日野自動車、モビリティーショーにBEVや燃料電池トラックを出展
環境への配慮と物流の2024年問題に対するソリューションを提案10月28日~11月5日に東京ビッグサイトで開催される「JAPAN MOBILITY SHOW2023(ジャパンモビリティショー)」。日野自動車では「人、そして物の移動を支え、豊かで住みよい世界と未来に貢献する」をテーマに、トラックドライバーの負担軽減をはじめ、積載量や航続距離を伸ばしたBEV・燃料電池トラックなど、環境への配慮と物流における「2024年問題」を見据えた出展を行う。
物流の「ラストワンマイル」に貢献する小型BEVトラックを出展、試乗も可能
今回のジャパンモビリティーショーで日野自動車が出展する車両は、2022年6月に発売された小型BEVトラック「日野デュトロ Z EV」。最高出力50 kWのモーターと容量40 kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、WLTCモードでの航続距離は最大150 kmを実現。専用シャシを用いた超低床構造により荷役作業性や乗降性に優れており、ウォークスルーバンで全長4,695×全幅1,695×全高2,290mm、サイド扉付のアルミバンで同4,690×1,925×2,480mmと、物流のラストワンマイルに最適化した車両だ。
日野デュトロ Z EVウォークスルーバン
日野デュトロ Z EVアルミバン
ジャパンモビリティーショーの会場となる東京ビッグサイト東屋外駐車場では、日野デュトロ Z EVの同乗試乗も体験できる(要事前予約)。
環境に配慮した大型燃料電池トラックのプロトタイプを出展
日野プロフィア Z FCV プロトタイプ
同じく日野自動車では今回、トヨタと共同開発中の燃料電池大型トラック「日野プロフィア Z FCV プロトタイプ」も出展。新開発の大容量高圧水素タンクを採用し、航続距離は約600kmを目標に走行実証を進めている。幹線輸送を前提に積載量や航続距離といった実用性を高めつつ、水素社会の普及に向けて環境に配慮した一台となることを目指している。
ほかにも日野自動車ブースでは、商用EVや設備の導入に向けたコンサルティングや、様々なステークホルダーと協業し、エネルギー・物流の社会課題を解決する取り組みについて紹介する。
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