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広告:一般社団法人日本自動車整備振興会連合会

【第10回】1月更新 愛車を長く乗り続けるために重要なこととは?『定期点検を正しく理解しよう!』

愛車の点検と整備、きちんとできていますか? 連載10回目は、大切な愛車に長く乗り続けるための運転方法と、定期点検の重要性について解説します。

長期使用車両こそ定期点検整備が重要なワケ

愛車は、いつまでも大切に乗り続けたいものですが、長期間使用したクルマは走行距離や時間の経過とともに部品が摩耗や劣化し、適切な整備を怠った場合、故障も起きてしまいます。末永く乗り続ける愛車のためには細やかなケアが必要なのです。そのためにも整備工場で定期点検整備を確実に実施し、愛車の健康状態を把握・維持しておきましょう。
現代のクルマは、進化とともに信頼性と耐久性が高まりましたが、それに伴い初めて車が登録等されて10年を超える"長期使用車両"が増加傾向にあります。しかし、どんなにいたわって乗り続けたとしても、使用年数が伸びるにしたがって部品の劣化等による故障割合は高くなりがちです。
そして残念ながら、長期使用車両の定期点検実施率は大幅な減少傾向にあります。走行距離や運転の頻度に関わらず、ちょっとした不具合を放置し続けると、突然故障が発生し、重大な事故や部品交換による大きな出費につながるなど、さまざまなリスクを背負うことになりかねません。
クルマは、キズやヘコミといった目に見える傷みだけでなく、エンジンや足回りなど見えないところで摩耗・劣化が進んでいます。不具合等に気付きながらも、そのままにしてしまうなど故障や事故の危機意識が低くなってしまうというケースも多く見受けられ、ブレーキの効きが悪いため持ち込まれたクルマが、ブレーキパッドの消耗だけではなく金属ローターまで摩耗しており、いつブレーキが効かなくなってもおかしくはなかったという事例もあるほどです。

愛車を長く乗り続けるための運転方法とは

クルマを長く乗り続けるには、エコドライブと同じように丁寧に運転することが大切です。急発進や急停止をせず、ドライブ中も速度変化の少ない安定した運転を心掛ければ、クルマにも余分な負担がかからないので長持ちします。そのような運転は、燃費だけでなく環境面においても優れています。
長年乗り続けた愛車のさまざまなリスクや危険を回避するためにも、自動車の性能を維持するためにも点検整備が重要です。専門的な知識を持っている整備士に確実に点検整備をしてもらいましょう。

愛車を快適に使用するためのポイントを紹介!

愛車を末永く快適に使用するため、下記の項目については特に注意して運転しましょう!
【長期使用車両の重点確認項目】

  • メンテナンス不良によるエンジン異音発生
  • 劣化、摩耗によるタイミングベルト切断
  • 白金スパークプラグ不具合による点火不良
  • ラジエータキャップ劣化によるオーバーヒート
  • エンジンマウント劣化による亀裂
  • フレーム塗装劣化による腐食・破損

タイミング・ベルトはエンジンを動かす上で重要な役割を担っています。摩耗、劣化により切断した場合、走行不可能になってしまい、エンジンに重度の故障を引き起こしてしまう可能性もあります。

スパークプラグは、エンジンを動かすために、燃料に点火をしています。電極が消耗・損傷を起こすと、点火不良を起こし、燃費の悪化やエンジンの寿命に悪影響を与える可能性があります。

長期使用車両の重点確認項目について、より詳しく知りたい方はこちらからアクセス!

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