自動車交通トピックス

意外にも、5月は熱中症に要注意! 子どもを車内に残して離れる危険性とは?

初夏でも車内温度は45℃以上に!

2023.05.12

日本気象協会推進「熱中症ゼロ」(https://www.netsuzero.jp/learning/le15)より一部抜粋

2023.05.12

日本気象協会推進「熱中症ゼロ」(https://www.netsuzero.jp/learning/le15)より一部抜粋

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JAF(一般社団法人日本自動車連盟)は、2022年12月13日~2023年1月12日までの1カ月間、同居に関わらず家族に12歳以下の子供がいる方を対象に実施していた「子どもの車内事故に関するアンケート調査」の結果を公表。気温変化の激しい初夏から夏に向け、車内での熱中症事故の危険性について注意喚起をおこなった。

約55%の人が「子どもを残して車を離れる」経験あり!

アンケート結果によると、「時間の長さに関わらず、少しの時間であっても子どもを車内に残したまま車を離れたことがありますか?」との質問に対して、なんと全体の半数以上となる54.8%の人が「子どもを車内に残して車を離れたことがある」と回答した。
車を離れた理由で最も多かったのは、「用事(買い物や兄弟の送迎など)を終えてすぐに(5分以内)車に戻ることができるため」が54.8%だった。

●「子どもを車内に残したまま車を離れたことがある」と回答した方の理由

用事(買い物や兄弟の送迎など)を終えて
すぐに(5分以内)車に戻ることができるため
54.8%
子どもが寝てしまい、起こさないため 19.3%
子どもの希望(降りるのを嫌がるなど) 12.6%
子どもがゲームやDVDを見ていたため 4.4%
エアコンをつけており、
車内の方が快適であるため大丈夫だと思った
1.5%
子どもが乗っていることをつい忘れてしまった 1.5%
何かあった場合子どもが自分で車から降り
られるよう、車のカギをかけていなかったため
0.7%
その他 5.2%

暑熱順化ができにくい5月は熱中症のリスクが高まる

暑熱順化とは、体が暑さに慣れること。暑い日が続くと、体が暑さに慣れて(暑熱順化)暑さに強くなる。この暑熱順化ができていない状態だと、体温調節がうまくできず熱中症になりやすい。季節的には、5月は熱中症に注意が必要な時期と言われている。気温上昇の変化が激しいことや、体がまだ暑さに慣れていない(暑熱順化できていない)ことが理由だ。また、梅雨の晴れ間や梅雨明けなど、熱中症になりやすい時期が続くので注意が必要だ。

暑熱順化できていない時とできている時の体の状態図

体が暑さに慣れておらず暑熱順化ができていないと、熱中症になりやすい(出典:日本気象協会推進 熱中症ゼロへ)。

過ごしやすい外気温でも車内温度は45℃以上に!

JAFがおこなったテスト(JAFユーザーテスト)では、初夏にかけて快適な気候でも車内温度が上昇し熱中症になる恐れがあるため、車両の大小による車内温度の違いを計測した。計測時の外気温は23.3~24.4℃、外湿度は11~19%。1時間後の車内温度は、軽ワゴンが37.5℃、大型SUVが43.5℃となった。また、同じ車両を使い車内湿度の違いにより熱中症の目安となる暑さ指数(WBGT)が、それぞれどうなるか計測したところ、湿度が高い方が熱中症になる危険性が高くなった。

軽ワゴンと大型SUVの1時間経過後の車内温度。軽ワゴン37.5℃、大型SUV43.5℃

大型車の方がフロントガラスの面積が広く角度が浅いため、大型SUVは軽ワゴンより6.5℃高い43.5℃となった。

湿度約15%と約45%での暑さ指数と熱中症の目安の比較

同じ外気温でも車内湿度が高いと熱中症になりやすくなるため、エアコンによるこまめな除湿も重要。


初夏にかけて清々しいドライブ日和も多いが、実は熱中症になりやすい時期でもある。特に体温調節機能が未発達な子どもは、さらに注意が必要だ。ちょっとの時間だからと車内に残したまま車を離れないことはもちろんだが、窓開けによる換気やエアコンによる除湿などのこまめな対策も忘れずに。

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