トラック輸送は物流の要。もしもトラック輸送が止まったら、生活はどうなる?
知っているとちょっと自慢できるクルマ関連の記念日日本の物流の大半を担うトラック輸送の重要性を広く知ってほしいと定められた記念日。労働時間の規制により人手不足が深刻化するなか、業界では多様な人材が活躍できる環境づくりが進められている。
10月9日は「トラックの日」
公益社団法人全日本トラック協会が、1992(平成4)年に制定した記念日。営業用トラックへの正しい理解を深めてもらうことを目指し、毎年この日を中心に全国各地で交通安全教室や絵画コンクールなどのイベントが開催される。日付は「ト(10)ラック(9)」の語呂合わせから。
私たちの暮らしに欠かせない物流は、海運、鉄道、航空などの多彩な輸送手段によって支えられているが、なかでもトラック輸送が占める割合は圧倒的だ。国土交通省によれば、2018(令和元)年度に国内で運ばれた貨物の総量は約47億トン。そのうち9割以上がトラック輸送で、日本の貨物のほとんどをトラックが運んでいる。
もしトラック輸送が止まれば、生活は瞬く間に混乱し、病院や生産現場など社会の基盤が機能不全に陥るだろう。この記念日を機に、トラックが果たしている重要な役割について、改めて考えてみたい。
※一般社団法人日本記念日協会認定日
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