中国・山陽道、四国・松山道｜2024年お盆休み中の渋滞状況は⁉

NEXCO西日本では、お盆休みに5km以上の渋滞が発生する回数は、山陽道で上下線合計28回発生すると見込んでいる。渋滞発生回数の日別内訳では、下り線(大阪から九州方面)で8月10日～8月12日、上り線(九州から大阪方面)で8月14日～8月15日にピークを迎える。

渋滞の発生地点や日時など詳細は、NEXCO西日本公表の渋滞予測箇所一覧で確認できる。

山陽道では、8月10日～8月12日にかけて10km以上の渋滞が6回見込まれている。下り線(大阪から九州方面)は5回で、渋滞の詳細は以下の通りだ。渋滞対象時間に対象区間の走行を予定している場合、出発時間を前後に変更し渋滞を回避したい。

・8月10日午前8時から午後12時(ピークは午前10時)ころ、
美ノ郷TN付近(広島県福山市)から最大10km
(福山東IC⇒尾道JCT、所要時間約30分)


・8月10日午前10時から午後4時(ピークは午後12時)ころ、
名越山TN付近(岡山市北区)から10km
(山陽IC⇒岡山JCT、所要時間約30分)


・8月10日午前10時から午後3時(ピークは午後12時)ころ、
入野TN付近(広島県東広島市)から10km
(三原久井IC⇒河内IC、所要時間約30分)


・8月11日午前9時から午後1時(ピークは午前11時)ころ、
福山SA付近(広島県福山市)から10km
(福山東IC⇒福山西IC、所要時間約30分)

・8月11日午前10時から午後2時(ピークは午後12時)ころ、
名越山TN付近(岡山市北区)から10km
(山陽IC⇒岡山JCT、所要時間約30分)


上り線(九州から大阪方面)は下記の1回となる。

・8月12日午前10時から午後3時(ピークは午後12時)ころ、
八本末TN付近(広島県東広島市)から10km
(広島東IC⇒西条IC、所要時間約30分)

渋滞が予測される時間に山陽道の利用が避けられない場合、中国自動車道(中国道)への迂回により所要時間が短縮されるケースもある。外出前に高速道路リアルタイム交通情報「アイハイウェイ」で渋滞状況を確認し、中国道への迂回も検討したい｡

山陽道で広島空港へ向かう上り線では、八本松TNと志和TN付近を先頭に5km～10kmの渋滞が予測されている。通常15分～30分の所要時間が、10分～20分程度増加する見込みだ。詳細は前述の渋滞予測箇所一覧から確認できる。

NEXCO西日本はETC2.0のデータを基にAIで算出した、山陽道・河内IC～五日市IC間のリアルタイム所要時間をウェブサイトで提供している(現在試行運用中)。提供情報を参考に、早めに出発し余裕を持って移動したい。

松山道では、8月11日～8月14日にかけて10km以上の渋滞が3回見込まれる。渋滞の詳細は以下の通りだ。

・8月11日午前8時から午後1時(ピークは午前10時)ころ、
下り線(宇和島方面)・明神山TN付近から最大10km
(松山IC⇒中山スマートIC)

・8月12日午前8時から午後1時(ピークは午前10時)ころ、
下り線(宇和島方面)・明神山TN付近から最大10km
(松山IC⇒中山スマートIC)

・8月14日午後3時から午後7時(ピークは午後5時)ころ、
上り線(松山方面)・袋口TN付近から最大10km
(内子五十崎IC⇒中山スマートIC)

松山道で発生が見込まれる5km以上の渋滞7回の詳細は以下から確認できる。

お盆休み中の土日・祝日の5日間(8月10日、11日、12日、17日、18日)は、渋滞対策としてETC休日割引が適用されない。お盆期間は通行料金が変わらないため、平日移動も含めて検討しよう。

また、渋滞発生時の死傷事故率は、非渋滞時の40倍以上となるため、渋滞を避けて移動したい。渋滞回避のための情報を積極的に活用しよう。

NEXCO西日本のウェブサイトでは、お盆期間の「渋滞予測ガイド」から渋滞状況を確認できる。「ルート検索･料金情報」で日時や出発IC･到着ICを入力すると、ルートや料金､渋滞予測を考慮した出発時間別の所要時間がわかる。また、YouTubeでは渋滞予測士によるお盆期間の渋滞予測が配信されている。出発前に渋滞発生予測一覧と道路交通情報を確認し、快適なドライブにしたい。