東名・新東名高速|2024年お盆休みの渋滞状況は?
渋滞回避・緩和ポイントも紹介NEXCO中日本は、お盆休みの2024年8月8日~8月18日の11日間の東名高速道路(東名)や新東名高速道路(新東名)などの交通集中による10km以上の渋滞発生箇所の予測を発表した。予想される渋滞箇所や日時、通過所要時間を確認し、混雑が予測される日時を避けて快適なドライブを楽しもう。
お盆休み期間中10㎞以上の渋滞発生は上下線合計で211回にも上ると予測
お盆休みに10㎞以上の渋滞が発生する回数は上下線合計で211回と、昨年の99回を大きく上回る見込みだ。渋滞発生回数の日別の内訳では、下り線が8月10日と8月11日、上り線では8月12日にピークを迎える。
利用の日や時間帯を変更するなど、分散利用も検討しよう。
渋滞の発生箇所や日時など詳細は、公表の渋滞発生予測リストで確認できる。予測リストを確認し移動時間を前後にずらし渋滞を回避したい。
秦野中井IC付近先頭とした30㎞以上の激しい渋滞に注意
また、30㎞以上の激しい渋滞が予測される箇所を明記し、注意が促されている。特に、東名・新東名高速下りでは、秦野中井IC(神奈川県秦野市)付近を先頭とした渋滞が予測されている。ピーク日時における渋滞予測の詳細は下記の通りだ。
・8月10日午前7時ころ、
秦野中井IC付近から45km
(東京IC~秦野中井IC、所要時間約110分)
・8月11日午前9時ころ、
秦野中井IC付近()から35km
(横浜青葉IC~秦野中井IC、所要時間約85分)
渋滞を回避する方法としては、8月10日に移動予定の場合、8月9日の午後8時より前、または8月10日の午後4時以降に東京ICを通過すると、通常の所要時間である35分で済み、渋滞ピーク時の3分の1の所要時間で通過できる予測だ。
また、昨年の東名(上り線)の静岡IC〜東京ICの利用において、静岡ICの通過時刻を午後3時から午前8時への変更で、所要時間が約1時間20分も短縮された事例もある。出発時間を調整することで激しい渋滞を回避できそうだ。
渋滞を緩和する運転方法の3つのポイント
移動日や出発時間を渋滞予測ピークの前後にずらす以外にも、運転方法で渋滞を緩和できる。渋滞を緩和する運転方法のポイントは以下の3つだ。
・上り坂でも減速せず、同じ速度で走行する
・余計なブレーキを踏まないよう、十分な車間距離を確保する
・必要以上の車線変更は行わないようにする
ドライバーの少しの心がけでも渋滞は緩和につながる。上記ポイントを意識して運転したい。
休日割引対象外の土日・祝日を避け、快適なドライブを
「目で見るハイウェイテレホン」や「渋滞予測・おでかけガイド」など、さまざまなツールで渋滞予測情報や道路交通情報が提供されている。出発前に渋滞発生予測とあわせて道路交通情報を確認し、快適なドライブ計画に役立てたい。
お盆休みの土日・祝日の5日間(8月10日、11日、12日、17日、18日)は、渋滞対策として高速道路の休日割引は適用されないため、平日の移動でも通行料金は変わらない。
特に激しい混雑が予測される期間は、休憩施設などで駐車場整理員の配置、臨時トイレの設置、大型車駐車マスの増加などの混雑対策が実施される。休憩をこまめにとり、安全運転を心がけたい。