ALT 秋色に染まるメタセコイアのトンネル。レンガ色に輝く葉が美しい
写真1 秋色に染まるメタセコイアのトンネル。レンガ色に輝く葉が美しい

マキノ高原のメタセコイア並木(滋賀県)。約500本が見せる一年中楽しめる絶景ドライブコース

絶景写真の専門家が、厳選したドライブコースをお届け
須藤英一

マキノ高原のメタセコイア並木は、約2.4kmにわたり約500本の木々が真っすぐ立ち並ぶ絶景スポット。滋賀県高島市にあり、地域住民の手で植えられ、大切に育てられてきた。今では「新・日本街路樹100景」にも選ばれている道。春の新緑から秋の紅葉、冬の雪景色まで四季折々の美しさを見せ、まるで映画のワンシーンのようなドラマチックなトンネルドライブを楽しめる。そんな四季折々で輝く絶景に出会えるドライブコースを、日本の隅々まで走り尽くした写真家の須藤英一さんが紹介。

目次

まるで緑のトンネル! 約2.4km続くマキノ高原のメタセコイア並木の絶景

滋賀県高島市のマキノ高原へ続く県道沿いに、約2.4kmにわたって約500本のメタセコイアが並んでいる。道路の両側に背の高いメタセコイアの木がずらりと並び、真っすぐに延びる道路と円錐形の木々、さらに遠くに見える野坂山地が美しい景観をつくり出している。ここをドライブするとまるで緑のトンネルの中を走っているような感覚が味わえる。

「新・日本街路樹100景」にも選ばれた地域がつなぐストーリー

ALT 芽吹きを待つ、凛とした姿の並木道。真っすぐに延びる道が印象的だ

写真2 芽吹きを待つ、凛とした姿の並木道。真っすぐに延びる道が印象的だ

この並木が誕生したのは1981年。学童農園の整備事業の一環として、マキノ町果樹生産組合が植えたことが始まりで、その後、組合関係者をはじめとする地域の人々によって大切に育てられ、現在の壮大な並木へと成長した。1994年には「新・日本街路樹100景」に選ばれている。メタセコイアは中国原産のヒノキ科メタセコイア属の落葉高木で、樹高は35mにもなる。

新緑・紅葉・雪景色! 何度訪れても感動する四季折々の表情が魅力

ALT 深緑のメタセコイアに囲まれた、記念碑。この並木の歴史と美しさを伝えている

写真3 深緑のメタセコイアに囲まれた、記念碑。この並木の歴史と美しさを伝えている

季節によって木々の色が大きく変わるのが魅力のひとつ。春は柔らかな新緑、夏は鮮やかな深緑、秋には赤茶色の紅葉、冬には雪をまとった幻想的な景色が楽しめる。そのために何度走っても飽きない道で、自然の美しさを感じながら、まるで映画のワンシーンの中に入り込んだような気分でドライブすることができるだろう。


マキノ高原のメタセコイア並木 データ

マキノ高原のメタセコイア並木までは、名神高速道路・京都東ICから国道161号を経由して約80分でアクセスできる。北陸自動車道を利用する場合は、木ノ本ICまたは敦賀ICから約30分。散策の際は、メタセコイア並木周辺の路上駐車は危険なので、近隣の駐車場を調べておこう。

本内容は、須藤氏が撮影したときの情報を基に編集しています。詳細については、お出かけ前に最新の情報をご確認ください。

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須藤英一

1956年東京生まれ。アバコ撮影スタジオを経て1981年フリーカメラマンに。1985年から雑誌『アウトライダー』でツーリング写真の撮影を開始。以来、日本の道や風景をテーマにした写真を撮り続けている。『秋冬色の風景ドライブ―絶景の道を求めて』(2009年/JAF出版社)、『新・日本百名道』(2014年/大泉書店)など著書多数。 日本の絶景・Japan Beautiful Landscape

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