側面衝突によるチャイルドシートの安全性をJAFユーザーテストで公開!
時速50kmで側面から衝突された衝撃を再現し検証チャイルドシートは、2023年9月以降はR129という新安全規則に適合したもののみが生産されています。R129では新たにドア側(側面)からの衝突試験が加わったため、今回はR129規格に対応したチャイルドシートについて側面衝突した際の安全性について検証しました。
真横から後席ドアにクルマがぶつかる側面衝突を再現
R129はチャイルドシートの性能を評価する新しい基準です。2023年9 月に旧基準R44から完全移行しました。R44とR129の主な違いは下の通りですが、注目したいのは側面衝突試験が新設されたため、側面衝突時の安全性が向上したことです。今回は側面衝突時の安全性を、交通安全環境研究所と共同でテストしました。
●旧基準R44から新基準R129で変わった4つのポイント
1.認証試験に側面衝突試験を追加(側面衝突時の安全性が向上)
2.試験ダミーを変更(評価項目が増え安全性が向上)
3.製品選びの基準を体重から身長に変更(誤使用の防止)
4.後ろ向きでの使用義務を生後15か月未満まで延長(首の力が弱い乳幼児の安全性が向上)
側面衝突は、乗員がドアやガラス、ピラーに直接ぶつかる可能性が高いため、チャイルドシートが重要になります。今回は後席に子供が座っている状態を想定して、真横から後席ドアに車がぶつかる側面衝突を再現。その結果を、自動車衝突時の乗員保護に詳しい名古屋大学の水野幸治教授に分析してもらいました。
R44とR129、側面衝突時の安全性に違いは?
結果は、R44とR129の製品はどちらも安全な範囲内でした。名古屋大学の水野教授によると、「どちらの製品も安全の範囲内でしたが、挙動を細かく見るとR129製品のほうがわずかに良い結果でした。これは横からの衝撃を軽減するチャイルドシートの側面部分がR44製品より大きく厚いことが理由の一つと考えられます」とのこと。
今回の検証では、新安全基準のR129と従来の安全基準R44は、どちらも安全ででしたが、R129のほうが側面衝突時の安全性は高いという結果でした。側面衝突においてもチャイルドシートの不使用や誤使用(ミスユース)は体や頭部の強打につながるため、子供の安全を守るためには、体格に合わせて適切なチャイルドシートを使用することが最も重要です。
旧基準R44(写真左)、新基準R129(写真右)製品ともに体は最後までチャイルドシート内に収まっており、重篤な傷害につながる体や頭部の強打はなかった
側面衝突のテスト動画は、こちらもチェック!
写真は衝突の瞬間。子供の側面を守るものがなく、頭がドアに打ち付けられた
- チャイルドシートを使用しないとどうなる?
子供の側面を守るものがないため、頭をドアの上部に打ち付けました。この箇所はクッション材が入っていない車も多く、頭部損傷のおそれがあります。頭部を保護できるよう適切なチャイルドシートを使用しましょう。
詳しいテスト結果は、JAFユーザーテスト資料編にまとめています
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