首都高、高速八重洲線を2025年4月5日から10年間通行止めへ! ついにKK線の廃止日が決定
神田橋JCT~西銀座JCT・京橋JCT~汐留JCT付近通行不可首都高速道路(首都高)、高速八重洲線が2025年4月5日午後8時から、10年間通行止めとなる。通行止めと同日に、東京高速道路(KK線)が廃止に。なお、汐留出入口と東銀座出入口は、通行止め開始後も利用できる。
2035年から丸の内入口が開通、新たな都心環状ルートが誕生
首都高八重洲線は、神田橋JCTから東京駅八重洲口そばを経て汐留JCTに至る高速道路。途中でKK線へつながっており(下図参照)、東京の復興や渋滞緩和に貢献してきた。
通行止めになる区間は、八重洲線(北行き・南行き)の神田橋JCTから西銀座JCT。通行止め期間中は、八重洲出入口・丸の内出口が利用できなくなる。
同日からKK線が廃止となり、新橋出入口・土橋入口・西銀座入口・新京橋出口も廃止になる。なお、汐留出入口・東銀座出入口は、長期通行止め開始後、KK線廃止後も利用できる。
首都高で通行止めになる区間と廃止になる区間
提供:東京高速道路株式会社
ここまで長い間通行止めになるのは、首都高で新たなルート整備が行われるためだという。都心環状線・日本橋区間の地下化に伴い、江戸川JCTの高速都心環状線連結路が廃止に。そのため、首都高は2035年には新しく整備する新京橋連結路を現在の八重洲線へつなげ、円滑な交通を確保するとしている。新京橋連結路の整備に伴い、2035年から丸の内入口(仮称)が開通し、新たな都心環状ルートが誕生する予定だ。
廃止後は歩行者中心の公共空間に生まれ変わる予定
八重洲線の長期通行止めは、2035年度に予定される新しい都心環状ルートの整備に伴い、造り替えが必要となるため。さらに、都心環状線と八重洲線の分岐部や、地下にある八重洲トンネルの改築も進められる予定だ。
また、都心環状ルート変更と老朽化の影響で、KK線が廃止に。廃止後のKK線は、「歩行者中心の公共空間」として生まれ変わる予定。2030年代から2040年代の整備完了を目標としており、数年中には一部区間が利用開始となる予定だ。
八重洲線の長期通行止めとKK線廃止に伴い、周辺道路の混雑や混乱が予想される。安全に運転するためにも、最新情報や渋滞予測を首都高ドライバーズサイト でチェックしておこう。
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