ひとりで横断歩道を渡るとき、友達と公園でボール遊びをしているとき…子供が道路で気を付けるべきことは?
おやこで学ぶ、通学路の安全クイズ【歩行者・遊び編】春は新入学の季節。学校生活が始まると、子供が外で一人で歩いたり、友達と遊んだりする機会も増えてきます。道路でクルマやバイク、自転車などと交通事故にあわないか心配になりますよね。外を歩くときや公園で遊ぶときに、子供が自分で守ってほしい交通安全の基本について、お子さんと一緒にこの2択クイズでチェックしてみませんか。
目次
- 【クイズその1】「おうだんほどう」を わたるとき、どっちが あんぜん?
- 【クイズその2】「あかしんごう」を まっているとき、どっちが あんぜん?
- 【クイズその3】どうろの むこうに 「ともだち」が いるよ。どっちが あんぜん?
- 【クイズその4】ともだちと いっしょに 「ほどう」を あるいているよ。どっちが あんぜん?
- 【クイズその5】ほどうに 「たかくなっている」 ところが あるよ 。このうえを あるいても いいかな?
- 【クイズその6】ちゅうしゃじょうで 「かくれんぼ」しても いいかな?
- 【クイズその7】あそんでいたら、ボールが どうろに でてしまったよ。どっちが あんぜん?
- 【クイズその8】くらく なってから そとを あるくとき、どっちの ふくが いい?
- 【大人の方へ】子どもに交通安全を教えるコツ
- 【大人も挑戦!】交通安全クイズ「危険予知」
そとを あるくときや、こうえんで あそぶときの 「やくそく」について、これから クイズを するよ!
このクイズには、どうろや おうだんほどう、こうえんの 「しゃしん」が でてくるよ。しゃしんの おともだちが、クルマや じてんしゃと ぶつかって けがを しないように、どちらが「ただしい」か、えらんでね。
【クイズその1】「おうだんほどう」を わたるとき、どっちが あんぜん?
① まわりを みないで、すぐに わたる
② わたるまえに、みぎ・ひだりを よくみる
-
せいかいは ②
おうだんほどうを あわてて わたると、くるまや じてんしゃに ぶつかるかもしれないよ。わたるまえに 「みぎ・ひだり」を よくみてね。
【クイズその2】「あかしんごう」を まっているとき、どっちが あんぜん?
① ほどうの なかで まつ
② ほどうの はしっこで まつ
-
せいかいは ①
ほどうの ぎりぎりに たっていると、くるまや じてんしゃが ぶつかってくるかも しれないよ。ほどうの なかで しんごうが かわるのを まとう。
【クイズその3】どうろの むこうに 「ともだち」が いるよ。どっちが あんぜん?
① わたるまえに、みぎ・ひだりを よくみて、てをあげて わたる
② いそいで ともだちの ところに いく
-
せいかいは ①
ともだちが いても、あわてて どうろを わたったら あぶないよ。わたるまえに、「みぎ・ひだり」を よくみてから、てをあげて わたろう。
【クイズその4】ともだちと いっしょに 「ほどう」を あるいているよ。どっちが あんぜん?
① みんなで 「おいかけっこ」を する
② みんなで 「いちれつに」 あるく
-
せいかいは ②
ともだちと いっしょにいると、ついつい あそびたく なるけれど、ほかの ひとや じてんしゃも いるので あぶないよ。ほどうを あるくときは、いちれつになって あるこう。
【クイズその5】ほどうに 「たかくなっている」 ところが あるよ 。このうえを あるいても いいかな?
① いい
② ダメ
-
せいかいは ②
たかくなっている ところを あるくと、ころんで けがを したり、どうろに たおれたり するかも しれないよ。きちんと ほどうを あるこう。
【クイズその6】ちゅうしゃじょうで 「かくれんぼ」しても いいかな?
① ダメ
② いい
-
せいかいは ①
ちゅうしゃじょうで、かくれんぼや おにごっこを すると、きゅうに クルマが うごきだすことが あるから、あぶないよ。ちゅうしゃじょうでは 「あそばない」 でね。
【クイズその7】あそんでいたら、ボールが どうろに でてしまったよ。どっちが あんぜん?
① いそいで ボールを おいかける
② どうろに でるまえに、みぎ・ひだりを よくみる
-
せいかいは ②
ボールを おいかけて、あわてて どうろに とびだすと、クルマや じてんしゃに ぶつかるかも しれないよ。あわてないで 「みぎ・ひだり」を よく みてから とりに いこう。
【クイズその8】くらく なってから そとを あるくとき、どっちの ふくが いい?
① きいろの ふく
② くろい ふく
-
せいかいは ①
くらく なってから くろい ふくを きると、クルマや じてんしゃから みえないよ。めだつように きいろや しろの あかるい ふくを きよう。
クイズは これで おわりです! ぜんもん せいかい できたかな? こうつうあんぜんに きをつけて、たのしく あそんでね!
【大人の方へ】子どもに交通安全を教えるコツ
文=香川大学教育学部教授 大久保智生
子どもに交通安全について教える際には、まず、「子ども目線で考える」ことが重要です。
大人は「このくらい当然わかっているはず」などと考えがちですが、子どもの年齢が低ければ低いほど、大人の感覚とは理解がかけ離れていると言えます。
また、大人と子どもでは目線の高さが異なり、見えているものの見え方も違います。これについても、ぜひ文字通り「子ども目線」で交通安全について考えてもらえたらと思います。
また、大人が危ない場面で注意するときも、単に「これはダメ」と言うのでは、他の場面で「ダメと言われなければ大丈夫」となってしまうことがあります。自分で危ないということを理解・納得しないと、子どもはまた同じことを繰り返します。
ですので、「何がダメなのか」、「どうしたらいいのか」を子どもに考えさせて、子ども自身が理解・納得できるまで伝える必要があります。
今回のポイント
- 子ども目線で考える
- 大人の「当然」は子どもの「疑問」
- 大人と子どもは物の見え方が違う
- 「ダメ」というだけでは逆効果も
- 子どもが自分で理解・納得するまで繰り返す
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