名神高速|2024年お盆休みの渋滞状況は⁉
渋滞回避・緩和ポイントも紹介NEXCO西日本は、お盆休みの2024年8月8日~8月18日の11日間の名神高速道路(名神高速)や九州自動車道など管内の高速道路における交通集中による渋滞予測を発表した。お盆休み期間中、上下線合計で119回と予測される10km以上の渋滞地点や日時、通過所要時間を確認できる。情報を参考に渋滞を回避し、安全で快適なドライブを楽しみたい。
名神高速における10km以上の渋滞発生予測は上下線合計で32回
NEXCO西日本の発表によると、名神高速では、上下線で32回の渋滞発生が予測されている。渋滞発生回数の日別内訳では、下り線で8月10日~8月12日、上り線では8月11日~8月13日にピークを迎える。
渋滞の発生地点や日時など詳細は、公表の渋滞予測地点リストで確認できる。リストを確認し移動時間を前後にずらして渋滞を回避したい。
名神高速で25km以上の激しい渋滞も6回発生の見込み
NEXCO西日本では、名神高速において25km以上の激しい渋滞が予測される地点を明記し、注意を促している。
下り線(名古屋から大阪方面)では旧山科BS(京都府京都市)を先頭とする4回の渋滞が見込まれる。
・8月8日午後12時から午後10時(ピークは午後5時)
旧山科BS付近から最大25km
(竜王IC~京都南IC、所要時間約125分)
・8月8日午後12時から午後10時(ピークは午後5時)
旧山科BS付近から最大25km
(信楽IC~京都南IC、所要時間約125分)
・8月9日午後2時から午前0時(ピークは午後5時)
旧山科BS付近から最大30km
(竜王IC~京都南IC、所要時間約150分)
・8月9日午後2時から午前0時(ピークは午後5時)
旧山科BS付近から最大30km
(信楽IC~京都南IC、所要時間約150分)
上り線(大阪から名古屋方面)では大津IC付近(滋賀県大津市)から2回の渋滞見込みだ。
・8月8日午前7時から午後4時(ピークは午前9時)
大津IC付近から最大25km
(高槻JCT~大津IC、所要時間約100分)
・8月10日午前6時から午後3時(ピークは午前9時)
大津IC付近から最大25km
(高槻JCT~大津IC、所要時間約100分)
渋滞対象時間に対象区間の走行を予定している場合、出発時間を前後に変更し、激しい渋滞を回避したい。
渋滞の緩和につながる4つの運転ポイント
移動日や出発時間を渋滞予測ピークの前後にずらす以外にも、渋滞の緩和につながる運転方法もあるので、ぜひ実践していただきたい。
・上り坂でも減速せず、同じ速度で走行する
・トンネルの出口などで余計なブレーキを踏まないよう、十分な車間距離を確保する
・必要以上の車線変更は行わない
・混雑時のICやJCT、SAの合流ポイントでファスナー合流を行う
ファスナー合流とは、規則正しく1台ずつファスナーのように交互に合流することを指す。ドライバーの少しの心がけが渋滞の緩和につながる。上記4つのポイントを意識して運転したい。
休日割引対象外の土日・祝日を避け、安全・快適なドライブを
お盆休みの土日・祝日の5日間(8月10日、11日、12日、17日、18日)は、渋滞対策として高速道路の休日割引対象外となる。通行料金は変わらないため平日移動も検討しよう。
もし、渋滞に巻き込まれた時には、下記4つのポイントで安全運転を心がけたい。
・全席シートベルトの着用とこまめで早めの休憩
・前方に注意し、車間距離を十分に確保
・情報板などで渋滞情報を確認
・渋滞後尾ではハザードランプを点灯し後続車に合図
万が一事故や故障が発生した場合には、停車後ハザードランプを点灯し、発炎筒や停止表示板で後続
車に事故車や故障車の存在を知らせたい。そのうえで、通行車両に注意しながら速やかにガードレールの外など安全な場所に避難し「110 番」または「道路緊急ダイヤル#9910」や「非常電話」で通報しよう。
渋滞発生時の死傷事故率は、非渋滞時の40倍以上となるため、渋滞を避け移動したい。そのため、YouTubeで配信している渋滞予測士によるお盆期間の渋滞予測なども積極的に活用しよう。渋滞発生予測とあわせて出発前に道路交通情報を確認し、快適なドライブ計画に役立てたい。