタンプラリー

19.道の駅みやま

新鮮な野菜や果物、花といった特産品が並ぶ直売所「がまだしもん」や、地元食材を用いたラーメンやうどん、ピザなどのフードコート、観光案内所などを併設。
みやま市瀬高町大江2328 ☎0944-67-6477
ドライブスタンプラリー

20.高田濃施山(のせやま)公園

四季折々の自然を感じる園内では、巨大な複合遊具や噴水池をはじめ、パターゴルフやキャンプ、バーベキュー(有料)も楽しめる。
みやま市高田町下楠田480 ☎0944-22-4886(高田濃施山公園管理事務所)
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21.清水寺(きよみずでら)

9世紀に唐から帰朝した最澄が開山。本殿横の三重塔や、室町時代に雪舟が築庭したという庭園などがある。
みやま市瀬高町本吉1119-1 ☎0944-62-2001 拝観料300円

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