首都高・圏央道・アクアラインではお盆期間に激しい渋滞が予測! 渋滞スポットと所要時間を解説
8月は月初から渋滞多発!羽田空港へ向かう方は要注意首都高速道路株式会社は、首都高速道路(首都高)で8月は渋滞が多発するとの予測を発表した。また、NEXCO東日本は、8月8日にかけて圏央道など関東地方の高速道路各所で渋滞が多発すると予測しているが、首都高の渋滞は少し早く発生する見込み。 夏休みは羽田空港の利用者も増える。渋滞が発生することを予想して早めの行動を心がけたい
首都高では2024年8月1日~9日に渋滞が多発する見込み
首都高速道路(以下:首都高)株式会社は8月1日〜9日にかけて首都高で多数の渋滞が発生すると予測している。
特に「川崎浮島ジャンクション」を先頭として激しい渋滞が発生することが予測されており、東京方面から羽田空港に行く場合は「1号羽田線空港西出口」の利用を呼びかけている。羽田空港発の飛行機を利用して帰省する方は時間に余裕を持って出発するか、電車での移動がおすすめだ。
なお、特に混雑が予想されている出口と時間は以下のとおりだ。
湾岸線
・東行き西行き:川崎浮島JCTアクアライン方面:午前6時~午後3時
・東行き:葛西出口:午前5時~午前9時
横羽線
・下り方面:みなとみらい出口:午前8時頃~午後4時
川崎浮島JCTアクアライン方面は、木更津・千葉方面にショッピングモールがある。葛西出口の先には、舞浜エリアのレジャースポットがあるため、早い時間の渋滞が予測されている。横羽線のみなとみらい出口の先にもショッピングモールがあり、混雑が予想されている。
8月10日~12日は「CA東京湾アクアライン」で渋滞発生の予測
一方、8月10日~18日は首都高は比較的スムーズに流れる予想だ。お盆休み中に東京に遊びや仕事で東京に来られる方は、渋滞に悩まされずにすむかもしれない。
ただし、8月10日~12日にかけて「CA東京湾アクアライン」(下り方面)では、首都高湾岸線まで伸びる渋滞が発生する見込み。特に大井JCTから川崎浮島JCTまでの区間は、大渋滞が発生する予想なので、8月10日~12日の間にCA東京湾アクアラインを通行する方は、時間に余裕を持った行動を心がけてほしい。
2023年は8月12日に湾岸線「辰巳JCT」より「空港中央出口」にかけて、午前9時から午後3時の間に激しい渋滞が発生した。渋滞のピークは午前10時、通常約10分で通行できるところ50分を要した。2024年も同程度の渋滞が発生すると予測されている。
湾岸線混雑時には「辰巳JCT」より1号羽田線「空港西出口」を通るルートを利用してほしい。所要時間は25分と湾岸線より時間がかかるが、2023年は渋滞が発生しても通行にかかる時間は35分と、10分程度の遅れですんでいる。
圏央道で特に激しい渋滞が予想されるエリア
NEXCO東日本東京支社・八王子支社では、圏央道でのお盆期間中に15km渋滞発生が予想される地域を以下のように発表している。
内回り
・8月8日 午前6時~午後8時ころ
川口東IC (外環道内回り)で
最大15kmの渋滞(所要時間 約45分)
・8月8日 午前8時~午後2時ころ
八王子JCT付近 (圏央道)で
最大20kmの渋滞(所要時間 約1時間)
・8月8日 午前6時~午後8時ころ
海老名JCT付近 (圏央道)で
最大15kmの渋滞(所要時間 約40分)
外回り
・8月8日 午前6時~午後3時ころ
川口東IC (外環道外回り)で
最大15kmの渋滞(所要時間 約45分)
最新の交通情報をチェックしたうえで出発してほしい。なお、35km以上の渋滞発生予想はこちら
から確認が可能。
また、関東甲信越の高速道路で発生する渋滞の予測は、【2024年お盆版】NEXCO東日本公式渋滞予報士による渋滞予報ガイド
などでも行われているので、首都高や圏央道を経由して都外に出かける方は参考にしてほしい。
お盆期間は休日割引が適用されない
8月8日〜18日は、渋滞の激化を避けるため休日割引が適用されない。8月10〜12日、8月17日、18日に移動される方は注意してほしい。
渋滞中の運転で気をつけるポイント
高速道路では、一般道よりずっと早く車間距離が詰まってしまう。そのため、前方が渋滞したら、早めにスピードダウンを心がけてほしい。追突を避けるためにも、前方との車間距離を長めに保つこと、先行車がブレーキをかけ始めたら早めにブレーキを踏むことが大切だ。
のろのろ運転であってもよそ見は厳禁だ。車同士が接触すれば大事故につながる恐れがある。渋滞のストレスで注意力が散漫になってきたと思ったら、早めに休憩を取ろう。
このほか、渋滞している高速道路を通る場合は、渋滞情報を随時チェックし、トイレを済ますなどの準備も有効だ。